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Yamareco

記録ID: 1676562
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

天神谷(ハンター谷)〜二本松林道〜平野谷〜楠谷町〜二宮

2018年12月13日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.0km
登り
431m
下り
413m

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:37
合計
4:27
8:22
15
JR「三ノ宮」駅
8:37
8:44
3
風見鶏の館
8:47
8:51
3
イノシシ除け扉
8:54
8:55
0
2分岐(天神谷東尾根ルート分岐
8:55
8:55
80
天神谷 入口
10:15
10:17
2
城山道 合流(堂徳山分岐道標)
10:19
10:21
11
二本松バス停
10:32
10:33
9
猩々池(二本松林道)
10:42
10:43
8
七三峠方面 東分岐(二本松林道)
10:51
10:56
18
平野谷東尾根ルート交差(二本松林道)
11:14
11:14
3
弁天砂防ダム(二本松林道)
11:17
11:19
0
平野谷5分岐(二本松林道)
11:19
11:19
5
平野谷 下り口
11:24
11:24
14
大師道分岐(平野谷)
11:38
11:41
19
地蔵石像のある崩落地(平野谷)
12:00
12:03
0
楠谷砂防ダム(平野谷)
12:03
12:08
4
コンクリート擁壁(平野谷)
12:12
12:13
8
平野谷東尾根ルート 分岐(平野谷)
12:21
12:21
7
楠谷町バス停
12:28
12:28
21
大師道分岐地蔵尊
12:49
加納町交差点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR三ノ宮駅から徒歩で「風見鶏の館」の奥の天神谷入口へ
(帰り)平野谷登山口から徒歩で楠谷町を経て加納町交差点へ
コース状況/
危険箇所等
【「天神谷」について】
ここも「北野谷」と似ており普段は枯れ谷の様相。とはいえ、この谷はあまり荒れている印象はない。より整備の手が入っているのかもしれない。ところどころで倒木はあるものの、通行を阻止されるほどの状態の箇所はなく、幅も広めで比較的歩きやすい谷道だというのが全体の印象。

大小あわせてかなりの数の堰堤がそびえているが、中盤までの大半の堰堤は左岸側から楽に越えられる。この谷の肝は最後の4つの大きな堰堤越えで、これらは越えるのに結構苦労する。

11〜12番目の堰堤は左岸の急斜面を登るが、この斜面が非常に急角度で安全そうな足場もない。幸いにして細い虎ロープがあるので、それを頼りに身体を支えて自ら足場を作って登って行かなければならない。滑落の危険性もある状態。13番目の堰堤は右岸側から越えるが、ここもかなりの急斜面で、登ってもさらに滑りやすい斜面をトラバース気味に進まないと越えられないので注意が必要。それらに比べると最後の14番目の堰堤越えは左岸側斜面を登るが、比較的楽だ。

すべての堰堤越えをクリアしたら谷を詰めた格好になり、特徴的な大木を目印に左斜め上方向へ進むと踏み跡が現れてすぐに「城山道」へ合流する。合流地点は「堂徳山」山頂へ向かう分岐点のすぐ隣だ。


【「平野谷」について】
利用者は少なそうだが、かなり歩きゃすい明確な踏み跡が続く谷道。谷そのものを遡行(あるいは下り)するのではなく、谷筋に沿って付けられた山道を歩くパターンだ。ところどころに倒木があったり、少し地面が崩れている箇所もあるが、そういう場合はすべて通行できるように除けてあったり、巻き道が既にしっかり付けられているので何も問題ない。印象としては安全性が高いので、鍋蓋山・再度山・平野周辺でコースを組む際にはいろいろ便利かもしれない。

下流に行くに従って、廃屋となって久しそうな正体不明の空き家・空き小屋が無数に立ち並んでいるのが非常に不気味だが(中には現役の小屋もいくつかあるが)、それらを気にしなければ普通の山道。取り付き地点の水道施設付近は滑って転ぶと少し危険なのでそこだけ注意。下りきったら住宅地の中を南下し「楠谷町」バス停付近に出るが、そこから東へ少し歩くと「大師道」へ続く地蔵尊の分岐に出るので元町駅からも意外と近い。
JR「三ノ宮」駅から北西へ、北野異人館街にある「風見鶏の館」を目指す。加納町交差点まで北上してから山本通り沿いに西へ向かうとわりと分かりやすい
2018年12月13日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/13 8:38
JR「三ノ宮」駅から北西へ、北野異人館街にある「風見鶏の館」を目指す。加納町交差点まで北上してから山本通り沿いに西へ向かうとわりと分かりやすい
「風見鶏の館」のすぐ西にこのような路地があるので、細い道を真っすぐに北へ北へと入っていく
2018年12月13日 08:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 8:44
「風見鶏の館」のすぐ西にこのような路地があるので、細い道を真っすぐに北へ北へと入っていく
すぐに正面に白鉄柵があるが、右手の白い壁に沿ってさらに上っていく
2018年12月13日 08:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 8:45
すぐに正面に白鉄柵があるが、右手の白い壁に沿ってさらに上っていく
すると正面にイノシシ除けの鉄柵が見えてくる。ここが「天神谷」と「天神谷東尾根」への入口だ
2018年12月13日 08:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
12/13 8:47
すると正面にイノシシ除けの鉄柵が見えてくる。ここが「天神谷」と「天神谷東尾根」への入口だ
鉄柵を越えて道は左へ上り、堰堤の直前で右へ曲がって本格的な山道を上る
2018年12月13日 08:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 8:51
鉄柵を越えて道は左へ上り、堰堤の直前で右へ曲がって本格的な山道を上る
少しだけ九十九折的に歩くと、この2分岐地点。右への上りは「天神谷東尾根」、左の下りは「天神谷」だが、「天神谷」方向は木で通行止めな感じにしてある。この木を跨いで進んでいく
2018年12月13日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
12/13 8:54
少しだけ九十九折的に歩くと、この2分岐地点。右への上りは「天神谷東尾根」、左の下りは「天神谷」だが、「天神谷」方向は木で通行止めな感じにしてある。この木を跨いで進んでいく
木を跨ぐ際にその右側にある木を見ると、青いペンキで「ハンター谷」と書いてある。「ハンター谷」とは「天神谷」のことで、この別称でも呼ばれているようだ
2018年12月13日 08:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 8:55
木を跨ぐ際にその右側にある木を見ると、青いペンキで「ハンター谷」と書いてある。「ハンター谷」とは「天神谷」のことで、この別称でも呼ばれているようだ
この堰堤は「第2号コンクリート谷止」とある
2018年12月13日 09:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:00
この堰堤は「第2号コンクリート谷止」とある
この堰堤は「第3号コンクリート谷止」とある
2018年12月13日 09:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:01
この堰堤は「第3号コンクリート谷止」とある
次の堰堤。中盤迄の大小の堰堤群はすべて右から越えていく。斜面の角度で急なのが分かる
2018年12月13日 09:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:03
次の堰堤。中盤迄の大小の堰堤群はすべて右から越えていく。斜面の角度で急なのが分かる
右にカーブしたところに三連の堰堤。越えるべき道が倒木で塞がれているが、この倒木の上を跨いで無理矢理に越えていく。足が短いとちょっときつい
2018年12月13日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:06
右にカーブしたところに三連の堰堤。越えるべき道が倒木で塞がれているが、この倒木の上を跨いで無理矢理に越えていく。足が短いとちょっときつい
三連の堰堤の倒木を跨いでいるところ。この後さらに右手の斜面を登って、一番奥の三つ目の大きな堰堤のそばまで進む
2018年12月13日 09:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:07
三連の堰堤の倒木を跨いでいるところ。この後さらに右手の斜面を登って、一番奥の三つ目の大きな堰堤のそばまで進む
なんと三連の一番奥の「天神谷川堰堤−1」には階段道が。全部こうしてほしかったなあ・・・
2018年12月13日 09:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/13 9:11
なんと三連の一番奥の「天神谷川堰堤−1」には階段道が。全部こうしてほしかったなあ・・・
そのすぐ先には垂直のようにみえる岩場の急斜面。もし水が流れていたらここは見事な滝になっているだろうなと思う。滑って落ちたら大事故なので慎重に進む箇所だ
2018年12月13日 09:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/13 9:15
そのすぐ先には垂直のようにみえる岩場の急斜面。もし水が流れていたらここは見事な滝になっているだろうなと思う。滑って落ちたら大事故なので慎重に進む箇所だ
この箇所の周りには青いペンキマーキングがやたらとあるが、ややこしそうなので、迷わずに中央の谷筋を遡行して次の堰堤へ向かうのが良いと思う
2018年12月13日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:17
この箇所の周りには青いペンキマーキングがやたらとあるが、ややこしそうなので、迷わずに中央の谷筋を遡行して次の堰堤へ向かうのが良いと思う
次に出てくる堰堤「天神谷川堰堤−2」がこの谷の一番の難所かも。右手に見えている急斜面を登って越えて行かなくてはいけない
2018年12月13日 09:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:20
次に出てくる堰堤「天神谷川堰堤−2」がこの谷の一番の難所かも。右手に見えている急斜面を登って越えて行かなくてはいけない
急斜面はかなりの角度だが、それよりも踏ん張れるような足場が見当たらないのがきつい。細い虎ロープはあるがロープ沿いの斜面は足の置き場がないので、とにかく足を置ける場所を探すのが肝心だ。滑り落ちそうになるのを必死に堪えて進む
2018年12月13日 09:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:21
急斜面はかなりの角度だが、それよりも踏ん張れるような足場が見当たらないのがきつい。細い虎ロープはあるがロープ沿いの斜面は足の置き場がないので、とにかく足を置ける場所を探すのが肝心だ。滑り落ちそうになるのを必死に堪えて進む
難関の「天神谷川堰堤−2」越えを終わると上流の河原へ下る。この時期でもまだ見事な紅葉が残っていた。美しさにしばし見とれて休憩
2018年12月13日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:34
難関の「天神谷川堰堤−2」越えを終わると上流の河原へ下る。この時期でもまだ見事な紅葉が残っていた。美しさにしばし見とれて休憩
さらに遡行して「天神谷堰堤」へ。ここも右手の急斜面を登って越えていく
2018年12月13日 09:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:39
さらに遡行して「天神谷堰堤」へ。ここも右手の急斜面を登って越えていく
ここは斜面の進路上にたくさんの倒木があるので、なかなか思うように進めない。下をくぐるほどの隙間がないので、上を跨ぐか避けるか。そういう意味でここも難所だ
2018年12月13日 09:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:40
ここは斜面の進路上にたくさんの倒木があるので、なかなか思うように進めない。下をくぐるほどの隙間がないので、上を跨ぐか避けるか。そういう意味でここも難所だ
谷筋の2分岐では右へ、その先に次の堰堤。ここは左手(右岸側)から越えるので堰堤名は確認できなかったが、無名かもしれない
2018年12月13日 09:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:52
谷筋の2分岐では右へ、その先に次の堰堤。ここは左手(右岸側)から越えるので堰堤名は確認できなかったが、無名かもしれない
やはりここも急斜面なのは変わらない。虎ロープはあるがあまり有効ではない感じ。上のほうまで進んでもそこから先が急斜面トラバース状態なのでずっと緊張を強いられる
2018年12月13日 09:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:54
やはりここも急斜面なのは変わらない。虎ロープはあるがあまり有効ではない感じ。上のほうまで進んでもそこから先が急斜面トラバース状態なのでずっと緊張を強いられる
14番目の最後の堰堤は右手から。それまでの苦労があったので、ここを越えるのはかなり楽に感じた
2018年12月13日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 9:59
14番目の最後の堰堤は右手から。それまでの苦労があったので、ここを越えるのはかなり楽に感じた
全ての堰堤を越えたら谷筋が2分岐しているように見えるが、ここでも右へ進路を取る。かつでここに作業小屋でもあったんだろうか、ぞの残骸が残る谷筋のほうへ向かう
2018年12月13日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:03
全ての堰堤を越えたら谷筋が2分岐しているように見えるが、ここでも右へ進路を取る。かつでここに作業小屋でもあったんだろうか、ぞの残骸が残る谷筋のほうへ向かう
忠実に谷筋を遡行すると、目の前に特徴的な大木がそびえている。これが目印で、この大木の左側の斜面を意識して歩いていく
2018年12月13日 10:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:09
忠実に谷筋を遡行すると、目の前に特徴的な大木がそびえている。これが目印で、この大木の左側の斜面を意識して歩いていく
道案内の青いペンキマーキングが左手側の木の幹にたくさん付けられている。このあたりで谷が詰まったので、左手の斜面を登る
2018年12月13日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:10
道案内の青いペンキマーキングが左手側の木の幹にたくさん付けられている。このあたりで谷が詰まったので、左手の斜面を登る
左手の斜面にははっきり分かる踏み跡が続いているので、それに沿って登っていく。上のほうが明るくなってきて、終着点はもう目の前
2018年12月13日 10:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:13
左手の斜面にははっきり分かる踏み跡が続いているので、それに沿って登っていく。上のほうが明るくなってきて、終着点はもう目の前
終着点は「城山道」の西の端で、「碇山・市章山」へ向かう分岐点のすぐ隣だ
2018年12月13日 10:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 10:15
終着点は「城山道」の西の端で、「碇山・市章山」へ向かう分岐点のすぐ隣だ
「城山道」に上がって、振り返って撮影。写真左半分に今登ってきた場所が見えている。両サイドの2本の木に赤テープや青ペンキでマーキングがされている(少し前にはなかったような)
2018年12月13日 10:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:16
「城山道」に上がって、振り返って撮影。写真左半分に今登ってきた場所が見えている。両サイドの2本の木に赤テープや青ペンキでマーキングがされている(少し前にはなかったような)
「二本松バス停」で身支度を整えた後、「二本松林道」へ
2018年12月13日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:21
「二本松バス停」で身支度を整えた後、「二本松林道」へ
「猩々池」に到着。誰もいなかった。どんよりとした曇り空でこの日は写真映りも今一つ
2018年12月13日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 10:32
「猩々池」に到着。誰もいなかった。どんよりとした曇り空でこの日は写真映りも今一つ
「平野谷東尾根」ルートと交差する地点での、例の崩落個所。大規模だが通れないような状態ではないのが分かる
2018年12月13日 10:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 10:51
「平野谷東尾根」ルートと交差する地点での、例の崩落個所。大規模だが通れないような状態ではないのが分かる
「七三峠」へ向かう分岐道標が立っている「平野谷東尾根」ルートへの上り箇所は、どこから行けな良いのか見えない感じ
2018年12月13日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:55
「七三峠」へ向かう分岐道標が立っている「平野谷東尾根」ルートへの上り箇所は、どこから行けな良いのか見えない感じ
崩落個所を反対側から見るとこんな感じ。真ん中に説明板が立っているのが不思議な光景。なのになぜ通行止めのバリケードを置いているのか不明・・・登山者向けじゃなくて自動車用か!
2018年12月13日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 10:55
崩落個所を反対側から見るとこんな感じ。真ん中に説明板が立っているのが不思議な光景。なのになぜ通行止めのバリケードを置いているのか不明・・・登山者向けじゃなくて自動車用か!
前回山行時に見事だった紅葉の場所は、この日もまだ紅葉が残っていて、曇り空の下でも綺麗だった
2018年12月13日 11:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:01
前回山行時に見事だった紅葉の場所は、この日もまだ紅葉が残っていて、曇り空の下でも綺麗だった
平野5分岐地点(峠)に到着。今回はここから「二本松林道」から分かれて「平野谷」を下る
2018年12月13日 11:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:17
平野5分岐地点(峠)に到着。今回はここから「二本松林道」から分かれて「平野谷」を下る
「平野谷」の下り口はスイッチバック的に道が付いている。ここから
2018年12月13日 11:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:19
「平野谷」の下り口はスイッチバック的に道が付いている。ここから
車の轍のようなものがあるのが不思議だが、気にせず下る。すぐに川に沿った細い道となり、谷道らしい雰囲気になってくる
2018年12月13日 11:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:22
車の轍のようなものがあるのが不思議だが、気にせず下る。すぐに川に沿った細い道となり、谷道らしい雰囲気になってくる
最初に出てきた倒木。下をくぐって進む。まあこのぐらいは最近良く見かける光景だ
2018年12月13日 11:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:23
最初に出てきた倒木。下をくぐって進む。まあこのぐらいは最近良く見かける光景だ
広くなった分岐点だが、左は「大師道」に通じるらしいが、通行禁止になっている。右へ進んで道標のある地点ですぐにまた右の細い道へ入る
2018年12月13日 11:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:24
広くなった分岐点だが、左は「大師道」に通じるらしいが、通行禁止になっている。右へ進んで道標のある地点ですぐにまた右の細い道へ入る
歩きやすい山道が続く。焼け焦げたような倒木があるが、通行の妨げにはならない。以降この道では倒木があってもすべて通行の支障にはならないので大丈夫
2018年12月13日 11:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:28
歩きやすい山道が続く。焼け焦げたような倒木があるが、通行の妨げにはならない。以降この道では倒木があってもすべて通行の支障にはならないので大丈夫
こんな感じの谷沿い道の下り(左手が谷)
2018年12月13日 11:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:34
こんな感じの谷沿い道の下り(左手が谷)
道が大きく崩落している箇所だが、右手の端っこのほうから何なく通過出来る。巨大な水道管が土中に埋められているのが見えている。川の水を下界まで引いているのが想像できる
2018年12月13日 11:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:38
道が大きく崩落している箇所だが、右手の端っこのほうから何なく通過出来る。巨大な水道管が土中に埋められているのが見えている。川の水を下界まで引いているのが想像できる
その同じ場所、このあたりから廃屋・廃小屋がやたらと目立ち始める。白いプラ椅子が置いてあり、その傍らに地蔵の石像が祀ってある。ここは何かしらの意味ある場所なんだろう
2018年12月13日 11:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:39
その同じ場所、このあたりから廃屋・廃小屋がやたらと目立ち始める。白いプラ椅子が置いてあり、その傍らに地蔵の石像が祀ってある。ここは何かしらの意味ある場所なんだろう
そこを過ぎると右岸から左岸へ道が付けかわり、崖のある斜面を下る
2018年12月13日 11:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:45
そこを過ぎると右岸から左岸へ道が付けかわり、崖のある斜面を下る
こんな感じの道が続いて、高度を一気に下げていく感じ
2018年12月13日 11:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:48
こんな感じの道が続いて、高度を一気に下げていく感じ
途中で振り返ると、沢のど真ん中に立派な小屋が建てられていた。きれいな状態なのでまだ現役バリバリな感じだった
2018年12月13日 11:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:49
途中で振り返ると、沢のど真ん中に立派な小屋が建てられていた。きれいな状態なのでまだ現役バリバリな感じだった
小規模ながらがっしりした鋼管堰堤がある。取水した残りの水をそのまま通すための堰堤なのかな
2018年12月13日 11:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:52
小規模ながらがっしりした鋼管堰堤がある。取水した残りの水をそのまま通すための堰堤なのかな
このあたりでもう一度右岸側へ。今にも崩れ落ちそうな頼りない橋を渡って下る
2018年12月13日 11:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 11:54
このあたりでもう一度右岸側へ。今にも崩れ落ちそうな頼りない橋を渡って下る
もうこのあたりは廃屋・廃小屋の乱立状態。なぜ、何ためにこんなにたくさんの小屋が建てられたのか、謎すぎてちょっと怖い。崖の上にも山道上にも、川の河原の中にも、めったやたらと建っている
2018年12月13日 11:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 11:56
もうこのあたりは廃屋・廃小屋の乱立状態。なぜ、何ためにこんなにたくさんの小屋が建てられたのか、謎すぎてちょっと怖い。崖の上にも山道上にも、川の河原の中にも、めったやたらと建っている
一番下流の「楠谷砂防ダム」の向かいに、深くくぼんだ岩壁があって目を引く。これも何のために・・・不思議
2018年12月13日 12:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:02
一番下流の「楠谷砂防ダム」の向かいに、深くくぼんだ岩壁があって目を引く。これも何のために・・・不思議
道が舗装道になった場所にこの小屋があり、ここで左手下へと下る。コンクリ擁壁沿いに右へ進むと町を見下ろす展望があって、さらに祥福寺へと向かうらしい
2018年12月13日 12:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:03
道が舗装道になった場所にこの小屋があり、ここで左手下へと下る。コンクリ擁壁沿いに右へ進むと町を見下ろす展望があって、さらに祥福寺へと向かうらしい
小屋のそばにある下り口はここ。急な階段で危ないので慎重に。ロープは細くて心許ないので逆にさわらないほうが良さそう
2018年12月13日 12:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:08
小屋のそばにある下り口はここ。急な階段で危ないので慎重に。ロープは細くて心許ないので逆にさわらないほうが良さそう
その急階段はすぐに終わり、さらに「楠谷砂防ダム」下へと下っていく
2018年12月13日 12:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:10
その急階段はすぐに終わり、さらに「楠谷砂防ダム」下へと下っていく
水道局の施設がある
2018年12月13日 12:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:10
水道局の施設がある
コンクリで固めた坂道を下っていくと左手に分岐がある
2018年12月13日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:12
コンクリで固めた坂道を下っていくと左手に分岐がある
振り返って確認してみると、ここが「平野谷東尾根」への取り付き地点だった。危険なので通行禁止となっている。大師道か二本松林道へ迂回せよ、と書かれている(そりゃ遠いよ)
2018年12月13日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 12:12
振り返って確認してみると、ここが「平野谷東尾根」への取り付き地点だった。危険なので通行禁止となっている。大師道か二本松林道へ迂回せよ、と書かれている(そりゃ遠いよ)
登山口まで下ってきて、振り返って撮影。「平野谷」及び「平野谷東尾根」への取り付き地点はこんな風景だ
2018年12月13日 12:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:13
登山口まで下ってきて、振り返って撮影。「平野谷」及び「平野谷東尾根」への取り付き地点はこんな風景だ
そこからは真っすぐに住宅地の中を南下する。広い車道に出たら終わりだが、そこにはタバコ屋さんがあるので良い目印となる
2018年12月13日 12:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:19
そこからは真っすぐに住宅地の中を南下する。広い車道に出たら終わりだが、そこにはタバコ屋さんがあるので良い目印となる
東へ1分程で「楠谷町」バス停があり、さらに少し進むと左手に「水の科学博物館」がある。この博物館は、先程の登山口のすぐ隣に位置している
2018年12月13日 12:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:22
東へ1分程で「楠谷町」バス停があり、さらに少し進むと左手に「水の科学博物館」がある。この博物館は、先程の登山口のすぐ隣に位置している
さらに東へと歩いていくと、なんと「相生湯」という銭湯があった
2018年12月13日 12:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/13 12:23
さらに東へと歩いていくと、なんと「相生湯」という銭湯があった
先程の写真の手前の路地を入ってすぐのところに「相生湯」はあった。(午後3時から10時迄の営業で、定休日は土曜日とのこと)
2018年12月13日 12:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 12:23
先程の写真の手前の路地を入ってすぐのところに「相生湯」はあった。(午後3時から10時迄の営業で、定休日は土曜日とのこと)
さらに少し歩くと「大師道」への分岐地点である「地蔵尊」に着いた。ここからはいつも良く歩く道。山本通りから加納町交差点までのんびり歩いて二宮の天然温泉へ向かって山行を終えた
2018年12月13日 12:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/13 12:28
さらに少し歩くと「大師道」への分岐地点である「地蔵尊」に着いた。ここからはいつも良く歩く道。山本通りから加納町交差点までのんびり歩いて二宮の天然温泉へ向かって山行を終えた

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は未踏ルート制覇の一環で、北野背山にある谷と平野周辺の谷を歩いてみることにした。ごく最近気になり始めていたのが「北野谷」と「天神谷」だが、「北野谷」は先日行ったので今回は「天神谷」へ。それと「二本松林道」を歩いた際に目についた「平野谷」へ。下調べした結果、安全面を考慮して「天神谷」を上りに使い、「平野谷」を下りに使うこととした。

「天神谷」は別名「ハンター谷」と呼ぶようだ。ルートの入口と出口にも「ハンター谷」と青ペンキで書かれているし、昔に立っていた道標にも「ハンター谷」という記載があったのを覚えている。役所は廃道にでもしたいのだろうか、今はその道標は撤去されて存在しない。私は預かり知らないのだが「天神谷」では以前に事故があったようで、少し前迄は「行き止まり」と書かれた道標が立っていたが、今はそれも撤去されていた。

実際にこの谷を遡行してみると、意外なほどに荒れておらず、むしろ歩きやすい印象だ。大小の堰堤が半端なく多いが、大半は小さくて巻くのも簡単。最後に控える4つの大き目の堰堤だけ、越えるのに足場のないかなりの急斜面を必死に登らねばならず、逆に言うとそこがクリア出来るのであれば何も問題ない谷道だと思う。(先日歩いた「北野谷」のほうが感想としては余程きつかった・・・)

「天神谷」の上り終着点は「城山道」の西の端のほうにある「堂徳山」へ向かう分岐道標のあるすぐ隣の地点だ。少し前迄はここに分岐があることすら判別しづらい状態だったが、今回見てみると赤テープマーキングや青ペンキで印がされていて、ここに分岐があることが分かりやすくなっていた。但し、この谷道は急斜面の巻き道のことを考えると、やはり下りで利用することは避けて、上りで利用するほうが良いかなと思う。

この日は一つミスがあり、汗拭きタオルの持参を忘れた。仕方なく普通のハンカチで汗を拭っていたが、ズボンのポケットに無造作にねじこんでいたら、急斜面の上り下りの最中にどこかで落としてしまった。白とピンクと紫の色合いの小さなタオルハンカチでお気に入りのやつ。ハンカチの回収のためにもう一度歩かないといけない羽目になった。近々再訪して拾って帰らないと。

さて、「平野谷」のほうは想像以上に歩きやすい谷道だった。谷の中を歩くことは皆無で、谷に沿って付けられた山道を歩くという形だが、それは「大師道」や「青谷道」などと同じだ。道にはあまり狭い箇所はないのでわりと安心だ。谷に近付くとさすがに断崖絶壁のようなところもあって危険極まりないが、無理に近付く酔狂なことをする必要もないだろうし。
何ヶ所か倒木や崩れたところもあるが、最近の六甲山系ではごく普通の光景なので、別に驚きもしない。通れるように人の手が入っているようで、むしろ歩きやすいほうだった。

水道施設やその関連のものなのだろうか、あるいは昔は民家があったんだろうか、下流付近ではあまりにも不気味すぎる廃屋・廃小屋が無数に立っている。その数はちょっと尋常じゃない。中にはまだ現役のような小屋もあるが、とにかく謎多し、だ。
とはいうものの、この道は「鍋蓋山」や「再度山」あたりの上り下りにはかなり便利かもしれない。勾配もきつくないしね。

下山後はちょうど「楠谷町」バス停の西に出た。ここからなら神戸元町もそんなに遠くない。山本通りを東へ歩いて加納町交差点へ出て、そこから神戸クアハウスへ。天然温泉で疲れを癒してから帰宅した。そういやこの日は最後まで一滴も飲まず食わずで歩き通したなあ。さすが冬だ。

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