雪山4年生の山始めは黒斑山〜鋸岳手前まで

2019年01月04日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.7km
• 登り: 611m
• 下り: 608m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:00

6:00 車坂峠
7:50 8:10 槍ヶ鞘
8:30 8:30 トーミの頭
8:50 8:50 黒斑山
9:30 9:30 蛇骨岳
10:06 10:06 仙人岳
10:30 10:37 虎ノ尾
11:03 11:03 仙人岳
11:20 11:20 蛇骨岳
12:20 12:40 黒斑山
12:53 12:53 トーミの頭
14:00 車坂峠

天候

快晴　日の出前はちょい風が吹いていましたが、日の出るころには無風状態になりました。蛇骨岳あたりから先はいくらか強い風が吹き始めました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高峰高原ビジターセンター駐車場(無料）AM5:30で5〜6台が停まっていまいた。ビジターセンターは冬季閉鎖なので、高峰高原ホテルかアサマ2000スキー場で借りるようです。

コース状況／危険箇所等

　高峰高原ビジターセンタ-までの道は凍結箇所もありました。登山口は駐車場から道を挟んで反対側。ポストもそこにあります。登山口から表道(右)中道(左)に分かれます。(表示あり)
　表道は一度登ってからダウンし再度登り返します。展望は富士山、八ケ岳、南ア、中ア、御嶽山、北アがよく見えて中道よりこちらの方がいいです。中道は下山で使いましたが、アップダウンは無く、樹林帯をひたすら下ります。谷沿いの道なので一カ所だけ開けた所から北アが見えましたが、展望はあまり望めません。
　表道は「槍が鞘」までつぼ足で登りました。その後「トーミの頭」への登りがやや斜度があるので12本爪アイゼンを装着。チェーンスパイクも持って行ったのでどちらにしようか迷いましたが、進んでいくと12本爪が必要になりそうなので最初からアイゼンにしました。黒斑山を経て蛇骨岳までは細い尾根もありますがトレースがしっかりとしているので問題はありません。ストックで十分です。蛇骨岳あたりからやや風が出てきました。
　蛇骨岳〜仙人岳：蛇骨岳からの下りは短いですがやや急です。下りも登りもピッケルの方がいいかなと思いましたが出すのが面倒なのでストックのまま通しました。早朝だったので、人の踏み跡もまばらで、所々、足首から脛あたりのラッセルが必要でした。
　仙人岳〜鋸岳手前のピーク：さらに踏み跡は少なくなります。所々モナカ状の雪で踏み抜いてしまいます。ラッセルが必要なところもありました。岩とのミックス地帯では岩があることに気づかず、ベルグラのようになった岩の上に薄く張った氷に乗ってしまうと、岩から氷(雪)が剥がれ、バランスを崩して危ないことがあります。
　

写真

1/4 5:58

登山口

1/4 6:14

雪の中をつぼ足で

1/4 6:29

空が色づいてきました

1/4 6:30

富士山

1/4 6:38

八ケ岳

1/4 6:59

鹿島槍と五竜にも朝日が当たり始めました

1/4 7:03

槍穂にも

1/4 7:05

乗鞍岳にも

1/4 7:05

御嶽山にも

1/4 7:07

北アルプスの山々

1/4 7:13

妙高お山々にも

1/4 7:42

まだ見えている木段を上ると

1/4 7:45

浅間山が見えてきました

1/4 7:47

避難小屋を過ぎると

1/4 7:51

槍が鞘

1/4 7:51

ドーンと浅間山

1/4 7:51

トーミの頭(右)と黒斑山(左)

1/4 7:52

トーミの頭と浅間山

1/4 7:58

白馬三山(中央上)

1/4 8:13

中道との分岐

1/4 8:25

トーミの頭に到着

1/4 8:27

八ケ岳の奥に甲斐駒と仙丈ヶ岳

1/4 8:27

湯の平高原と浅間山

1/4 8:28

これから向かう山　左から黒斑山 中央右が蛇骨岳 左ピークが仙人岳

1/4 8:29

1/4 8:31

空は青

1/4 8:32

草すべり分岐

1/4 8:51

黒斑山到着2404m

1/4 8:52

山頂はこんな感じ

1/4 8:55

蛇骨岳方面へ

1/4 9:02

蛇骨岳へ向かいます

1/4 9:08

樹林帯を通って

1/4 9:15

歩いてきた尾根を振り返って

1/4 9:16

浅間山

1/4 9:25

トレースはしっかりとついています

1/4 9:31

蛇骨岳2366m

1/4 9:31

蛇骨岳から浅間山

1/4 9:31

蛇骨岳山頂は割と広い

1/4 9:33

北側の山々

1/4 9:34

黒斑山(右)

1/4 9:37

次は仙人岳へ

1/4 10:00

登り返します

1/4 10:06

仙人岳2319.1m

1/4 10:07

歩いてきた稜線

1/4 10:08

北アも美しい

1/4 10:08

更に先のピークへ

1/4 10:34

ピークに到着

1/4 10:34

浅間山

1/4 10:34

この先へは行かずに戻ります

1/4 10:36

前掛山をアップで

1/4 10:37

仙人岳を振り返って

1/4 10:57

仙人岳へ登り返します

1/4 11:03

仙人岳へ戻ってきました

1/4 11:04

更に蛇骨岳へ

1/4 11:19

中央が蛇骨岳

1/4 11:40

蛇骨岳を過ぎて

1/4 11:40

振り返ると中央左が仙人岳　右が最終到達点のピーク

1/4 11:45

中央の黒斑山へ

1/4 12:20

黒斑山到着

1/4 12:51

草すべり分岐まで戻ってきました

1/4 12:53

トーミの頭

1/4 12:54

下ります

1/4 13:00

中道の分岐

1/4 13:00

樹林帯を下ります

1/4 13:33

唯一展望が開ける場所

1/4 13:48

下ります

1/4 13:48

スキー場が見えてきました

1/4 14:02

登山口です

1/4 14:05

戻ってきました。手前に登山届のポスト

撮影機器：

D5500 ニコン

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ストック 1/50000登山地図

感想

todora5502

　雪山を始めて4シーズン目をむかえました。当初、谷川岳を計画していましたが、3日にかなりの降雪があったとのことなので、浅間山外輪の黒斑山、蛇骨岳、仙人岳に出かけました。
　朝6:00に登山口を出発。日の出の頃まではかなり強い風が吹いていましたが、日の出の頃にはすっかりおさまってしまいました。空がだんだん赤くなり、やがて雪をかぶった北アルプスの山々が赤く染まり始めました。美しい朝です。登っては写真を撮りしながらゆっくりと進みます。やがて、日が高くなってくると、美しい空に富士山や南ア、八ケ岳、中ア、御嵩、乗鞍、北ア、妙高の山々がくっきりと見え始めます。
　槍が鞘まで来ると、浅間山がドーンと向かえてくれました。ここまではストックを持ってつぼ足で登りましたがここからアイゼンを装着。トーミの頭を越えて黒斑山へ向かいます。そしてさらに蛇骨岳へ。浅間山を廻る様に外輪を歩くので、浅間山の姿も少しずつ変化していきます。蛇骨岳あたりから少し風が出てきましたが強風というほどではありません。さらに仙人岳へ向かいます。計画ではここまででピストンでしたが、時間を見るとまだ余裕がありそうなので、先へ進み虎の尾のピークまで行って折り返しました。
　穏やかで暖かな日で、絶好の登山日和でした。

コメント

ゼンピ

最高でしたね！
todoraさん、こんにちは！

４日は風もなくて最高の登山日和でしたね！なんとか外に脱出できたみたいでなにより？です！
浅間の外輪山には、夏しか行ったことなくて参考になりました！
行くなら息子にもアイゼンを履かせないと無理やなと再確認させてもらえました！！
しかし、浅間山や赤城山等の北関東から見える山々はいつもと違う絶景で本当に面白いですね！
行ってみたいですが、なかなかそっちまでは時間がかかって嫁さん説得に難儀しそうです！

お疲れさまでした！

todora5502

Re: 最高でしたね！
zenpさん　コメントをありがとうございます。
　天気に恵まれたのは何よりでした。トレーニングをしているのにもかかわらず、アイゼンをつけて雪の中を歩いていると両足の内股がピクピクと痙攣してしまいました。他の所はなんともなかったのですが、内側広筋があまり鍛えられていないんだなと分かりました。あと、体が硬いのも痙りやすい原因だと思います。少しずつ欠点を克服して行かなくてはと、トレーニングする部位を増やしました。
　行きたい山はたくさんありますが、天気と相談しながら少しずつステップアップしたいと思っています。積雪期の浅間外輪は結構いいですよ。ぜひ！