ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1719633
全員に公開
ハイキング
東海

万葉の道【東路】(日本坂〜舟山)

2019年02月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.8km
登り
157m
下り
155m
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
一般ハイキングコースでないエリアもあり
その他周辺情報 舟山へは河川の水量によっては渡渉困難
安倍川駅付近を歩いていたら真新しい気になる標識、以前から気になっていた万葉の道(最古の東海道:東路)
道のイメージはできているので、やってみるか…
安倍川駅付近を歩いていたら真新しい気になる標識、以前から気になっていた万葉の道(最古の東海道:東路)
道のイメージはできているので、やってみるか…
…ということで、いつもの小坂、日本坂峠入口
ヤマトタケルの東征でも越えたと言われる日本坂峠、今日はここからSTART、東海道として宇津谷峠が使用される前はこちらが官道
1
…ということで、いつもの小坂、日本坂峠入口
ヤマトタケルの東征でも越えたと言われる日本坂峠、今日はここからSTART、東海道として宇津谷峠が使用される前はこちらが官道
小坂地区は古い建物も多く、いいたたずまい
小坂地区は古い建物も多く、いいたたずまい
歩くとわかるが、たくさんの石塔や石仏あり
これは秋葉山常夜灯、いたるところで見かける秋葉信仰はすごいな
歩くとわかるが、たくさんの石塔や石仏あり
これは秋葉山常夜灯、いたるところで見かける秋葉信仰はすごいな
石仏、歴史を感じる
1
石仏、歴史を感じる
バス停付近にあった、庚申供養塔、今日は多くの場所でみかけたやはり「古い道」であったのだろう
バス停付近にあった、庚申供養塔、今日は多くの場所でみかけたやはり「古い道」であったのだろう
もと日本坂にあった磐座、崩落したようで民家の敷地内にあり、近くに標識もある
もと日本坂にあった磐座、崩落したようで民家の敷地内にあり、近くに標識もある
安養寺前にある日枝神社
1
安養寺前にある日枝神社
緩やかに登った先の微高地が…
緩やかに登った先の微高地が…
…御所の前、ヤマトタケル伝説関連の場所、ヤマトタケルの館があったらしい
赤坂峠を使って用宗方面に抜ける古道もこの辺りで合流と思われる交通の要所
…御所の前、ヤマトタケル伝説関連の場所、ヤマトタケルの館があったらしい
赤坂峠を使って用宗方面に抜ける古道もこの辺りで合流と思われる交通の要所
御所の前から少し下って、山裾を進む
御所の前から少し下って、山裾を進む
ここら辺のエリアは、真新しい万葉の道の案内標識がいたるところにある
ここら辺のエリアは、真新しい万葉の道の案内標識がいたるところにある
こんな感じでよく整備されている、万葉の道は山裾の微高地に通っている、昔を考えればこの辺りは入江や低湿地で安定して歩ける道は、こういった山裾の微高地であったことであろう
こんな感じでよく整備されている、万葉の道は山裾の微高地に通っている、昔を考えればこの辺りは入江や低湿地で安定して歩ける道は、こういった山裾の微高地であったことであろう
馬頭観音堂
馬頭観音堂の少し先の日当たりの良い場所に古い石碑群
馬頭観音堂の少し先の日当たりの良い場所に古い石碑群
井尻峠方面に進むと神社
井尻峠方面に進むと神社
さらに農道をのぼりつめる、正面が井尻峠
さらに農道をのぼりつめる、正面が井尻峠
ここから井尻峠へ、案内標識あり、峠までは短い登り
ここから井尻峠へ、案内標識あり、峠までは短い登り
井尻峠、峠を下れば井尻地区、尾根を登れば小野寺、尾根を下れば三角点経由で青木方面
井尻峠、峠を下れば井尻地区、尾根を登れば小野寺、尾根を下れば三角点経由で青木方面
展望場所、万葉の道は左の的山峠、谷津峠を越えながら正面の徳願寺山稜にある手児の呼坂を越えていく
2
展望場所、万葉の道は左の的山峠、谷津峠を越えながら正面の徳願寺山稜にある手児の呼坂を越えていく
井尻方面は草で覆われていた、時期によってはキレイに刈られていることもある
井尻方面は草で覆われていた、時期によってはキレイに刈られていることもある
八幡神社、朝鮮岩登山口としておなじみ
八幡神社、朝鮮岩登山口としておなじみ
井尻地区内にある的山峠への標識、民家や畑の脇を通っている
井尻地区内にある的山峠への標識、民家や畑の脇を通っている
埋もれているが標識あり…
埋もれているが標識あり…
…と思って進んだら柵、農作業をしている方に聞いたらイノシシ除けとのこと、「最近は行ってないけど道はあるよ」との情報があり道はありそうであったが柵を越えるのもなんなので迂回することに
…と思って進んだら柵、農作業をしている方に聞いたらイノシシ除けとのこと、「最近は行ってないけど道はあるよ」との情報があり道はありそうであったが柵を越えるのもなんなので迂回することに
的山峠の丸子芹ヶ谷側、たぶんこの辺りに下りてくるのであろうが標識や道は見当たらない
的山峠の丸子芹ヶ谷側、たぶんこの辺りに下りてくるのであろうが標識や道は見当たらない
丸子芹ヶ谷地区を通り抜け、谷津峠へ、正面の一番低いところが峠と思われるが、ここも標識なし
みかん畑のようなところを入っていくと思われるが私有地っぽいのでここも迂回
丸子芹ヶ谷地区を通り抜け、谷津峠へ、正面の一番低いところが峠と思われるが、ここも標識なし
みかん畑のようなところを入っていくと思われるが私有地っぽいのでここも迂回
迂回途中にあった文殊堂
迂回途中にあった文殊堂
谷津神社、大クスノキがある
谷津神社、大クスノキがある
正面が谷津峠と思われる、こちらにも標識は見当たらない
正面が谷津峠と思われる、こちらにも標識は見当たらない
丸子5丁目公民館脇にある庚申塔や石仏、ここも古道の名残であろう
丸子5丁目公民館脇にある庚申塔や石仏、ここも古道の名残であろう
丸子5丁目公民館から丸子幼稚園のあたりに路地のようだが古道の名残あり、ここまでは満観峰山塊の山裾を進んできたが、ここからは徳願寺山塊へ、丸子川を渡り最短距離
丸子5丁目公民館から丸子幼稚園のあたりに路地のようだが古道の名残あり、ここまでは満観峰山塊の山裾を進んできたが、ここからは徳願寺山塊へ、丸子川を渡り最短距離
戸斗前公園にある庚申塔、今は公園だがここも昔は道であったのだろうか
1
戸斗前公園にある庚申塔、今は公園だがここも昔は道であったのだろうか
ここまでの万葉(古代)の道は山裾の微高地を中心に低い峠を越えながら進んできていた、これを踏まえれば徳願寺山稜でも同じであろう
ここまでの万葉(古代)の道は山裾の微高地を中心に低い峠を越えながら進んできていた、これを踏まえれば徳願寺山稜でも同じであろう
手児の呼坂は案内標識多数
手児の呼坂は案内標識多数
さすが万葉集にも歌われている場所である
ちなみに手児の呼坂を越えた場所に「手越」地区がある。つまりは西から東目線であり、こちらが上りルートであったのであろう。
さすが万葉集にも歌われている場所である
ちなみに手児の呼坂を越えた場所に「手越」地区がある。つまりは西から東目線であり、こちらが上りルートであったのであろう。
いい場所
下って再び山裾を進む、この石碑は天保
下って再び山裾を進む、この石碑は天保
伊勢神明宮神社
山裾を進めず一旦車道は下ってしまう、たぶん万葉の道は下らないであろう
山裾を進めず一旦車道は下ってしまう、たぶん万葉の道は下らないであろう
朽ちかけて読めないが標識あり、舟山を指している
朽ちかけて読めないが標識あり、舟山を指している
万葉の道は猿郷古墳の辺りから舟山方面へ藁科川を渡ったお思われる
地形的に見れば、ここが徳願寺山稜で一番東側に出っ張った尾根の先端、その先に舟山、ここで川を渡ろうとするのも自然な流れか
1
万葉の道は猿郷古墳の辺りから舟山方面へ藁科川を渡ったお思われる
地形的に見れば、ここが徳願寺山稜で一番東側に出っ張った尾根の先端、その先に舟山、ここで川を渡ろうとするのも自然な流れか
舟山、現在は安倍川と藁科川にはさまれているが、安倍川は徳川家康により向きを変えられているため、当時の安倍川はもっと東側を何本にも分かれて流れていたと思われる
山裾の安定した道と違い、ここら辺は進むのは大変であったことであろう
1
舟山、現在は安倍川と藁科川にはさまれているが、安倍川は徳川家康により向きを変えられているため、当時の安倍川はもっと東側を何本にも分かれて流れていたと思われる
山裾の安定した道と違い、ここら辺は進むのは大変であったことであろう
舟山北斜面の崖、安倍川の流れでいつかは削られてなくなってしまうのだろうか
舟山北斜面の崖、安倍川の流れでいつかは削られてなくなってしまうのだろうか
舟山山頂、時期によっては藪に覆われており入山すら困難、さらには安倍川藁科川の水量によっては近づくことすら困難
1
舟山山頂、時期によっては藪に覆われており入山すら困難、さらには安倍川藁科川の水量によっては近づくことすら困難
三角点もあり
冬は水量が少ない安倍川、そのなかでも今年は少ない
今日の古道巡りはここまで、ここから先はまたいつか
時代が進むと東海道は万葉の道ではなく、宇津谷峠から手越の正面右の桜山あたりを通って駿河の国府に繋がる道に移っていったよう
1
冬は水量が少ない安倍川、そのなかでも今年は少ない
今日の古道巡りはここまで、ここから先はまたいつか
時代が進むと東海道は万葉の道ではなく、宇津谷峠から手越の正面右の桜山あたりを通って駿河の国府に繋がる道に移っていったよう

感想

安倍川駅付近を歩いていたら、みつけた万葉の道の標識、以前から気になっておりいつかは...と思っていたので歩いてみた。
地区によっては古道を感じさせてくれる場所もあり、なかなか楽しめた。
歴史を感じさせてくれるものも多かったが、地形的にも理にかなった場所に道は通っていた。

静岡市街の古道を推定するのは難しいかもしれないが、いつかはこの続きをチャレンジしてみたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1633人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら