戸倉三山（今熊山登山口バス停〜今熊山〜刈寄山〜市道山〜臼杵山〜荷田子峠〜荷田子〜瀬音の湯）

2019年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,229m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:04

8:52 今熊山登山口バス停
9:13 9:16 今熊神社(下社)
9:44 9:50 今熊山(呼バワリ山・今熊神社本殿)
10:50 10:50 刈寄山分岐
11:07 11:17 刈寄山
11:30 11:30 入山峠（新）
12:00 12:00 鳥切場(森久保峠)
12:59 12:59 栗ノ木沢ノ頭(トヤド)
13:37 13:42 市道山
15:04 15:15 臼杵山
16:15 16:15 荷田子峠
16:36 16:36 荷田子登山口
16:56 秋川渓谷瀬音の湯

筋肉が痛くなり登りが特に遅かった。
まあでもこれで大体コースタイム通り…なのか？
あと、確かに刈寄山〜市道山は長い。伊達じゃなかった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿 0718 （京王線準特急）0756 京王八王子 0811 （西東京バス 八20 武蔵五日市駅行） 0848 今熊山登山口

荷田子 （徒歩約20分）秋川渓谷瀬音の湯 1756（徒歩8分）1803 十里木バス停 1813 （西東京バス 武蔵五日市駅行）1824 武蔵五日市 1838（五日市線）1856 拝島 1903（青梅・中央線）新宿

コース状況／危険箇所等

よく整備されているが、杣道、送電線巡視路、巻道などがメインルートによく重なっていて、道を間違えやすい。
送電線巡視路は、だいたい近くに「新多摩線No.87」とか書かれた黄色い杭が刺さっている。
杣道はお手上げ。入ってはいけないときもあれば、メインルートと共有らしい時もある。
弾峰は巻道あり。

都の立てたような登山道標があれば、それに従ったほうが良い。
逆にピンクリボンは余り信用ならない。杣道についていたりする。

ペンキの色も何種か見かけたが、違いは分からず。

鳥切場は3方向全てに多分巻道がある。かなりややこしい。

整備状況としては、今熊山（看板が沢山ある）あたり > 今熊山〜市道山（巻道も案内板も多い） > 市道山〜臼杵山（看板比較的少ない） > 臼杵山〜荷田子峠（踏み跡が少しだけ薄い）
道標は意外と新しい。入れ替えたのかもしれない。

途中何回か巻道ではなくピークに登ってみたが、その限りでは山頂標は見当たらなかった。

臼杵山辺りは岩が多い。刈寄山〜市道山は地形図通りにアップダウンがある。

その他周辺情報

温泉 : 秋川渓谷瀬音の湯
食堂 : 秋川山荘ドライブインとか山びこ食堂、ほか瀬音の湯の付随施設

トイレは荷田子と今熊山山頂にある。
入山峠にはなにもない。

写真

2/23 8:04

京王八王子駅バス停の配管

2/23 8:44

京王八王子駅のパン屋「Le repas」のフレンチトースト。朝からやっていた。

2/23 8:52

今熊山登山口

2/23 8:52

あきる野らしい光景

2/23 9:00

浅川、そして多摩川に流れ込む川口川。そういえば祖父は八王子で空襲にあったらしい。

2/23 9:01

今熊山正福寺。のんびりした風景。杉の花粉が凄いことになっているが…（スギ花粉症の人ってこの時期山登れなさそうと思った）

2/23 9:01

2/23 9:05

分岐。今熊神社は江戸の頃栄えていたらしく、道標をあちらこちらで見かける。右に行くと新多摩発電所。

2/23 9:06

新多摩発電所。東京では珍しい規模。超高圧変電所…らしい。

2/23 9:09

2/23 9:13

今熊神社遥拝所

2/23 9:16

2/23 9:21

遥拝所からの登山道。谷側が一面植林帯です。皇太子殿下ご成婚記念…だとかなんとか。

2/23 9:32

天狗岩

2/23 9:35

眺めの良い所に出ました。

2/23 9:35

送電線、エヴァ

2/23 9:35

2/23 9:36

山頂近く

2/23 9:44

山頂からの眺め

2/23 9:44

山頂にはお手洗いがあります。東京都の財力、凄い

2/23 9:49

行動食

2/23 9:53

玉川？ 柚木村（今の八王子市）と書かれている。

2/23 9:54

こっちは府中宿。残っているのはこれら含め4本くらいで、あまり整備はされていないらしい。遥拝所は管理されているのに。その分古いものが残っている。

2/23 9:54

2/23 9:56

こっちに山頂標があった。

2/23 9:56

奥に今熊神社があります。

2/23 9:57

解説

2/23 9:58

2/23 9:58

今熊○○○権現までしか読み取れない。フォントが面白い。

2/23 9:59

反対側は芳村石産・菱光石灰工業（旧菱鉱建材…三菱マテリアル系列？）の採石場。実は私有地らしい。
http://www.komatsu-kenki.co.jp/saiseki/innovation/case-29.html
http://y-sekisan.co.jp/enkaku.html

2/23 9:59

2/23 9:59

狛犬も片側は消失しています…。

2/23 10:01

2/23 10:04

新緑の笹

2/23 10:04

この辺りは針葉樹が少なく明るかった

2/23 10:05

2/23 10:05

こんな山奥にお墓があります。

2/23 10:11

送電線巡視路の標識。往復と書いてあるので、ここに帰ってこないといけないらしい

2/23 10:11

ピンクリボンがあるが道ではない（と思う）

2/23 10:21

2/23 10:50

刈寄山分岐に来ました。ここからそこそこあります。

2/23 10:53

刈寄山の近くは枯木帯です。奥多摩だと珍しい？

2/23 10:55

眺めが良いです、日差しが強かったので、笹のむわっとした匂いがします

2/23 11:07

山頂。眺めがいいものの電波は不安定で通信できず。

2/23 11:09

昼食のケバブサンド

2/23 11:25

戻ります

2/23 11:25

全部似たような山にしか見えない。全然どれがどの山か分からない。

2/23 11:28

地理院地図には書いてないですが、刈寄山分岐を通らない、市道山方面への巻道があります。このように林道脇を通る。

2/23 11:28

市道山までは意外と遠い…。

2/23 11:29

入山峠ゲート

2/23 11:30

盆堀間伐作業道。しかしこんな山の上まで道を引いて、間伐は儲かるのか？

2/23 11:30

入山峠で醍醐線とぶつかります。車道とは下界の香りがしますが、ただ山の中にアスファルトが敷かれているだけで、自販機もトイレもありません。

2/23 11:33

入山峠から階段を上がった直後。ここは右にもそれらしい道がありとても紛らわしい。看板（固定されていないので向きが正しいか不安になるが）の方向に進むので正しい。実際、しばらくは登山道の左右に林道があるはずなので、林道にぶつからなければ良い

2/23 11:42

鉄塔。よく見ると昇降機が付いている。あ、ハシゴではないのか…。鉄塔一つ一つに昇降機を整備するのは大変そうだ。時間も、コストも。

2/23 11:42

トッキリとは鳥切場のことだったか。しかしどういう由来なんだろうか…。とても鳥を切るようなピークには思えないが。

2/23 11:53

鳥切場の巻道分岐。

2/23 11:53

道標がなかったら絶対わからないと思う

2/23 12:00

2/23 12:04

弾峰の巻道？看板の向きが微妙でどっちか分からない図（一応左の巻道で問題なかった）

2/23 12:05

弾峰があるらしい。正式には弾左衛門ノ峰か。そう書かれると登るのが正規ルートなのかと思ってちょっと登ってしまった。送電線鉄塔下付近で道が薄くなり始めたので戻った。

2/23 12:11

弾左衛門ノ峰の巻道分岐

2/23 12:11

弾左衛門ノ峰の巻道分岐

2/23 12:11

どこだろう？

2/23 12:24

代わり映えしない針葉樹の道…

2/23 12:59

鳥屋戸。地形図には720mピークがないためどこか分からず。

2/23 13:15

撮った時は半信半疑でしたが、市道山〜臼杵山の尾根です。

2/23 13:33

市道山分岐

2/23 13:37

やっと着いた…小ピークのような山頂。

2/23 15:04

2/23 15:04

一気に写真が飛んで臼杵山。

2/23 15:05

集落が下に見えます。

2/23 15:34

採石場上の629m〜刈寄山が見えます

2/23 15:38

このあたり、眺め良いです。都心が見えるけれど、新宿の高層ビルがどこだか分からず。多摩丘陵の丘陵さは分かる。

2/23 15:38

伐採地

2/23 15:55

左は青木平集落、右下が荷田子、奥は…軍道？

2/23 15:58

よく見ると、木に所有者？伐採権利者？が書かれている。乙津は集落名。他に屋号（かさかんむり + トとか）が書かれているものも。乙津共有って、入会地文化の名残だろうか

2/23 15:58

上もひたすら針葉樹林と伐採地

2/23 15:58

「戸倉山菜（葉？）御前」。詳細は「東京の里山100選」とかを見てください。

2/23 15:58

まだ五日市町だったころの標識。昭和45年のものにしては綺麗。清浄都市…こういう街の標語が市井の人に意識されていたのは昭和っぽい。

2/23 16:13

ピンクリボンがあるが（登山）道ではない。わかりにくい。せめて色が異なると嬉しい。

2/23 16:15

荷田子峠。あまり峠（鞍部）っぽくない。

2/23 16:16

荷田子までは、地図で見て思っていたよりもそこそこ距離があった。

2/23 16:25

そこらじゅう白ペンキ。ピンクリボンが奥の方にあるが、登山道ではない。分かりづらい。

2/23 16:28

16時半だが針葉樹林の中なので薄暗い。枯れ枝がうるさく、夏だとこれが全て葉が付き迫り出してくるのだと思うともう嫌だ

2/23 16:28

集落が見えてきた。しかしこのフェンスは落石止めなんだろうか？

2/23 16:31

荷田子

2/23 16:33

荷田子。のどかな集落

2/23 16:39

オフローダー…する？（しない）

2/23 16:39

意外と新しい建物が多い。

2/23 16:45

秋川渓谷、左はミツパ祈祷院

2/23 18:29

撮影機器：

HUAWEI nova SIMフリー HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ツェルト

備考

一応冬なので、軽アイゼン、手袋、ネックウォーマー等を持っていったが、不要だった

感想

inhumanus

冬なので低山だろうと思い、戸倉三山に行った。

冬だし皆他に行くあてもなく、人出の多さを予想していたが、実際は午前中に10人程度とすれ違うだけの静かな山だった。
山道を走るタイプの人達が多かったが、すれ違う際には一旦歩くなどマナーが良かった。

寒いと思っていたが、日差しが強く、暑かった。
水は2.5L持っていったが、下山時には残り数百mLとなっていた。

準備には2時間半掛かった。

思ったより人の手が入っている山だった。昔は炭焼・蚕とかで生計を立てていたんだろうか。秩父と違って炭焼の跡は見られなかったが…。

最近運動不足だからか、最初からスピードは全然出ず、途中からは太ももの膝のすぐ上左右両側と、すねが痛くなり、そこを騙し騙し進むようであった。

最後、瀬音の湯から新宿まで2時間、奥多摩は東京といえど遠い…。