山口巡検 阿武地域

2019年04月05日(金) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 226km
• 登り: 4,738m
• 下り: 4,732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:36
• 合計: 9:03

8:38 スタート地点
11:30 12:06 笠山
17:41 ゴール地点

湯免温泉ー9:00仙崎（青海島）ー10:30萩（明倫館ジオパーク拠点）ー11：30笠山ー13:10須佐海岸（ホルンフェルス）−14:20龍鱗郷ー徳佐盆地ー16：00長門峡ー山口宇部空港

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

湯免温泉ー山口宇部空港

コース状況／危険箇所等

5万分の1地図は古く、最近通った道路が掲載されていない
コメントは　種々参考文献からの寄せ集めと説明で、正しく理解していない点もあると思います。

写真

4/5 8:54

4/5 8:56

仙崎は砂州の上に立地。砂州は2本あり、仙崎湾側と西の深川湾側からで仙崎付近で一体となる。

4/5 8:56

仙崎は漁師町特有のギッシリした建物の建て方で道幅が狭い。近年は金子みすずを前面に出している

4/5 8:57

4/5 8:58

4/5 9:36

トンボロ（陸繋砂州）

4/5 9:36

ラグーン

4/5 9:36

4/5 10:05

地理院地図にも記載されているセメント会社のベルトコンベア

4/5 10:17

4/5 10:18

4/5 10:21

4/5 10:35

4/5 10:36

4/5 10:43

4/5 11:33

笠山は阿武火山帯で最も若く、約1年前に噴火。安山岩の溶岩台地と、ストロンボリ式噴火で吹き上げられたマグマのスコリアが降り積もってできた丘からできている

4/5 11:40

笠山山頂　安山岩　岩石は石英が目立つ　マグマが上昇するとき途中にある岩石を破壊、その中にある石英を取り込んだとのこと

4/5 11:41

火口　笠山は安山岩アア溶岩

4/5 11:42

相島　安山岩の溶岩台地　中央の火砕丘はマグマが地下水と接触して大爆発を起こし、破壊した花崗岩や安山岩の破片が降り積もってできた（7万年前）

4/5 11:43

萩六島と呼ばれる火山島の羽島　羽島のみ粘性の小さい玄武岩質（16万年前）

4/5 11:54

大島　安山岩の溶岩台地　やや粘り気の大きい溶岩が小さい火口から押し出され右側の小さい丘を作った（19万年前）

4/5 12:06

火口　火山弾やスコリア（酸化して赤い）でできた地層に溶岩が不規則に入り込む

4/5 13:12

須佐湾

4/5 13:15

4/5 13:17

4/5 13:18

4/5 13:19

須佐ホルンフェルス

4/5 13:20

4/5 13:24

4/5 14:21

龍鱗郷 6角形の柱状節理　上部は礫層　従って上に川が流れていた

4/5 14:21

4/5 14:22

4/5 14:23

4/5 15:02

伊良尾山火山の噴火（40万年前）で溶岩流が川を流れた道筋「龍の通った道」と呼ばれる　肥沃な土壌と豊富な水が農業を発展させた

4/5 15:32

4/5 15:32

4/5 16:02

4/5 16:12

川の向きがV字に屈曲して流れる

4/5 16:12

曲がって流れていく方向を見る

4/5 16:13

V字に流れを変える岩壁

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

感想

LadyM

　本日は先ずは西へ向かい仙崎へ。そこから海岸線を東に回り、萩、笠山からひたすら海岸を須佐海岸まで走る。そしてそこから南下。
「龍の通った道」と呼ばれる阿武火山群の溶岩流が川を下った様々に影響を受けた地形を辿り空港へ。

　仙崎はトンボロ（陸繋砂州）にできた漁港。　近年「金子みすず」で注目されている。
　萩明倫館ジオパークの拠点に寄り、海岸線に沿って阿武単成火山群の代表　笠山　に行き、粘性の少ない頂上が平らな島々の点在を見る。

　須佐ホルンフェルスに大いにテンションを上げ、奇異なる柱状節理の龍鱗郷で何故できたのか考える。
　火山爆発でせき止められた川が湖が形成され川の流れが変わった徳佐盆地の地形を見ていく。地図で見ても川が消えてしまうのだ。
　最後に長門峡の入口流路が直角に変わる理由を学習し、空港へ向かった。
　
　巡検が終わり、やはり地図読みの重要性を痛感。ケチらず慌てて全地域の地図を買ってきた。じっくり火山が影響した地形をたどろう。