アツラ沢ノ頭、込岳、二王山 (大日峠〜奥仙俣)
- GPS
- 09:21
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 913m
- 下り
- 1,733m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
行き:大日峠駐車場から 帰り:上落合16:55(井川地区自主運行バス)17:45大日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「大日峠〜アツラ沢ノ頭」 車道、林道、遊歩道で標識も有り安心。 「アツラ沢ノ頭〜込岳」 難路です。標識無し。 尾根道だが、正面の太い尾根ではなく脇にそれる細い尾根が正解という場所が何度もあり地形図を見ながら慎重に進みます。 最大の難所は1220mまで下った辺りから1240mのコブ(モミの大木)まで登りかえすところの笹薮です。背丈以上の笹薮で踏み跡は消え進むのが大変です。 「込岳〜二王山」 アツラ沢ノ頭〜込岳に比べれば歩きやすいです。 標識も何か所か有りました。 とはいっても難路であることは変わりません。 注意箇所は込岳の先1230m付近から1150m付近までの急坂はスベリ転倒注意。 スッペン河内ガレの縁は足場の狭い場所があるので注意。 「二王山〜奥仙俣」 二王峠の先、950m付近までは道がはっきりしています。 その先の急な下りで道が不明瞭になりますが、モノラック沿いに下ればよいです。 全体を通して迷いやすい所だらけなので、一般には勧められない道です。 |
写真
感想
1年前、湯の森から二王山へ登り奥仙俣へ下山する計画で二王山に登りましたが、奥仙俣への下山路に迷い引き返してしまいました。
その時は無理せず賢明な判断をしたと思っていましたが、奥仙俣への下山路がどのような道であったのかと気になってきます。
それで二王山から奥仙俣への下山に再挑戦しようという気になってきます。
しかし2回目なので、湯の森からの同じ道ではなく別の道から登りたい。
それで渡本吊橋から登るつもりであったが、先週に吊橋の下見に行くと「一般の方は渡らないでください」との表示があり、この案は却下。
困ったなあ、さあどうしよう。
それなら思い切ってアツラ沢ノ頭から込岳を経て二王山まで縦走してみよう。
相当な難路らしいので気を引き締めて実行します。
まずは林道を歩きアツラ沢ノ頭入口へ向かいます。
しかし天気が良いので勘行峰へ寄って南アルプスの展望を楽しみます。
展望櫓からは素晴らしい眺めが広がります。
その後アツラ沢ノ頭へ登り、いよいよ難路の込岳への道に突入します。
意外なことに下草が刈られていて踏み跡もしっかりしています。
しかし途中から笹が増えてきます。
やがて一歩進むのも困難なほどの笹薮になります。
必死の思いで笹薮をかき分けて進みました。
込岳は樹林帯の中でひっそりとした所でした。
込岳から急な下りを何度も尻餅をつきながら下るとスッペン河内ガレに出会います。
道幅狭く緊張する場所ですが、ここからの眺めは素晴らしいです。
安倍東山稜の山々を見渡すことができます。
スッペン河内ガレから急坂を登ります。
二王山に近づくとなだらかになってきます。
ここまでくれば一安心。
やがて二王山に到着します。
二王山から奥仙俣へ下ります。
前回は二王峠の先、950m付近で迷いました。
道なりに右へ行けば道が消え、左のモノラック沿いは急すぎて道とは思えず、諦
めて引き返しました。
しかし今回はモノラック沿いが正しいとの情報を得ているので、迷わずに下りま
す。ところどころモノラック横に従来のジグザグの登山道も出現します。
昨年はヤブだらけでしたが、その後草刈りがされたのか道もわかりやすくなって
いました。
これで無事に奥仙俣へ下山することができました。
あとは仙俣川沿いに車道を歩きます。
途中、ズボンの裾を見たら血が出ていることに気づきます。
ああ、ヒルにやられてしまった・・・。
まあ一か所だけみたいなのでしょうがないですね。
難路でしたが、達成感十分な山行になりました。
上落合からは自主運行バスで大日へ戻り車を回収します。
白沢温泉もりの泉で汗を流しのんびりしてから帰りました。
コメント
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すごいですね、、
絶対真似しませんが、、真似したら多分遭難します、、
ヒルはどの辺でやられたのでしょうかね。
十枚に行きたいと思っていましたが、悩みます。
藪とか漕がなければ大丈夫ですかね、、
難路で大変でしたが、スッペン河内ガレからの展望も良く楽しめました。
ヒルは何処で拾ったのかなあ?。
奥仙俣に下山してスパッツを外したときには気が付かなかったのですが。
靴に登ってきたヒル君をスパッツで通せんぼしていたが、スパッツを外した瞬間に腿に這い上がってきたのかもしれません。
これからの季節、地面の湿った場所は要注意ですね。
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