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記録ID: 185430
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ハイキング
東海

アツラ沢ノ頭、込岳、二王山 (大日峠〜奥仙俣)

2012年04月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:21
距離
19.5km
登り
913m
下り
1,733m

コースタイム

大日峠駐車場6:04-6:54勘行峰7:05-7:33県民の森センター-7:47アツラ沢ノ頭7:53-8:31モミの大木8:41-8:56(1221m峰)-9:30込岳9:42-10:15スッペン河内ガレ10:25-10:45(1072m峰)-10:50(休み)11:00-11:31二王山三角点11:45-11:48二王山12:01-12:15渡本分岐ガレ12:25-12:44二王峠12:56-13:08前回撤退地点-13:45奥仙俣13:53-15:25上落合
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
大日峠の駐車場利用
行き:大日峠駐車場から
帰り:上落合16:55(井川地区自主運行バス)17:45大日
コース状況/
危険箇所等
「大日峠〜アツラ沢ノ頭」
車道、林道、遊歩道で標識も有り安心。

「アツラ沢ノ頭〜込岳」
難路です。標識無し。
尾根道だが、正面の太い尾根ではなく脇にそれる細い尾根が正解という場所が何度もあり地形図を見ながら慎重に進みます。
最大の難所は1220mまで下った辺りから1240mのコブ(モミの大木)まで登りかえすところの笹薮です。背丈以上の笹薮で踏み跡は消え進むのが大変です。

「込岳〜二王山」
アツラ沢ノ頭〜込岳に比べれば歩きやすいです。
標識も何か所か有りました。
とはいっても難路であることは変わりません。
注意箇所は込岳の先1230m付近から1150m付近までの急坂はスベリ転倒注意。
スッペン河内ガレの縁は足場の狭い場所があるので注意。

「二王山〜奥仙俣」
二王峠の先、950m付近までは道がはっきりしています。
その先の急な下りで道が不明瞭になりますが、モノラック沿いに下ればよいです。

全体を通して迷いやすい所だらけなので、一般には勧められない道です。
まずは車道、林道、遊歩道を歩き勘行峰の展望櫓へ。
2012年04月29日 06:50撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 6:50
まずは車道、林道、遊歩道を歩き勘行峰の展望櫓へ。
勘行峰の展望櫓から。
南アルプス〜山伏まで見渡します。
2012年04月29日 06:52撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 6:52
勘行峰の展望櫓から。
南アルプス〜山伏まで見渡します。
勘行峰の展望櫓から。
大無間山。
2012年04月29日 06:52撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 6:52
勘行峰の展望櫓から。
大無間山。
勘行峰の展望櫓から。
上河内岳、聖岳、赤石岳。
2012年04月29日 07:00撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 7:00
勘行峰の展望櫓から。
上河内岳、聖岳、赤石岳。
スキー場脇の道を進みます。
深南部の朝日岳や黒法師岳方面も見えます。
2012年04月29日 07:11撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/29 7:11
スキー場脇の道を進みます。
深南部の朝日岳や黒法師岳方面も見えます。
スキー場内の道を進みます。
正面に南アルプスを見ながら。
2012年04月29日 07:16撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 7:16
スキー場内の道を進みます。
正面に南アルプスを見ながら。
暫く車道を行き、ここから登山道に入ります。
2012年04月29日 07:31撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 7:31
暫く車道を行き、ここから登山道に入ります。
アツラ沢ノ頭。
ここから難路の込岳への道に入ります。
緊張します。
2012年04月29日 07:42撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 7:42
アツラ沢ノ頭。
ここから難路の込岳への道に入ります。
緊張します。
暫くは笹の刈られた尾根で安心します。
黄色い標柱が目安になります。
2012年04月29日 22:24撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 22:24
暫くは笹の刈られた尾根で安心します。
黄色い標柱が目安になります。
しかし途中から激しい笹薮になります。
道は消え、背丈を越える笹をかき分けながら進みます。
2012年04月29日 08:21撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 8:21
しかし途中から激しい笹薮になります。
道は消え、背丈を越える笹をかき分けながら進みます。
激笹薮を越えた1240m地点には樅の大木が有ります。
ホッと一息です。
2012年04月29日 08:36撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 8:36
激笹薮を越えた1240m地点には樅の大木が有ります。
ホッと一息です。
途中、視界の開けた場所から。
白っぽく霞んでいるが、十枚山と下十枚山の間に富士山がスッポリはまっています。
2012年04月29日 09:14撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 9:14
途中、視界の開けた場所から。
白っぽく霞んでいるが、十枚山と下十枚山の間に富士山がスッポリはまっています。
込岳手前のガレ上部。
視界が開け気持ちいい場所です。
2012年04月29日 09:16撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 9:16
込岳手前のガレ上部。
視界が開け気持ちいい場所です。
込岳に着きました。
2012年04月29日 09:25撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 9:25
込岳に着きました。
込岳山頂の様子。
樹林に囲まれています。
2012年04月29日 09:38撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 9:38
込岳山頂の様子。
樹林に囲まれています。
込岳から急坂を下ります。
何度も尻餅をつきながら・・。
急坂を振り返って見上げた様子。
2012年04月29日 22:25撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 22:25
込岳から急坂を下ります。
何度も尻餅をつきながら・・。
急坂を振り返って見上げた様子。
スッペン河内ガレから。
十枚山。
2012年04月29日 10:04撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 10:04
スッペン河内ガレから。
十枚山。
スッペン河内ガレの縁。
右側は藪で通行できる場所が狭く緊張します。
2012年04月29日 22:25撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 22:25
スッペン河内ガレの縁。
右側は藪で通行できる場所が狭く緊張します。
スッペン河内ガレから。
十枚山〜大光山〜八紘嶺。
ここからの展望は素晴らしいです。
ただガレの縁なので気を抜けません。
2012年04月29日 10:21撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/29 10:21
スッペン河内ガレから。
十枚山〜大光山〜八紘嶺。
ここからの展望は素晴らしいです。
ただガレの縁なので気を抜けません。
スッペン河内ガレから。
八紘嶺〜大谷嶺。
2012年04月29日 10:22撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 10:22
スッペン河内ガレから。
八紘嶺〜大谷嶺。
スッペン河内ガレ付近で。
新緑と花と。
2012年04月29日 10:22撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 10:22
スッペン河内ガレ付近で。
新緑と花と。
スッペン河内ガレを見下ろしてみる。
2012年04月29日 10:29撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 10:29
スッペン河内ガレを見下ろしてみる。
スッペン河内ガレを越えた辺りから込岳を振り返る。
2012年04月29日 10:41撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 10:41
スッペン河内ガレを越えた辺りから込岳を振り返る。
二王山手前のなだらかな樹林帯。
ここまでくれば一安心。
2012年04月29日 11:16撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 11:16
二王山手前のなだらかな樹林帯。
ここまでくれば一安心。
二王山三角点。
込岳や勘行峰方面が見えます。
2012年04月29日 11:40撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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二王山三角点。
込岳や勘行峰方面が見えます。
二王山山頂。
こちらからは後ろに八紘嶺、大谷嶺が見えます。
2012年04月29日 11:58撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 11:58
二王山山頂。
こちらからは後ろに八紘嶺、大谷嶺が見えます。
渡本分岐のガレ。
ガレに向かって木々が順番に倒れていくように見えます。
2012年04月29日 12:14撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 12:14
渡本分岐のガレ。
ガレに向かって木々が順番に倒れていくように見えます。
渡本分岐のガレから。
十枚山。
2012年04月29日 12:16撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 12:16
渡本分岐のガレから。
十枚山。
二王峠。
左は八森山、右は奥仙俣へ。
右へモノラック沿いに進みます。
2012年04月29日 12:39撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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4/29 12:39
二王峠。
左は八森山、右は奥仙俣へ。
右へモノラック沿いに進みます。
二王峠先の開けた場所からの展望。
2012年04月29日 12:54撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 12:54
二王峠先の開けた場所からの展望。
モノラック沿いに下ります。
前回はこの辺で迷い引き返しました。
昨年よりも草が刈られて歩きやすくなっています。
2012年04月29日 22:26撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 22:26
モノラック沿いに下ります。
前回はこの辺で迷い引き返しました。
昨年よりも草が刈られて歩きやすくなっています。
モノラックは直進。登山道は左へ。
はっきりした道なのでわかりやすいが標識は無い。
2012年04月29日 13:19撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 13:19
モノラックは直進。登山道は左へ。
はっきりした道なのでわかりやすいが標識は無い。
川まで下ってきました。
木橋を渡ればあと少しで登山口です。
2012年04月29日 13:36撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 13:36
川まで下ってきました。
木橋を渡ればあと少しで登山口です。
奥仙俣の登山口。
無事下山できました。
2012年04月29日 13:38撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 13:38
奥仙俣の登山口。
無事下山できました。
仙俣川沿いに車道を歩きます。
2012年04月29日 14:50撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
4/29 14:50
仙俣川沿いに車道を歩きます。
上落合バス停で歩行終了。
自主運行バス(手前の車)で駐車地近くの大日へ戻ります。
2012年04月29日 16:51撮影 by  COOLPIX S630 , NIKON
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上落合バス停で歩行終了。
自主運行バス(手前の車)で駐車地近くの大日へ戻ります。

感想

1年前、湯の森から二王山へ登り奥仙俣へ下山する計画で二王山に登りましたが、奥仙俣への下山路に迷い引き返してしまいました。
その時は無理せず賢明な判断をしたと思っていましたが、奥仙俣への下山路がどのような道であったのかと気になってきます。

それで二王山から奥仙俣への下山に再挑戦しようという気になってきます。

しかし2回目なので、湯の森からの同じ道ではなく別の道から登りたい。
それで渡本吊橋から登るつもりであったが、先週に吊橋の下見に行くと「一般の方は渡らないでください」との表示があり、この案は却下。

困ったなあ、さあどうしよう。

それなら思い切ってアツラ沢ノ頭から込岳を経て二王山まで縦走してみよう。
相当な難路らしいので気を引き締めて実行します。


まずは林道を歩きアツラ沢ノ頭入口へ向かいます。
しかし天気が良いので勘行峰へ寄って南アルプスの展望を楽しみます。
展望櫓からは素晴らしい眺めが広がります。

その後アツラ沢ノ頭へ登り、いよいよ難路の込岳への道に突入します。

意外なことに下草が刈られていて踏み跡もしっかりしています。
しかし途中から笹が増えてきます。
やがて一歩進むのも困難なほどの笹薮になります。
必死の思いで笹薮をかき分けて進みました。

込岳は樹林帯の中でひっそりとした所でした。

込岳から急な下りを何度も尻餅をつきながら下るとスッペン河内ガレに出会います。
道幅狭く緊張する場所ですが、ここからの眺めは素晴らしいです。
安倍東山稜の山々を見渡すことができます。

スッペン河内ガレから急坂を登ります。
二王山に近づくとなだらかになってきます。
ここまでくれば一安心。
やがて二王山に到着します。


二王山から奥仙俣へ下ります。
前回は二王峠の先、950m付近で迷いました。
道なりに右へ行けば道が消え、左のモノラック沿いは急すぎて道とは思えず、諦
めて引き返しました。

しかし今回はモノラック沿いが正しいとの情報を得ているので、迷わずに下りま
す。ところどころモノラック横に従来のジグザグの登山道も出現します。
昨年はヤブだらけでしたが、その後草刈りがされたのか道もわかりやすくなって
いました。

これで無事に奥仙俣へ下山することができました。

あとは仙俣川沿いに車道を歩きます。

途中、ズボンの裾を見たら血が出ていることに気づきます。
ああ、ヒルにやられてしまった・・・。
まあ一か所だけみたいなのでしょうがないですね。


難路でしたが、達成感十分な山行になりました。
上落合からは自主運行バスで大日へ戻り車を回収します。
白沢温泉もりの泉で汗を流しのんびりしてから帰りました。

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コメント

おつかれさまです
すごいですね、、
絶対真似しませんが、、真似したら多分遭難します、、

ヒルはどの辺でやられたのでしょうかね。
十枚に行きたいと思っていましたが、悩みます。
藪とか漕がなければ大丈夫ですかね、、
2012/4/30 23:25
re:おつかれさまです
難路で大変でしたが、スッペン河内ガレからの展望も良く楽しめました。

ヒルは何処で拾ったのかなあ?。

奥仙俣に下山してスパッツを外したときには気が付かなかったのですが。

靴に登ってきたヒル君をスパッツで通せんぼしていたが、スパッツを外した瞬間に腿に這い上がってきたのかもしれません。

これからの季節、地面の湿った場所は要注意ですね。
2012/5/1 0:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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