富谷観音、楞厳寺(りょうごんじ),笠間(陶炎祭、稲荷、城址)関東ふれあいのみち茨城

2012年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 40.8km
• 登り: 494m
• 下り: 475m

コースタイム

岩瀬駅9:01-9:52富谷観音10:15-南飯田11:26-11:45羽黒駅12:18-12:30笠間駅-13:24楞厳寺-13:56笠間稲荷神社14:09-笠間城址14:53-15:23笠間陶炎祭会場(笠間芸術の森公園)16:30-16:45友部駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

JR水戸線岩瀬駅、羽黒駅、笠間駅、JR常磐線友部駅

コース状況／危険箇所等

関東ふれあいのみち　茨城県　コース6と笠間の陶炎祭、笠間稲荷神社、笠間城址、楞厳寺をハイキングした記録である。

コース6は、富谷観音を下りて、富谷から南飯田までは舗装道路を歩くので車に注意が必要である。茨城県発行ふれあいのみちのパンフレットには旧虎丸バス停、旧飯田局バス停など現存せず確認できない場所が目印になっているので注意が必要である。今回南飯田から羽黒駅まで歩いてJR水戸線で笠間の陶芸祭、他を見学した。

この時期、ふれあいのみちハイキングと組み合わせて歩くのも楽しめる方法と感じた。ここの指導表は、細い円柱のコンクリートに線を入れて表示してあるなどわかりにくく、本数も少ない。

笠間市内内は、駅前で自転車を借りて移動して陶炎祭会場で返却できた。歩道が広く、人があまり歩いていなかったのでスムーズに観光場所を移動することができた。

写真

4/29 9:01

本日の出発点は、JR水戸線岩瀬駅である。宇都宮線の小山駅から乗り換えて下館駅から230円である。休日お出かけキップ利用。

4/29 9:01

駅前にふれあいのみちの案内板が掲示されていた。コースへは、旧虎丸バス停の出発点まで連絡コースを歩くことになる。

4/29 9:23

田んぼには、水が張ってあり田植えの準備が進んでいた。山は、木々の黄緑の新芽色が目立つ。空は、春霞
か霞んでいた。

4/29 9:37

前方は、富谷山でそこに観音さまがある。両側を田んぼに挟まれた一本道を行く

4/29 9:52

富谷観音の案内板で歴史も735年に建立されたとあり古い。本堂へは、急な石作りの階段を何段も汗をかきながら登って行く。

4/29 9:57

立派な本堂、三重の塔、大きな杉の木などこのコース
一番の見どころである。

4/29 10:01

境内にある大杉。

4/29 10:02

本堂をサイドから撮影してみた。富谷観音は、5時頃に門を閉めて入れないようである。ふれあいの道のCPになっているので注意が必要。

4/29 10:04

三重の塔の説明板である。

4/29 10:03

三重の塔は、国指定の重要文化財に指定されていて立派な佇まいである。

4/29 10:12

帰りに階段の掃除をしていたご婦人に立派な観音様でした、お掃除ご苦労様というと「まあ!うれしい」と返事が返ってきた。

4/29 10:14

観音さまが、ある富谷山の説明で山岳仏教の霊地であると説明している。

4/29 10:17

観音様へ登る道の傍らの民家の庭で薫風の中を元気に泳いでいたこいのぼりで躍動感がありました。

4/29 10:45

畑では、長いひげを生やした麦の穂が、みずみずしい緑色で光っていました。青空には、白いSkylineが走っていました。

4/29 11:19

笠間市とつ栃木県茂木町の県境に位置する仏頂山431mの遠景である。青空に下で山がみずみずしい感じがする。

4/29 11:26

コースは、旧家が建つ舗装道路の道を歩く。この道は手前の神社から水戸線羽黒駅に至る。

4/29 11:30

田んぼは、水が張られて田植えの直前である。苗が、植えられている田んぼもある。蛙が、ゲコゲコ盛んに鳴いていた。

4/29 11:37

道の途中に野性の雉が、オス1匹、メス2匹連れで餌をついばんでいた。カメラを向けても逃げなかった。

4/29 13:25

水戸線で羽黒駅から笠間駅へ移動してレンタサイクルで楞厳寺(りょうごんじ)の山門へ行った。国の重要文化財である。

4/29 13:26

この付近は、県立自然公園になっており、多くの野生動物が生息しているようである。県道脇にたぬきの死骸があった。

4/29 13:56

笠間稲荷神社の境内は、多くの参拝客で賑わっていた。

4/29 13:57

八重の藤の説明板であるが花は全く咲いていなかった。連休明けごろから咲くようである。

4/29 13:56

八重の藤は、このような見事な枝と根っこをしている。花も見事であろう。

4/29 13:57

側面から本堂の参拝客を撮影して見た。ひっきりなしに押し寄せていた。商売の神様で、お礼だろうか、景気頼みの参拝だろうか?

4/29 14:03

参道、土産物店前に御利益のお礼に寄進されたのか狐の像である。道沿い両脇に数体の像が建っている。

4/29 14:40

お稲荷さんから笠間城址公園へ登った。天守閣跡を示す角柱である。ふれあいの道のCPでこの柱を広い公園内を苦労して探した。

4/29 14:43

笠間城の説明図である。規模が大きかったようで城跡全体が公園になっている。神社、公園、城址など複数の施設から構成されている。

4/29 14:53

昔、僧兵同士の戦いがありその際逃げた僧兵がこの石を投げて難を逃れたの説明をしている。

4/29 14:52

大黒石の臍の部分へ石を三つ投げて一つでも入ると幸せになるようである。ずいぶん大きな石である。

4/29 15:23

笠間城址公園の後は、芸術の森公園で行われていた陶炎祭へ出かけた。広い公園内に222店が出品しており盛況であった。

4/29 15:24

園内は、陶器店、ビール、お菓子、焼きそば、カレーなどの店のフードコートもあり、焼き物と一緒に多くの人が楽しんでいた。

4/29 15:27

フードコート内の様子である。陶器市は、伝統がありサービス、案内、清掃など行き届いており楽しめた。

4/29 15:28

陶器は、瀬戸物の宝石、美術品、日用品など様々なレベルの作品が展示されていた。仮面の瀬戸物展示あ、あり色、形、デザインが多様である。

4/29 15:29

これから以降、写真の解説より見て頂き何かを感じて頂けたらと考える。そしてGWの1日を訪れて楽しんで頂けたらと思う。

4/29 15:30

4/29 15:31

写真、絵は、2次元であり瀬戸物は3次元の造形を楽しむことが出来る。フォルム、色は、様々である。

4/29 15:32

以下は、目に付いた陶器を撮影して見た。写真を撮っていいですかとお聞きしたら「どうぞどうぞ」の返事でった。

4/29 15:33

笠間焼の色は、様々でありバラエテイに富んでいる。

4/29 15:34

形、白い色、刷毛の筋など素人の私に感動が伝わってきた。

4/29 15:34

デフォルメされた青い色の魚が目に付いた。

4/29 15:36

外国の陶器風という印象をもった。陶器の世界は、可能性の深さ、広さを感じさせてくれる。

4/29 15:37

生け花を活けるとその良さがさらに引き立つ。

4/29 15:37

ピンク、深緑の箸置きがかわいらしい。

4/29 15:38

魚の置物で丸いうろこ、色合い、形が目に着いた。

4/29 15:41

上薬の色合い、何色と言うのだろうか?

4/29 15:41

お皿の中に緑の井戸、海の深さのようなものを感じた。

4/29 15:44

かわいい!　水差しだろうか。色合いも良かった。

4/29 15:45

女体の陶器でフォルムが、魅力的であった。土からこのようななまめかしい形を創作できる素晴らしさを感じ。

4/29 15:46

横浜、東京の百貨店などで展示されているような置物陶器である。

4/29 15:47

店の奥で師匠を囲み若い陶芸作家であろうか?談義をしているようであった。
　

4/29 15:48

青色が美しい芸術品?の鉢で、野菜などを盛り付けるのだろうか。東京の料亭などで御馳走がだされるのか飾っておくのだろうか?

4/29 15:48

お皿のような日用品も販売されており、お客さんが、色、形など手にとって品定めをしていた。何のお料理を盛り付けるのだろうか?

4/29 15:49

緑色と透明の太い帯線、形が目についた。

4/29 15:51

丸い形とほのかな色合いが目に焼きついた。

4/29 15:52

子犬の焼物、かわいい。表情、体の形は、良く観察され、表現されている。生きていて、動き出しそうである。

4/29 15:52

あざらしの置物で姿、形が本物そっくりである。楽しめる。いつまでもあきない。

4/29 15:53

カバが、逆立ちしており題名は「バカ」であった。遊び心が、表現されていた。楽しい。

4/29 15:54

マンドリルで写真、TV画像をヒントにデザインしていると作者が話してくれた。立体にするまとめるのが、難しいところらしい。

4/29 15:55

赤、緑、黄色色鮮やかな焼き物である。柿右衛門や外国の焼き物の雰囲気である。

4/29 15:56

日本調の奥ゆかしい焼物も良いが、カラフルな焼物もまた良い。

4/29 15:56

色彩豊かな絵皿、どんぶり食事が楽しくなりそうであ
る

4/29 16:02

公園は、芝桜や芝生の広場があり陶器見学をしたあとの観客がくつろいでいた。

4/29 16:03

会場から常磐線友部駅行き無料バスは、1時間1本運行されていた。日が、傾き始めた16:30のバスで会場を後にした。

撮影機器：

COOLPIX S5 ニコン

感想

mkatoh

関東ふれあいのみちコース6観音さまをたずねるみちと笠間(陶炎祭、稲荷神社、城址、楞厳寺(りょうごんじ)をハイキングした記録である。見どころは、陶炎祭の陶器市、富谷観音、楞厳寺(りょうごんじ),笠間城址、笠間稲荷神社であった。


天気が、良くて半袖で歩いていても汗ばむ陽気であった。山の木々の新芽、田植えの準備が、進む水を張った田んぼ、農家の庭先、薫風の中を泳ぐこいのぼり、瀬戸物の宝石を展示、販売している陶器市など楽しさを満喫したハイキングになった。

笠間駅でレンタサイクルを借用して名所を効率よく回ることもできた。また、市内3ケ所どこでも返却できるのもありがたい。駅前で借用して陶炎祭りの会場で返却して、無料シャトルバスで会場から常磐線の友部駅へ移動して帰宅する事ができた。

ハイキングと陶芸市を組み合わせて歩くこととレンタサイクルの活用した観光を試みたがおすすめできる。特に地方へ出かけると路線バスなどが、少なかったり、なかったりするので機動性に欠ける課題の対策の一つになる。

陶器市は、色、形、デザインなど様々な陶器が、222店で展示されていて何時間いても飽きないうえにビール、焼きそばなどの売店も充実している。陶芸は、それぞれの創作家のアイデア、技術、美意識が結集されていて深さが感じられて充実した気持ちにさせてくれた。綺麗なもの、美しいものを身近で気軽に楽しめる陶芸市は、COOLである。

陶器の写真コメントは、素人の素直な感じを表現して見た。人それぞれに感じ方があって良いと感じる。是非、会場へ足を運んで楽しむことをお勧めしたい。