安達太良山( 見所タップリ )
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 943m
- 下り
- 957m
コースタイム
天候 | 太陽が常に透けて見えるがずっと薄曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼン不要。 ピッケルはあった方が安全な箇所もあるが、それほど必要もない。 ストックはあったほうが楽。 危険箇所はくろがね小屋手前のトラバースのみ。 それ以外死ぬような道はないと思われる。 |
写真
感想
月曜日はウェザーを見て晴れそうな安達太良山に初めて行ってきました。
実際にはそれ程晴れなかったけど・・・。
6時過ぎに駐車場に到着。
既に何台か駐車しているが、それ程でもない。
いつも通り仮眠、軽食を取った後、出発。
登山道を少し進み、橋を渡った後、旧道と馬車道の分岐。
普通ならショートカット&登山道っぽい旧道を迷いなく進むのだが、初っ端から足元が泥の沼と化している。
一寸嫌だなぁと思いながらも、ちょい進むと泥もなくなりそうなので、旧道を選択。
おっかなびっくり沼を通過すると、道は良くなる。
ちょい進むと再び馬車道と合流。
そして、再び旧道に入る。
こんな感じで進んでいくのですね。
しかし、3つ目辺りかな?旧道に入るとこれが結構長い。
しかも、道は雪解け水で沢と化している。
転んだら惨事であるため、慎重に登っていく。
長い旧道を抜けると、馬車道に合流し、ゆる〜い坂道。
しかし、積雪があるので、歩き難く、ペースはあまりあがらない。
それでも、歩き続けると勢至平(標識)に到着。
相変わらず緩い道。
へこへこしながら、歩き続けると、山頂orくろがね小屋の分岐。
ここにはベンチ、座るにはちょうど良い岩もあるので、ここで一休止。
ザックからバナナを取り出す。
フルーツは水分が多く重いが、日帰りには最高だよねぇと思いながら、パクパクと食べる。
エネルギーを補給した後、くろがね小屋方面を目指す。
相変わらず緩い道。
しかし、ここら辺から踏み抜きの跡が多くなる。
しかも、その跡が結構深い。
これだけもぐると体力を消費するだろうなと思い、トレースを辿り、かつ体重を掛けすぎないように足置きを慎重にする。
そんな道を歩いていくと、鉄山がど〜んと見てくる。
デカイデス。
そんな山に見惚れていると、良く話に出てくるくろがね小屋下の雪斜面のトラバースになる。
噂に聞いている程度なので、これがそうなのか良く分からないが、滑ったら死ぬなこれ。
しかし、トレースもあるし、ノーストック、ノーアイゼン、ノーピッケルで問題なく通過。
通過後、少し歩くとくろがね小屋に到着。
立派な小屋です。
休んでいる方々も居るが、我々はそのまま通過。
山頂を目指します。
雪道、ザレ場の混合路。
斜度は普通。
こういう斜度の方が歩きやすい。
景色を眺め、撮影しながら登っていく。
少し登ると、再び雪面のトラバース。
ここは滑っても死にそうにはないが、距離が長いのでピッケルをさしながら通過。
そして、峰の辻に到着。
峰の辻から山頂( 正しい(若干卑猥)な言い方をすると乳首 )が見える。
雪斜面もあり、中々良い景色。
ここもノンストップで通過し、牛の背を目指す。
再びトラバース。
ここはこんなのばっかり。
危険な感じはしないですけど・・・。
牛の背に到着すると、安達太良山のやばい箇所が見えてくる。
つまり、ガスが発生している反対側。
初見だが、凄い情景である。
那須の茶臼を彷彿とさせるが、規模が違いすぎる。
奥には磐梯山もみえるし、撮影欲がむくむくと・・・
近くのピークでレンズ交換しながら撮影。
残念なのは曇り空のため、光が満遍なく当たり立体感がイマイチな点。
あとは自分の立ち位置が高すぎるので高度感が出ない。
と、撮影視点からすると色々と不満が出てくる。
しかし、私は写真メインではなく、登山メインであるため、十分に満足できる。
秋に人が溢れる理由も分かる。( ←故に今まで敬遠していた )
撮影を堪能した後、先ずは鉄山を目指す。
鉄山までの距離は大したことない。
しかし、一度鞍部まで下る必要もあるし、乳首からだと距離も若干ある。
そのためか人は少ない。
鞍部まで下った後、岩場の上り返し。
雪はなく、歩きやすい。
少し登った後、トラバースし、再び少し登ると山頂に到着。
山頂には標識はないが、石碑がある。
景色は非常に良く、撮影を楽しむ。
乳首には人も多そうだし、ここで食事を取ることにする。
ケルンを背に風除けし、東北の山々を見ながら食事。
綺麗な山々が多く、これからはもっと東北の山々を攻めてもよいかなぁと思う。
食事終了後、直ぐに出発。
往路を引き返し、乳首を目指す。
乳首までは牛の背への登り返しが急なぐらいで、あとは大したことはない。
雪もないし。
安達太良山山頂の表紙がある乳首直下に到着。
鉄山の静けさとは打って変わって人が多い。
記念撮影の前に乳首登頂を目指す。
といっても、直ぐに到着。
岩場だがクライミング要素ゼロだし、八丁尾根に比べれば普通の道。
祠で記念撮影した後、直ぐに下る。
山頂標識でも記念撮影した後、直ぐに下る。
何故下山を急ぐのか?
それは人が多くて嫌だから・・・
下山路は山頂直下の雪面から峰の辻まで一気に下る。
そして、くろがね小屋方面ではなく、勢至平を直接目指す。
峰ノ辻から勢至平の道は結構いやらしい。
残雪期の妙高を思い出させる。
あれほどのいやらしさはないが、雪解けの沢、踏み抜き、藪こぎの道。
幸いにも印は結構あり、道は明瞭。
そして、早い。
予想よりかなり早く勢至平に到着。
ここで最後の休憩。
後は馬車道、旧道を通り、橋まで下山。
ここから遊歩道に入り、滝を楽しみながら下山し、駐車場に到着。
帰路に着いた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する