生駒山系 河内越え (大阪側)
- GPS
- 02:46
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 708m
- 下り
- 704m
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹薮漕ぎ有ります 道が崩れている所も有ります 猪に気をつけて下さい。奴らは噛みつきもします。 暖かくなると蛇にも出会うかも知れません。 生駒はマムシも多いそうです。こいつは逃げずに向かって来るそうです。 幸い、私はこれらに出会ったことは一度もありません。 |
写真
感想
以下、つれづれに書いた長文です。
お気に障れば読み飛ばして下さい。
嫁サマ 「連休中、山ばっかりイヤ!」
子供 「遊園地行きたい。プール行きたい。いっぱい遊びたい。」
仕方なくゴールデンウィークの山行は1回で諦め、子供の希望に沿って過ごすことに。
しかーし!
燃焼不十分な父親。
山へ行く隙を窺っていましたがとうとう連休最終日。午前中に雨が降り出し、恨めしげに空を眺めていると遠くの方が明るい。もしやと思い天気予報を見ると午後から晴れとの事。昼食後、そそくさと準備をして「ちょっと山へ行ってくる」と家を飛び出しました。
今日はどこから登ろうか?
あ、そうだ。河内越えの道はどうなったんだろう。十三峠までの自然公園道が開通してからは行ってないな。
ということで、先ずは農免農道の登り口まで。
水呑地蔵尊(院)へ向かう道を登り、池の横にある道しるべに従い左折。ネットフェンスに沿って進むとすぐに道を塞ぐ笹藪に捕まります。かき分け、踏み倒しさらに進むと、右の谷から水が流れて来ている所で、猪のぬた場に出ました。この少し先で川を渡り右岸に取りつくのですが、笹の壁が立ちふさがり進めません。
手前からコンクリートの堤を下りて右岸に取りつくにも、この先の状態が分からないので無理はせず引き返し、平群(へぐり)の檪原(いちはら)へは行かず、上から下ってくることに予定変更。念のため、目印に赤テープを巻き付けておきました。これが後で役に立つことに...。
いったん、水呑地蔵尊(院)に立ち寄った後、自然公園道を下りて河内越えの道へ。
ない!
河内越えの道があるはずの所に来ても無い!
地形を見てもここにあるはず!
でも有るのは擁壁。
しばらく右往左往。
ふと上を見ると擁壁の上に養蜂箱が2つ。
近くで見てみようと登れる所を探しながら擁壁に沿って道を下って行くと、フェンスの扉とその先に道が。
「?」
そういえば、河内越えの途中で山腹を水平に巻く枝道があったよなー。
ひょっとしてと振り返るとガードレールに切れ目が。
道路が出来たために、山道が一部無くなっていたようです。
気を取り直して見つけた山道を下って行きます。
いったん砂防ダムの下へ降り、川に沿って右岸を行きます。
ブッシュを払いのけ、倒木の下をくぐり進みます。余り必要は感じなかったのですが、所々、赤テープを巻き付けます。
途中から道が無くなっています。
やがて、小さい砂防ダムに着きます。本来ならこの下を左岸に渡るのですが、先が猛烈な笹藪で断念。
渡河ポイントを探し、右岸をさらに下ると、対岸に見覚えのある赤テープが。
川の水量も少なく、堤も1mちょっと。何より、堤から突き出たヒューム管が足場になりそうなのでここで左岸へ。
さっき引き返したぬた場に出ました。ここで、さっき付けたテープのうち、余分なものは回収。
ここから進むにはちょっとコツがいります。今渡った川に沿って進んで下さい。池のネットフェンスの終端に出たあと、フェンスに沿って進むと水呑地蔵尊(院)の分岐に出ます。ぬた場から、川から少し離れた所から進むと楽そうに見えますが、その先は池です。フェンスもありません。注意して下さい。
今度は、ルートを繋げるために信貴スカイラインから残りの河内越え(大阪側)を自然公園道まで下りようと縦走路へ向かいます。
信貴スカイラインからの下り口は昔のままの場所。
踏みならされた道を軽快に下り管理道に出ます。
管理道に分断された古道をさらに下ります。
途中から、笹藪。笹はどんどん深くなってゆきます。
左下には自然公園道。道路によって古道が一部消失してしまっているので、仕方無く擁壁の上を笹を掻き分けながら下って行きます。どうもこの擁壁の傾斜路が新しく作りなおされた道のようです。
途中、さっき下から見た養蜂箱の横を通り過ぎ(道の横に設置するなんて!)、フェンスの扉の所まで来ました。傾斜路には何故か、かきねのように木を植えられて、道路と山道との出入りができなくされています。山道と知らない方がやってしまったのでしょうか。
さて、今下った道は途中から、北への尾根道があったっけ?
と思い、フェンスの扉を開け水平道へ。
思い当たる尾根まで来ましたが、道らしきものは見当たらず。
気のせいだったか...。
帰りは水呑地蔵尊(院)から下ってゆきます。
農免農道の手前で「この先危険につき・・・」の看板。
危険そうにも見えないので行って見ましたが、道の横に鉄管が横たわっているだけ。それよりも、大阪平野が一望できる絶好のポイントでした。
さらに進むと、山道があるようです。
帰りかけたのですが、興味が湧いたので戻って少し登ってみることに。
ほどなく、「この先通行できません」の看板。
どう、通行できないのか、また興味が湧いたのでさらに進みます。
やがて、棚田の跡でしょうか?植林されたところに行きつきました。藪を漕げば先へ進めそうなのですが、予定時間を過ぎたのでここで下山。
5月20日 追記
登山者が初めてのルートを利用する時、頼りになるのが赤テープなどの目印。
人と出会わない山の中、道を間違えていないか不安になった時にこれを見るととても落ち着きます。
この目印を外したり、事もあろうか全く別の所に付け替えたりする人がいるようです。
河内越えルートを池の側から登りで利用する方のために少し補足します。
石標を左折、池のフェンス沿いに進んだあと、出来れば向かって左にあるコンクリート堤の上を行くか、笹のトンネルをくぐって下さい。足下はとても悪いですがトンネルを出た所で灌木の間から右岸が見える所に出ます。もし、トンネルをくぐらずに向かって右側の笹を漕いだ場合は、薮を出てすぐ左を探して下さい。同じように灌木の間から対岸が見える所が見つかると思います。
ここから右寄りに進路を取ってダムの下まで行きたいところですが倒れた笹に阻まれて進めません。
灌木の間から下の川を見てコンクリート堤からヒューム管が突き出ている所を探して下さい。見つかればそれを利用して、川へ下り、対岸へ渡って下さい。
そこから川上を見ると川から2〜3mの高さに斜めに生えた太い木があります。
ダムまでこちら側は本道ではないので道ではありませんがその木の上まで斜面を斜めに登って行って下さい。
更にそのまま進むと小さなダムに出ます。そのまま右岸を巻き上がりダムの上に出ます。本道は右岸なのでこのまま進めばいいのですが、まだ当分の間、道が消失してしまっています。川には絶対に下りずに、斜面の僅かでも平らな所を探して川に沿って登って行って下さい。
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