忍野高原トレイルレース(2012):256分のトレイルラン
- GPS
- 04:25
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,856m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
7:30 忍野中出発 → 8:32 杓子山 → 9:15 二十曲峠 → 9:34 石割山 → 9:55 大平山
→ 10:14 笹尾根公園(エイド) → 10:55 立ノ塚峠 → 11:19 二十曲峠 → 11:46 忍野中帰着
備考:二十曲峠・大平山・笹尾根公園のエイドを利用
(大ザス峠の水エイドは今回林道の状況によりキャンセルされました)
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロング出走は申告タイムで2グループに分けられてのウェーブスタート。 今回は第一ウェーブ出走でしたので、渋滞少なくかなりはかどりました。 杓子山から下りが急坂となっており注意が必要です。 特に雨天時は滑ります。 本日は、二十曲峠より本降りでしたが、立ノ塚峠への上り返し(林道)は若干冷えました。 半袖でかろうじて乗り切れました。 また、二十曲峠への二周目はトレイルがひどくぬかるんでおり、泥スキー状態でした。 後続の選手は更に苦労されたと思います。 大会係員、消防団、自衛隊の皆さん、ご苦労様でした。 おかげさまで楽しく遊ばせてもらいました。 |
写真
感想
UTMFより二週間。腫れていた足は何とか一週間で元に戻り、先週月曜日からジョギングを再開しました。
本日はUTMF以降、初のトレラン大会。忍野高原トレイルレースに参加してきました。
実は、この大会にはヤマレコのyamayoさんも参加されると急遽連絡あり。
会場で落ち合う事にしました。
お互い早めに会場に到着してましたが、そんな事もつゆ知らず電話してみるとビックリ。
yamayoさんの車は、実は自分の車の3台隣にあったのでした。
お互い余りの偶然に笑ってしまいました。
出走もyamayoさんと同じ第一ウェーブ。
yamayoさんは、30kmクラスのトレラン大会は初めてとの事で、お言葉に甘えさせていただき先を急ぎました。
この大会は、エントリークラスの方にもとても走りやすい大会だと思います。
一部、杓子山からの下りが急坂で注意が必要ですが、アップダウンは少なめです。
今回は、第一ウェーブでの出走でしたが、一応高座山までは渋滞回避の為に何とか頑張り、
その後は終盤に向けて抑え気味で先を目指しました。こういう作戦をもって大会に臨むのも珍しい事です。
最初は、雨天の中杓子山を下る事に不安を感じてましたが、天気は何とか二十曲峠まで持ってくれました。
二十曲峠のエイドは短時間ですが、十分補給して先を急ぎます。
ここから雨は本降りでしたが、樹林を抜けていくのでこの時点では気になりませんでした。
立ノ塚峠以降、ミドルの選手も合流し幾分渋滞する箇所もありましたが、石割山・大平山と難無く通過し笹尾根公園に到着。
ロングはここからが勝負です。前回はここからの上り返しでかなり歩きが入ってしまいました。
今回はリベンジに向けて気合いを入れます。
舗装道・あぜ道・林道へのゆったりペースで進みます。次第に上り坂も急になっていきます。
林道からは早歩き・少しジョギングを繰り返します。
雨も高度を上げるにつれて強くなっていきます。立ノ塚峠直下までくると相当雨に打たれ寒さすら感じ始めました。
二周目のリストバンドを貰い再び稜線に。稜線に入ると雨は弱くなってくれました。
再びスローペースでのランを再開したので体も温まりはじめます。
しかし、苦労は続きます。
稜線のトレイルはいつもであれば軽快ですが、雨のせいでドロドロです。
多くの箇所で、泥スキー状態でした。疲れた脚にもこたえます。
比較的早めに稜線二周目に入れたのでこれでも状況は良いほうだと思います。
後続選手はどうなるのだろうと思いました。
ペースはだいぶ落ちてますが本日二回目の二十曲峠にようやく到着。
ここで後ろを走っていた選手が「走りながら良く写真が撮れるものですね、スゴイ!」と声を掛けてきました。
とても気さくな方でした。
ちょうど、その方とエイドを出たタイミングがほとんど同じでしたが、その方(以降Kさんとします)を目指して走ります。
最後はゴール手前で追い越して逃げ切るつもりでした。
Kさんが数十m先行してます。それをこちらが追いかけます。
正直、最初は「この間隔なら行ける!」と思いました。
下りになると少し元気がでてきたのでペースを上げます。
ただ、何故か追いつきません。焦りは禁物、まだ距離が残されているのでじっくり攻めていこうと思いました。
ゴール手前2kmより再び踏ん張りペースを上げます。
それでもKさんにだけは追いつきません。たった数mの間隔がとても遠く感じます。
他の選手は抜けているのに、Kさんだけは同じ間隔を保ったままの状態が30分近く続きます。
気がつくと忍野中手前のロード(最終コーナー)まで来ていました。
ここで最後の力を振り絞ります。するとそれ以上のスピードをKさんが出しました。
結局、Kさんには追いつく事ができずゴール。
とても良いペースで走れた事、無事終着点まで完走できた達成感の方が強かったのか不思議と悔いはありませんでした。
その後、完走証を貰いに先に歩くと、見ず知らずのKさんが声を掛けてきてくれました。
Kさんによれば、二十曲峠以降ずっと自分からのプレッシャーを背後に感じながら走っていたそうです。
そして残り2kmで最後のスイッチを入れたそうです。
この時、初めてお互い意識し合いながら最後までデッドヒートを繰り広げていたのだと知りました。
Kさんとはその後も大会で準備されたトン汁と突付きながら、お互い完走後の爽快感に浸りながら話に花が咲きました。
いやぁ、見ず知らずの方とこうして知り合って最後まで競い合い、
最後はお互いの労をねぎらう事ほど素晴らしいものはないと感じました。
Kさんとは、次回「キタタン」で再会する約束をして別れを告げました。
もうヤマレコアップとは・・・早いっ
お会いして、お話できて、アドバイスもいただけて
大変楽しい大会でした
アドバイス通り、エイドのおやつとドリンクがとても
充実していたので、おお助かりでした。
しっかり食べたので、バテもせずに最後の下りは
しっかり走りきってゴールできました
その後、家族とは「さかな公園?」で合流して、
水族館で遊んでから帰宅しました。
またご一緒できるのを楽しみにしています
これから、じじ・ばばの家に行くそうなので、
私のヤマレコアップは時間がかかりそうです(苦笑)
昨日はお疲れさまでした。
その後、先に帰ってしまいスミマセンでした。
もう少しゆっくりするつもりでしたが、帰宅命令が出てしまいました。
トレランの大会はトップクラスも一般も関係なく、身近に接する事ができるのが醍醐味ですよね。
また、ロードよりも他の周辺選手との意思疎通を図る機会が多いような気がします。
そういったコミュニケーションが実は一番好きだったりします。
また、お会いできると思います。
楽しみにしています。
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