ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 198099
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

長野県長野市鬼無里 奥西山〜堂津岳 登山道整備のボランティア

2012年06月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
kintakunte その他16人
GPS
10:40
距離
15.5km
登り
924m
下り
921m

コースタイム

6/10(日)奥裾花自然公園駐車場6:10-6:20登山道入り口6:30-落合7:30-奥西岳8:30-9:30作業場所14:00-15:00奥西岳15:10-16:00落合16:40-16:50奥裾花自然公園駐車場
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6/9(土)中野市内4:30‐6:30奥裾花川自然公園駐車場(宿泊)
6/10(日)奥裾花自然公園駐車場17:00-19:20中野市内
コース状況/
危険箇所等
〔駐車場-登山道入り口〕
通常は水芭蕉の公園まで延びている道路を歩きます。時期によっては定期バスに注意が必要です。今回は特別に許可を頂き登山道入り口まで乗用車を乗り合って移動しました。

〔登山道入り口〜落合(尾根分岐)〕
始めは森林の湿った落ち葉を踏みしめ、小川を徒歩したり橋を渡ります。その時滑りやすいので注意が必要です。また、かなり湿地帯を歩きますので、スリップによる転倒や滑落に注意が必要です。時に降雨時や次の日は登山道が泥の状態となりますので、泥汚れは覚悟をする装備にて登る必要が有ります。また、下りはかなり滑りやすいので、慎重に足を運び滑落に注意して下さい。

〔落合〜奥西岳〕
基本的には登山道は整備中につき立ち入りは禁止となっています。今後登山道整備が進み解禁となった事を想定として、参考までに状況を説明しますね。ネマガリダケの自生地を切り開いていますので、足元はネマガリダケの仮跡や木の根などが有り、つまずきや踏み抜きよるケガに注意が必要です。また不意の転倒と切株によるケガが十分に想定されますので、歩くには注意が必要です。降雨時期や融雪の水によりかなり登山道が泥と化している場所が有るので、スリップによる転倒や滑落に注意が必要です。

〔奥西岳〜堂津岳〕
開通までお待ちください。引き続きネマガリダケの自生地を切り開いていますので、足元は悪いです。また、道標など全くありませんので迷い道に注意が必要です。特に残雪時期や濃霧はルートファイティングも必要で、道に迷いやすい場所も多数あるので、整備が完了するまでは入山をしないで下さい。
交流会での一コマ、牛筋の煮込み、手作りです。
美味しかったです。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:52
交流会での一コマ、牛筋の煮込み、手作りです。
美味しかったです。
何と昭和の時期を思われる空撮?の裾花自然園の全容です。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:52
何と昭和の時期を思われる空撮?の裾花自然園の全容です。
次の日は雨も上がり朝の準備作業風景です。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
2
6/11 1:52
次の日は雨も上がり朝の準備作業風景です。
車で登山道入口まで移動です。(特別に許可を頂いて車両通行止め区間に入場しています)
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:52
車で登山道入口まで移動です。(特別に許可を頂いて車両通行止め区間に入場しています)
登山道を歩いて直ぐに道標に突き当たります。左折しますが、帰りは見落とさない様に注意です。(この意味わかるかな)
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:52
登山道を歩いて直ぐに道標に突き当たります。左折しますが、帰りは見落とさない様に注意です。(この意味わかるかな)
サンカヨウかな?とニリンソウ。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:52
サンカヨウかな?とニリンソウ。
ニリンソウの回廊。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:52
ニリンソウの回廊。
雨にぬれ水水しい花ですね。
2012年06月11日 01:52撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:52
雨にぬれ水水しい花ですね。
更にニリンソウの回廊が続きます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
更にニリンソウの回廊が続きます。
稜線の落合手前には残雪が有りよじ登り通過します。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
稜線の落合手前には残雪が有りよじ登り通過します。
そして分岐地点。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
そして分岐地点。
左は東山方面。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
左は東山方面。
右が堂津岳方面です。以前来た時は藪の壁でした。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
右が堂津岳方面です。以前来た時は藪の壁でした。
通常は整備中の為通行止めです。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
通常は整備中の為通行止めです。
信じられません、藪だった所に立派な道が出来ています。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
2
6/11 1:53
信じられません、藪だった所に立派な道が出来ています。
一部残雪を踏みます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
一部残雪を踏みます。
シラネアオイ、今が見頃かな。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
シラネアオイ、今が見頃かな。
更に快適な道が続きます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
更に快適な道が続きます。
ツバメオモト
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
ツバメオモト
奥西山の三等三角点、新しそうですね。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
奥西山の三等三角点、新しそうですね。
再び残雪を踏みます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
再び残雪を踏みます。
大きなダケカンバの木。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
大きなダケカンバの木。
少しガスが濃くなりました。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
少しガスが濃くなりました。
本日の作業地点に到着。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
本日の作業地点に到着。
背丈を超えるネマガリダケの藪。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
背丈を超えるネマガリダケの藪。
突然シラネアオイの群生が。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
突然シラネアオイの群生が。
刈りはられたモノを直ぐに片付けます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
刈りはられたモノを直ぐに片付けます。
すぐ後ろには仕上げの刈込がされていきます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
2
6/11 1:53
すぐ後ろには仕上げの刈込がされていきます。
あれよあれよと道が蘇って行きます。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
あれよあれよと道が蘇って行きます。
藪の切り込み隊の草刈り機。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
藪の切り込み隊の草刈り機。
本日の目標地点岩場取付の脇にシラネアオイの群生が有りました。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
本日の目標地点岩場取付の脇にシラネアオイの群生が有りました。
ヤグルマソウとシラネアオイ。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
ヤグルマソウとシラネアオイ。
岩場取付部より戸隠方面を望む、真っ白・・・
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
岩場取付部より戸隠方面を望む、真っ白・・・
終着地点です。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
終着地点です。
終着地点より振り返ると素晴らしい道が出来ていました。皆様お疲れ様でした。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
終着地点より振り返ると素晴らしい道が出来ていました。皆様お疲れ様でした。
さて、裾花自然公園駐車場に到着後、珍しい植物を見つけたとの事で尋ねられました。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
さて、裾花自然公園駐車場に到着後、珍しい植物を見つけたとの事で尋ねられました。
葉っぱの下根元に花を咲かせる植物の名前をご存知の方いませんでしょうか?
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
1
6/11 1:53
葉っぱの下根元に花を咲かせる植物の名前をご存知の方いませんでしょうか?
終始曇りで山容を現さなかった堂津岳の峰々。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
終始曇りで山容を現さなかった堂津岳の峰々。
今度は秋の作業となります。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
今度は秋の作業となります。
振り返ると日がさしています。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
振り返ると日がさしています。
帰りは鬼無里と言ったらおやきの代名詞『いろは堂』です。嫁さんのお土産を購入。
2012年06月11日 01:53撮影 by  DSC-W170, SONY
6/11 1:53
帰りは鬼無里と言ったらおやきの代名詞『いろは堂』です。嫁さんのお土産を購入。

感想

今回は登山道の整備という事で念願して3年目にて実現しました。「サク姉さん」から情報を頂き、そして「osanpo」さんからは何度かお誘いの連絡を受けての実現でした。
その昔、先人が切り開いた登山道を整備する事は、当時の人たちの苦労を感じながら、その思いを後世へつなげて行ければ幸いかと考えました。
既にプロジェクトは4年目を迎えているので、経験値も高く、作業はかなり慣れた状態でした。チームに分かれ作業担当を決めた上で進める内容は時間を忘れ程淡々と進みました。結果、今回はかなり効率が良い作業であったと話を聞きました。
作業内容は決して楽では有りませんが、確実に先に進む事で苦しい事も忘れ充実した1日となりました。
何時かは小回りで東山〜中西山〜奥西山〜堂津岳〜乙妻山〜高妻山〜戸隠山の縦走コース。大回りでは同じく堂津岳〜乙見山峠〜天狗原山〜金山〜焼山〜火打岳〜妙高山の縦走コース。なんてね、かなりの大風呂敷を広げましたが大ロマンですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2529人

コメント

登山道開拓
kinta兄さん、悪天候の中、お疲れ様でした。

ここ数年は初夏に中西山に登っています。
数年前までは堂津岳方面は激藪だったのですが
段々と切り開かれ、
今年はなんと道が開かれているではないですか。
皆さんのおかげで開拓もだいぶ進んで来ましたね。
お花が沢山咲いているようなので、
いつの日かお花の時期に歩けることを楽しみにしています。

珍しいお花はコシノカンアオイ系でしょうか。
葉っぱの先がとがっているので、ウスバサイシンの方かもしれません!
2012/6/12 15:16
本当にすごいですね
サク姉さんおはようございます。
10年近く前に東山へ登った時には藪の壁だったのですが、立派な道が付いていました。先人は手カマで切り開いたとの事で驚きです。ネマガリタケの太さの半端ではないですね、見たことがないほど太く背丈が高かったです。

お花の情報有難うございます。教えて頂いた名前で確認して見ますね。
2012/6/13 7:17
お疲れ様でしたー
悪天候の中、お疲れ様でした。
その前の週に通ったところが、綺麗になって行く姿を見てみたかったです。
2012/6/13 18:20
お疲れ様です!
kintakunteさん、こんばんは。

ネマガリダケとの格闘、本当にお疲れ様です。

四国の笹藪とは次元違う格闘ですよね
このルートを残雪期に登ったときも、人を寄せ付けない藪にはちょっと閉口でした。この時期なら尚更ですね。
2012/6/13 21:56
半端では有りませんでした。
umasouさんコンバンワです。
登山道開通には、もうしばらくお待ち下さいね。秋の作業への参加は如何でしょうか?

kusmmkさん、ご無沙汰しています。
背丈を遥かに超えるネマガリダケの藪は、まるで氷壁の如く壁として立ちはだかる様は驚きですね。先頭は草刈り機が行きますので、壁を直接カマで刈る事はないのですが、草刈り機で三段狩りを行う様は凄かったですよ。
2012/6/14 21:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら