エルブルス

2019年08月11日(日) 〜 2019年08月15日(木)

• GPS: 104:00
• 距離: 46.2km
• 登り: 6,326m
• 下り: 6,326m

コースタイム

8/11 アザウ(2200m)ー3900m地点ーアザウ
8/12 アザウー国立公園小屋(3850m)ー4300地点ー国立公園小屋
8/13 国立公園小屋ー4900m地点ー国立公園小屋
8/14 休息日
8/15 国立公園小屋ーキャット終点ーエルブルス(5642m)ーアザウ

天候

5日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

写真

夜のモスクワ。ロシア初上陸！

国内線でミネラーリヌィエヴォードィ空港へ。

テレスコルへの車は、路上を歩く牛を避けながら対向車線を爆走する、レースゲーム状態。山よりこっちのほうが危険(笑)

ベースとなるチェゲット（テレスコル）の村。見上げると5000m級の山々。

アザウからゴンドラで入山します。

ゴンドラで3500m地点まで上がると、目指すエルブルスが見えました。最高点は左側の西峰です。

反対側にはコーカサス山脈。

ドラム缶のようなバレル小屋。1日目は3900m地点まで登り、一旦ゴンドラで下山します。

2日目、全装備を担いで再び入山します。山小屋泊なのにこの大荷物(笑)

宿泊する国立公園小屋（3850m）に到着。バレル小屋がドラム缶なら、こちらはコンテナといったところ。
新しくできた小屋らしいです。

小屋の廊下。

小屋の居室。4人部屋、2段ベッド。

小屋周辺には生ごみがそのまま捨てられていました。環境に対する意識は日本とは異なるようです。

小屋のトイレ。

小屋に荷物を置いてさらに登ります。氷河上に無数の川が流れていて、写真は徒渉ポイント。

岩陰にテントが張られていました。

2日目は4300m地点まで登り、小屋に戻ります。

朝日に照らされるコーカサス山脈その1。

朝日に照らされるコーカサス山脈その2。奥の鋭鋒はジョージアです。

朝日に照らされるエルブルス。この写真を撮りにうろついている途中、薄氷を踏みぬいて打撲しました。。。

3日目は4900m地点まで登り、小屋に戻ります。

月明りに照らされるエルブルスに、ヘッドランプを点けた登山者の列が見えます。

丸1日の休息日を経て5日目、サミットプッシュのためスノーキャットに乗り込みます。

ヘッドランプをつけて出発！

月が明るくヘッドランプの光がなくてもよく見えます。

陽が昇ってからも東峰の影の中を歩くため、しばらくの間は寒いままです。

ロシア軍も訓練のため登っています。

Saddleより上はフィックスロープが張られているため、セルフビレイをとりました。このためにハーネスをもってきました。

フィックスロープ帯を通過すると、山頂が見えます。深呼吸をして一歩一歩近づいていきます。

ヨーロッパで最も高いところに到達しました。セブンサミッツふたつめ！！

コーカサス山脈をバックに。遥か眼下に氷河が見え、かなりの高度感です。

登頂したその日のうちに麓まで下山。エルブルスビールで乾杯！

感想

kumatarou

入山する5日間のみばっちり晴れました。
休息日を設定することができたため順応が進み体力が回復したこと、
雪の状態がよくキャットが終点まで走ったため体力を温存できたことから、
リーダー含めて11人全員登頂できました。
次回はぜひ春にバックカントリースキーで再訪したい！