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Yamareco

記録ID: 2003189
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アルパインクライミング
ヨーロッパ

ブライトホルン(Breithorn4146m)ハーフトラバース

2019年08月13日(火) [日帰り]
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yari-tsurugi その他1人
GPS
--:--
距離
5.6km
登り
413m
下り
392m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:10
合計
6:30
8:00
290
グレッシャー・パラダイス
12:50
13:00
90
14:30
グレッシャー・パラダイス
取り付きからの氷雪面が嫌らしい。ガイド・パーティーはガイドがアイス・スクリューでクライアントを確保していた。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイでクライン・マッターホルンのグレッシャー・パラダイス
コース状況/
危険箇所等
取り付きからの氷雪斜面が嫌らしい。
その他周辺情報 グレッシャー・パラダイスのカフェ
コルからの縦走(ハーフトラバース)で山頂へ
コルからの縦走(ハーフトラバース)で山頂へ
夜明けのツェルマットから
夜明けのツェルマットから
ブライトホルン・パスからハーフトラバースの取り付きへ
ブライトホルン・パスからハーフトラバースの取り付きへ
岩稜帯終了、後ろにマッターホルン、この後は雪稜を辿り山頂へ
岩稜帯終了、後ろにマッターホルン、この後は雪稜を辿り山頂へ
綺麗なツェルマットの駅舎
綺麗なツェルマットの駅舎

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ 長袖インナー ソフトシェル ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング

感想

 予報どおり天候が回復。この日はブライトホルン(Breithorn 4146m)をハーフトラバースする。トラバースは縦走の意味で、途中のコルから山頂へ縦走するからハーフトラバースとのこと。先日と同様に朝一番のロープウェーでツェルマット山麓駅からグレッシャー・パラダイスへ上がって行く。
 無風に近く寒さも感じない。07:50パートナーとロープを結び合ってガイドとクライアントの各組と同じタイミングで出発した。2回目になると氷河歩行にも余裕が生まれ、周りの風景を楽しむこともできる。一般ルートを登るパーティーを左側(北)に見送り、ブライトホルン・パスをハーフトラバースの取り付きへ向かう。傾斜が強くなり、ジグザグに登りながら取り付きを目指す。
 最初の核心は、取り付きから稜線までの氷雪面の登りになる。ガイド達は、アイス・スクリューを使ってクライアントを確保していた。先行していたパーティーのクライアントが足を滑らせて数メートル滑落していた。確保されていたので大事には至らなかったようだ。直後、サングラスが落ちてきて、下のクレバスに吸い込まれていった。なんだか騒々しい。
 私たちは、アイス・スクリューを持参していなかったので、ピッケルを支点にツルベで登った。騒々しく登らなければならないほど難しいものではなかったが、所々、表面の氷が割れ易かったり、その下の氷が硬かったりして嫌らしかった。
 稜線に辿り着き、少し雪稜を進むと岩稜になる。ここから山頂の少し手前までは、岩稜帯が続く。先行のガイド・パーティーがクランポンで登っていたので、ミックス帯があるかと思い、私たちもクランポンで登って行ったが、結果からすれば付けていなくても良かった。
 岩稜はスッキリしていて気持ちよく登れる。高度感があるものの、手がかり足がかりも多い。岩稜帯の後半に刀渡りのような箇所とかぶり気味の尖岩がある。刀渡りのような箇所は、真上を渡ろうとせずスイス側(北側)へ身を乗り出してトラバース気味に処理するのが易しい。また、かぶり気味のニードルは、支点から少しイタリア側(南側)へ回り込んで登れば容易だ。
 12:00岩稜帯が終了。ここからは気持ちいい雪稜の緩やかな登りとなる。1時間弱で頂上だが、狭い足下なので慎重に進んだ。13:00頃、山頂に至る。先行していたパーティーや一般ルートから登ってきたパーティーで賑やかだった。
下りは、一般ルートを駆け下り、山頂レストランのカプチーノでまったりしてからツェルマットへ戻った。

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