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Yamareco

記録ID: 200777
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

堂所山〜陣馬山〜南郷山〜富士小屋山 バリエーションルート

2012年06月23日(土) [日帰り]
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GPS
05:10
距離
11.6km
登り
955m
下り
961m

コースタイム

福源寺(陣馬高原下バス停近く)13:09→堂所山13:56→陣馬山14:50(休憩)→南郷山15:14→南郷林道15:45〜16:07→南郷山16:38→富士小屋山16:44→540m圏峰→麓17:54−(下り口,登山口を探してうろうろ)→福源寺18:16

移動距離 11.59km
移動時間 5時間7分
平均時速 2.27km/h
天候 曇り

気温(気象庁データ:八王子)
スタート(13:10)23.9℃→最高24.9℃(15:15)→ゴール22.2℃(18:20)
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車です
コース状況/
危険箇所等
【福源寺→堂所山】
福源寺裏から踏み跡はあるが、お墓に続いており、最後のお墓の所で踏み跡は消える。目指す尾根は見えるので、登りやすい所を登ると、尾根に到着。この尾根はかなり急(等高線参照)。そして少し藪だが、それ程歩きにくくはない。
その後も踏み跡はないが、尾根を追えば堂所山から案下川に続く尾根に合流する(標高約520m地点)。この尾根に合流後は おおむね踏み跡明瞭で、迷わない。傾斜は少し緩んで中ぐらい。堂所山〜関場峠の道に合流後は楽。

【→陣馬山】
明瞭で歩き易い道。さすがバリルートとは違う。
ぬかるみ多数。

【→南郷山】
踏み跡有り。山名標識も有り。

【→南郷林道】
南郷山山頂から少し北寄りの尾根を下降。尾根を追えば、迷わないが(尾根以外は歩きにくいので)、上の方の一部開けたところは日当たりが良く藪状態。ただこの区間は短く、すぐに林の中を通るようになると、藪は少ない。踏み跡はちょいちょい出てくるがないところも多い。植林の中なので、目印(木にペンキ,杭など)は結構有る。
しかし、南郷林道直前で踏み跡なくなる上に、林道へ降りる道がない(結局無理矢理下りた)。林道の終点まで行ってみたが、登れそうなところ無し。山を削って作った林道なので、山側は擁壁(高さ約2m)が有る。この道は使えないなぁ(元々誰も行かないだろうが…)。

【→南郷山】
林道を少し下って、隣の尾根から登り返す。こちらは擁壁のないところで、登り口にロープが垂れている(これはネットで調査済み)。ちなみにロープの有る所から登るより、少し右から登れば、ロープがなくても登れる。尾根は最初かなり急&藪気味(距離は短い)。その後 傾斜は少し緩むが、それでも急。等高線を見れば分かるが、緩む所はほとんどなく南郷山まで登る。道は結構明瞭。尾根を外さなければ間違えないだろう。こっちの道は使える。

【→富士小屋山】
南郷山から下りて、すぐにまた踏み跡を登ると到着。
こちらにも山名表示有り(黄色テープにマジックで手書き)。

【→540m圏峰→福源寺】
木のペンキを追って降り始めたら、道を間違えてしまった。最初から少し藪(背の低い草)だったが 難なく下りられたため、そのまま行ったら、傾斜が急になり、これはおかしいと気付く。GPSロガーをチェックすると、隣の尾根が正解。藪だったが水平移動し、正しい尾根に到着。その後は順調に下るも、標高600→560m地点(等高線参照)が超急な上に踏み跡なく、難所。地図を見る限りここを下るしかないので、何とか下る(藪ではないので下れる)。
その後は約40m登り返して540m圏峰に出る。ここが唯一の登り返しか。
ピーク直下は右に曲がるように尾根を追う。ここは少し分かりづらい。その後の広い尾根も迷いやすいが、歩き易いところを下りて行く。
標高466m地点を過ぎ、右に折れて急斜面を下りるが、最後に問題発生。下降地点が民家の敷地内で通れない。民家の人によると登山道は他にあるとの事なので、探してみたが見つからなかった。というより民家に続く道以外は激藪状態で探し様がない状態。それでも20mぐらい進めば他の場所へ下りられそうだったので、激藪に突入してみたが、寄りかかっても倒れないぐらいの凄い藪だったので全く進めない。もちろん足元なんかも見えず かつ急斜面だったので、流石に断念した。結局最後は頼んで敷地内を通してもらいましたが、基本的にこのルートは通れません。その後 下からも教えてもらった道を探したが、見つからず。激藪状態でどうにも登れなかった。麓で日当たりがいいので、誰も通らないうちに藪で埋もれてしまったのだろう。冬でも登れるかどうか微妙なところ。
※後で参考にした本のルートを確認しましたが、本に載っているルートはこの民家の敷地内を通るルートでたぶん合っています。
[追記]参考にした本の新刊で、富士小屋山への尾根の登り口は立ち入り禁止になっている旨が書いてありました。

バリルート部分で出会った人数…0人
消費飲料水…1.6ℓ位
福源寺入り口の地蔵群と花
by  IS01, SHARP
福源寺入り口の地蔵群と花
福源寺の階段
福源寺奥に踏み跡有り
by  IS01, SHARP
福源寺奥に踏み跡有り
福源寺
白っぽい ホワイトバランス失敗…
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福源寺
白っぽい ホワイトバランス失敗…
奥ノ院?
開けた所で眼下をパチリ
by  IS01, SHARP
開けた所で眼下をパチリ
踏み跡がなくなり、ここを登ります。
by  IS01, SHARP
踏み跡がなくなり、ここを登ります。
白ペンキ発見。尾根に合流。
by  IS01, SHARP
白ペンキ発見。尾根に合流。
標高約520m地点
振り返って撮影
右が案下川方面の尾根で、左が登って来た福源寺方面の尾根。
by  IS01, SHARP
標高約520m地点
振り返って撮影
右が案下川方面の尾根で、左が登って来た福源寺方面の尾根。
こちらの尾根は明瞭
by  IS01, SHARP
こちらの尾根は明瞭
標高約630m付近かな
振り返って撮影
右が登って来た尾根。左にも尾根が伸びているが、等高線を見ると下るのは無理そう。
by  IS01, SHARP
標高約630m付近かな
振り返って撮影
右が登って来た尾根。左にも尾根が伸びているが、等高線を見ると下るのは無理そう。
堂所山〜関場峠間の道の直下。
ここを登ると合流。
by  IS01, SHARP
堂所山〜関場峠間の道の直下。
ここを登ると合流。
合流しました。道側から上ってきた所を撮影。
写真正面の奥に登ってきた道があります。右の看板が目印。
by  IS01, SHARP
合流しました。道側から上ってきた所を撮影。
写真正面の奥に登ってきた道があります。右の看板が目印。
今日最大のぬかるみ地帯
by  IS01, SHARP
今日最大のぬかるみ地帯
陣馬山 白馬の像
by  IS01, SHARP
陣馬山 白馬の像
いちおう富士山方面を撮影
壮大な雲で全く見えず。今日は雲を見に来たのでいいんです。 と自分に言い聞かせる。
by  IS01, SHARP
いちおう富士山方面を撮影
壮大な雲で全く見えず。今日は雲を見に来たのでいいんです。 と自分に言い聞かせる。
山頂に生えてた小さい花。何て名前だろ。
花より周りの草にピントが合ってる…
by  IS01, SHARP
山頂に生えてた小さい花。何て名前だろ。
花より周りの草にピントが合ってる…
南郷山へ続く踏み跡
by  IS01, SHARP
南郷山へ続く踏み跡
南郷山! 何と標識がある!
少し離れたところに黄色テープにマジックで「南郷山」と書かれた物も有り。
by  IS01, SHARP
南郷山! 何と標識がある!
少し離れたところに黄色テープにマジックで「南郷山」と書かれた物も有り。
南郷山 広域
少し戻って ここから下ります
by  IS01, SHARP
少し戻って ここから下ります
木に白ペンキ
そして踏み跡無し 尾根を追えば大丈夫ですが
by  IS01, SHARP
木に白ペンキ
そして踏み跡無し 尾根を追えば大丈夫ですが
ここは分かりやすい!
by  IS01, SHARP
ここは分かりやすい!
木に「又」の文字が
写真の左にもう一本有りました。「四又」地帯。
by  IS01, SHARP
木に「又」の文字が
写真の左にもう一本有りました。「四又」地帯。
林道に降りた地点。踏み跡無しの急斜面&藪。そして擁壁。
by  IS01, SHARP
林道に降りた地点。踏み跡無しの急斜面&藪。そして擁壁。
南郷林道の終点
写真奥で右側を流れる沢に合流。
by  IS01, SHARP
南郷林道の終点
写真奥で右側を流れる沢に合流。
林道を少し下ったところの、登り口。ロープ有り。ここの少し右の方が登りやすい。
by  IS01, SHARP
林道を少し下ったところの、登り口。ロープ有り。ここの少し右の方が登りやすい。
最初の藪を抜けると、明瞭な道が現れる。
by  IS01, SHARP
最初の藪を抜けると、明瞭な道が現れる。
引き続きこんな感じの道です。登りが一段落したところかな。
by  IS01, SHARP
引き続きこんな感じの道です。登りが一段落したところかな。
南郷山に戻って、一般登山道に下りた所。振り返っての撮影なので、左が陣馬山への道で、右が南郷山への登り。
by  IS01, SHARP
南郷山に戻って、一般登山道に下りた所。振り返っての撮影なので、左が陣馬山への道で、右が南郷山への登り。
少し進むとすぐに、富士小屋山への登り口(左)が現れる。右は明王峠へ続く一般道。
by  IS01, SHARP
少し進むとすぐに、富士小屋山への登り口(左)が現れる。右は明王峠へ続く一般道。
消えかかっているが「富士小屋山」の表示!
こんなマイナーピークに山名表示があろうとは…感動
by  IS01, SHARP
消えかかっているが「富士小屋山」の表示!
こんなマイナーピークに山名表示があろうとは…感動
富士小屋山 広域
by  IS01, SHARP
富士小屋山 広域
道を間違え、正規ルートに戻ったところから、来た道を撮影。藪で大変でした。
by  IS01, SHARP
道を間違え、正規ルートに戻ったところから、来た道を撮影。藪で大変でした。
右を向いて正規ルート。雲泥の差。
by  IS01, SHARP
右を向いて正規ルート。雲泥の差。
少し進むと小屋があります。
by  IS01, SHARP
少し進むと小屋があります。
登り返して540m圏峰に到着。
何もありません(目印は少々有りました)。
by  IS01, SHARP
登り返して540m圏峰に到着。
何もありません(目印は少々有りました)。
すぐに特徴の有る木が有りました。
by  IS01, SHARP
すぐに特徴の有る木が有りました。
急な下りも道は明瞭。
by  IS01, SHARP
急な下りも道は明瞭。
祠に到着。民家のすぐ上。
by  IS01, SHARP
祠に到着。民家のすぐ上。
すぐに鳥居も登場。この後お墓のそばを通り、民家の敷地内に降りました。
by  IS01, SHARP
すぐに鳥居も登場。この後お墓のそばを通り、民家の敷地内に降りました。
撮影機器:

感想

午前中は野球があったので、午後からの山登りとなりました。決して寝坊したわけではありません!
又しても間が1ヶ月開いたので、近場のバリルートで軽めの山行をたしなむことにしました。お題は「陣馬高原下バス停からの直登ルート」。私は自転車移動なので、バス停から登れる必要性はないのですが、バスで来る人は、しばらく舗装路を歩かないと陣馬山へは辿り着けません。そこで、バス停から直接山登りを始められないかとルートを探してみました。そこで今回調べたバリルートは以下の通りです。

【陣馬高原下〜堂所山】
ネットで歩いたことの有る人の記録を発見(ヤマレコにも有り)。ただし登山口は案下川付近(陣馬高原下ではない)。陣馬高原下から登れそうな尾根を等高線を見て探すと、福源寺から登れそうと睨む。実際、お寺の裏から登山道が伸びているケースは良くある。ということで福源寺から通った記録は見つからなかったが、現地へ突撃して登ってみた。堂所山〜案下川の尾根に出るまでは踏み跡不明瞭で傾斜もきつかったが、迷うことなく到着。上から下りた場合、初見だと分かりにくいとは思うが、一応は使える登山道に認定したい。

【南郷山〜南郷林道】
今日行った2本のルートのうち1本(東側尾根)はヤマレコに記録有りで、傾斜がきついが迷うほど不明瞭ではなく十分使える道だった。もう一本は、チラッとどこか(ネット)で林道終点からも道が有ると書いてあったような気がしたので行ってみたが、林道とは繋がっておらず、これを登山ルートに使うは困難。ただ林道手前までは十分通れる道だった。ちなみに実際の林道は地図に載っているより少し長く、林道終点近くは激藪状態で終点には降りられなかった。結局林道へのアクセスは 急斜面を慎重に下りて、最後は擁壁上から飛び降りた(荷物を先に降ろした後、擁壁上に座り、両腕で支えながら体を下へ降ろし、少し前方へジャンプ。)

【富士小屋山〜陣馬高原下】
これは本に載っていたルート。確かに通れそうな尾根が等高線から見て取れる。道はバリルートらしく、不明瞭なところと難所が幾つかあり一般向けには難しいだろう。バリハンター向けにも、登山口が民家の敷地内で通行不可です。無理矢理行くなら他の尾根から登るか、上からのピストン(これはキツイが…)。

他の感想
【南郷山,富士小屋山】
どちらも一般道が巻き道で、ほとんどの人が通らないであろう小ピーク。しかし実際に行ってみると、踏み跡は有り、有る程度登られている様子があった。更に驚くことに、山頂にはちゃんと山名表示があり、ちょびっと感動した。また しばらく前にヤマレコに山名登録はしたものの 写真登録はできていなかったので、ようやく今回写真登録できるのも嬉しい。


あとはサイズが1cm大きいトレッキングシューズを履いていたにも拘らず、つま先が痛くなったことに驚いた。理由は急斜面の下りが多かったためだろう。踏み跡がないので、斜面上に足を下向きに置く度につま先が圧迫された。踏み跡(九十九折)があれば、ここまでつま先が圧迫されることはない。じゃあ横向きに下りればつま先は圧迫されないのでは? と帰ってから思ったので機会があったら試してみたいと思うが、時間がかかりそうとも思う。有効な対策は、バリルートは標高差と距離を軽めにするということか。

予定したルートを歩けたことは満足でしたが。最後に民家の方に迷惑をかけたのは反省です。これからバリルートへ行く時は、登山口周辺のことも注意しようと思いました。

今日は涼しかったですが、度重なる雨で雲取山挑戦が延び延びになり、暑い季節になってしまいました。暑いのはホント苦手なので、行けるかどうか不安になってきました。足がなまらないうちに 涼しくて雨の降らない土曜日があれば…、難しい?

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