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Yamareco

記録ID: 203520
全員に公開
沢登り
日高山脈

岩内川支流ウエダ川から岩内岳

2012年06月30日(土) 〜 2012年07月01日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
8.4km
登り
1,044m
下り
1,083m

コースタイム

岩内川水系・ウエダ川〜岩内岳〜南岩内川
6/30:ウエダ川上二俣発(14:15)→Co570m河原(15:10)C1
7/1:C1発(5:15)→岩内岳(11:20〜45)→岩内岳南のポコ(12:15)→南岩内川へ下降→林道下山(16:50)
天候 6/30:快晴 帯広で30℃
7/1:晴れ 朝13℃ 岩内岳20℃
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
ファイル
(更新時刻:2012/07/02 22:04)
Co610三俣を過ぎ20m滝
ザイルを出して水流の右を直登
ハーケン×2
ややヌルっているがホールド・スタンスが順層気味でしっかりしているので楽
2012年07月02日 10:15撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/2 10:15
Co610三俣を過ぎ20m滝
ザイルを出して水流の右を直登
ハーケン×2
ややヌルっているがホールド・スタンスが順層気味でしっかりしているので楽
適度な傾斜のナメ滝が続く
2012年07月02日 10:15撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 10:15
適度な傾斜のナメ滝が続く
何も無い何も見えない岩内岳の山頂にて
疲れた土木作業員風の男
3
何も無い何も見えない岩内岳の山頂にて
疲れた土木作業員風の男
南岩内川への下降
急なナメ滝から解放されると雪渓とガレが続く
2012年07月02日 10:20撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 10:20
南岩内川への下降
急なナメ滝から解放されると雪渓とガレが続く
遡行開始
水量少ないかも
岩内岳から南のポコまで
稜線上に獣道あり思ったより鬱陶しくない
岩内岳から南のポコまで
稜線上に獣道あり思ったより鬱陶しくない
Co600前後の連瀑帯 高度差70〜80m
直登で1箇所ザイルを出した
2012年07月02日 10:17撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/2 10:17
Co600前後の連瀑帯 高度差70〜80m
直登で1箇所ザイルを出した
Co850付近から雪渓が続く
2012年07月02日 10:18撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/2 10:18
Co850付近から雪渓が続く
南岩内川は小砂利が詰まって歩きやすいの河原だ
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南岩内川は小砂利が詰まって歩きやすいの河原だ
雪渓のドン詰まりに30m滝
雪渓から左岸に移って捲く
2012年07月02日 10:18撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 10:18
雪渓のドン詰まりに30m滝
雪渓から左岸に移って捲く
雪渓のあとは延々とガレが続く
かえって歩きやすい
1
雪渓のあとは延々とガレが続く
かえって歩きやすい
連日30℃の真夏日が続き流木も良く乾いていた
連日30℃の真夏日が続き流木も良く乾いていた
撮影機器:

感想

今年の沢登りの第一弾は昨年の北岩内二の沢に引き続き今年も日高の岩内川水系。
この水系はどの支流も稜線まで急激に突き上げている為手強い滝登りの沢となっている。
ややヌルヌルしているのが味噌で、総合格闘技的な登攀力が試されるところだ。
連日30℃の暑さの中、中札内道の駅で合流し、唐揚げ食べて入山。
下山の林道に1台の車を回してウエダ川から入渓する。
この日は久々の沢の感触を確かめながら1hの河原歩き。
天場でカラカラに乾いた流木に一発点火、豪快な焚火を楽しんだ。

翌日やや陰気な河原を抜けて雪渓の詰まった三俣に着く。
三俣からナメ滝が連続して出てくる。
どれもややヌルっているが順層気味のホールドスタンスが豊富なので安心感がある。
出だし20mの滝は水流の右を直登。
続く10m滝は水流の左側を突っ張って登る。
C0600付近には高度差70〜80mある連瀑帯。どれも直登して行く。
連瀑帯を抜けてから10mの滝は水流の左を直登。抜け口が悪い。
傾斜の緩くなったCo850付近から雪渓がしばらく続き、そのドン詰まりに30mの直瀑。左岸を捲く。
崩れかけた雪渓を2、3越えるとすぐに水が涸れ、その先に上部ハングした15mの涸滝。
はじめ正面突破を試みるが、浮石多く途中で断念して右岸から高捲く。
再び沢身に戻るともう源頭の様相。
急な岩溝を詰めていくと多少のブッシュ漕ぎで岩内岳直下の稜線に飛び出した。

源頭のあたりから巻きの草付きでズリ落ちそうになりパニック症となったZが遅れ始める。
おまけに水も汲み忘れた為、軽い熱中症になってしまったようだ。

下りの南岩内川は上部の急な所に滝が連続しており、Co900m付近は連続するナメ滝となっている。
足もとがおぼつかないZの為20mザイル2本で懸垂を繰り返し、時間をかけて下降する。懸垂は計6回。
雪渓上に降り立ち、ひと安心。延々とガレを下り、河原に出る。
木洩れ日の中、岩盤と小砂利のつまった河原歩きは実に快適だ。
こんな河原歩きは久しぶりのことだ。今年は長大な沢に行きたいな。
などと思ったらいきなり巨大な砂防ダムに出ておしまい。

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