美ヶ原(山本小屋〜王ヶ頭〜王ヶ鼻)
- GPS
- 02:09
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 171m
- 下り
- 171m
コースタイム
1210美しの塔
1220塩くれ場
1235王ヶ頭
1305王ヶ鼻
1320王ヶ頭
1400山本小屋ふるさと館
天候 | 晴れ・霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■山本小屋から
ビーナスラインを経由して、「山本小屋ふれあい館」前の長和町営駐車場。100台の駐車場が満車とまではいかないけど、多くのクルマが入っていました。天候は悪くもなく、良くもない。雨が落ちてくることはないけれども、しっかりした霧がかかっていました。美ヶ原高原に上がってくるまでは夏らしい暑さだったのですが、2,000m近くまで来ると快適な気温です。
柵で囲まれた幅広い砂利道を歩き始めると「美ヶ原高原ホテル山本小屋」。この前のテントでは、野菜等を販売中。「天然きのこ汁」の値段が200円と300円の看板がそれぞれあって、どちらが正しいのでしょうかね。
このあたり放牧中の馬のシルエットが遠くに見えました。起伏はあるもののずっと遠くまで見通せる草原が広がっていて、遠近感がなかなかつかみきれません。
■美しの塔から王ヶ頭へ
美しの塔。ちょうど12時すぎだったので多くの方がベンチに腰掛けて食事休憩中。美ヶ原高原のシンボルですが、遭難対策のために建設されたものということです。霧が晴れて視界が効いてくれば、遠くからでもよく見えました。草原歩きは景色が変わらず単調なので、方向・距離感覚がつかみにくいのですが、美しの塔を見ると位置が感覚的に分かります。
塩やり場。道の両側の柵の先は、牛の放牧地帯が広がっています。たくさんの牛が草を食んでいました。
ときおり、許可された車両が通りますが、それも最徐行。駐車場から離れていくにつれて、だんだんと人も減ってきて静かに歩きました。
ゆったりと登ると王ヶ頭。少し霧がかかっていますが、王ヶ頭ホテルとアンテナ群が立ち並んで賑やかな山頂です。
ホテルの裏側奥に山頂碑があります。団体さんが次々に撮影していたので、往路は諦めて、帰りに一瞬のスキを狙って撮りました。美ヶ原最高峰2,034m。
■王ヶ鼻
王ヶ頭から王ヶ鼻までは灌木が繁っていて、植生に変化があります。草原歩きよりは起伏が出てきますが、歩きやすいことは歩きやすい。レンゲツツジが満開を迎えていました。
アンテナが建っている丘から5分ほど歩くと王ヶ鼻。この最後の5分だけが、クルマが入らない通常の登山道となります。
王ヶ鼻では霧は晴れていたのですが、なかなか雲が切れません。一瞬できた隙間から、松本市街を見下ろします。断崖のすぐ下で、手にとるように近く見えます。その上には穂高連山が見えるはずなのですが、そこまでは雲が切れませんでした。
■復路
帰りは往路とまったく同じ道を戻ります。途中で、王ヶ頭ホテルに寄りました。売店のグッズが充実。レストランもほぼ満席。混んでました。景色のよいお風呂(温泉ではない)があるようなので、機会があれば宿泊して、晴れるタイミングをじっくり待ちたいです。
1400には長和町営駐車場に戻りました。
■まとめ
今日の行程は2時間5分。休憩はなし。11,800歩でした。
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