🍂 頼母木小屋2泊にて念願の北股岳（飯豊連峰）

2019年10月20日(日) 〜 2019年10月22日(火)

• GPS: 54:45
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,496m
• 下り: 2,526m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:07
• 合計: 6:15

5:38 飯豊山荘上駐車場
10:02 10:02 丸森峰
11:05 11:11 地神北峰
11:37 11:38 頼母木山
11:53 頼母木小屋

2日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 2:46
• 合計: 9:01

5:27 頼母木小屋
5:47 5:56 頼母木山
6:23 6:28 地神北峰
6:51 6:52 地神山
7:22 7:30 扇ノ地神
7:58 7:59 門内小屋
8:03 8:15 門内岳
9:20 10:41 北股岳
11:29 11:48 門内岳
11:52 11:52 門内小屋
12:19 12:19 扇ノ地神
13:00 13:19 地神山
13:32 13:38 地神北峰
14:05 14:10 頼母木山
14:28 頼母木小屋

3日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:05

5:45 頼母木小屋
6:10 6:10 頼母木山
6:43 6:51 地神北峰
7:22 7:22 丸森峰
10:31 10:50 飯豊山荘上駐車場
10:50 ゴール地点

天候

10/20（日）くもり
10/21（月）☀のちくもり
10/22（火）強風と雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＊丸森尾根登山口：飯豊山荘無料駐車場（上越道〜北陸道〜日本海東北道〜荒川胎内IC経由　往復1280km走行）
＊飯豊山荘：山形県西置賜郡小国町小玉川663　
＊道の駅：「白い森　おぐに」0238-62-3719
　　　　「関川」0254-64-0252
＊頼母木小屋：通常は10月第2週頃に小屋閉めだけれど、天候の都合上で今年は10/22が小屋閉め（事前に電話にて確認）　一泊￥2000
おかげさまで水の心配もなくて大変恵まれました
一日目の宿泊者は私達3名のみと小屋閉めにご尽力されている小屋番さん
二日目の宿泊者はソロの男性と私達と小屋番さん達だけでした　

コース状況／危険箇所等

丸森尾根：下山日は雨天だったので緊張の連続でした

その他周辺情報

前泊は天狗平ロッジ　要予約　090-5846-1858　井上様　一泊￥2000
（事前に電話して開けていただきました）
♨：飯豊山荘　￥500

写真

10/19 15:42

10/19（土）
恋焦がれていた小国町にやって来ました♪

10/19 16:37

「天狗平ロッジ」にて前泊
温かな笑顔でお迎えをいただきました

10/19 19:27

今夜の宿泊者は若い女性2名と男子大学生2名と私達の3組のみ
私達は「石転び沢」という10畳の和室に御案内いただき信じられないほどにの〜んびり

10/20 5:40

10/20（日）
天狗平ロッジのご主人の優しいお見送りを頂いていざ、出発！
心配した雨も止みました

10/20 6:13

10/20 6:30

この季節にツツジがちらほら🌸
がんばりますね〜
私も頑張ります

10/20 6:48

ここは雨の中での下山が怖かった！

10/20 7:11

紅葉がはっきりしてきました

10/20 7:31

咲き残るキリンソウ

10/20 7:47

黄葉の道

10/20 7:49

お日様ありがとう

10/20 7:58

10/20 7:59

皆さんから「今年はクマ出没が多いから気をつけて」とご忠告頂いて時々は笛を吹きながら👟

10/20 8:17

2時間30分後、夫婦清水通過

10/20 8:19

紅葉のトンネル

10/20 8:24

ショウジョウバカマ
もうツボミですか！

10/20 8:26

10/20 8:26

10/20 8:26

10/20 8:29

嬉しくて急登も苦にはなりません
ただゆっくりとしか歩けないだけです

10/20 8:34

10/20 8:35

クマさんにもこの紅葉が見えますか？
お願いだからじっとしていてくださいね

10/20 8:36

10/20 9:06

登山道の真ん中にかわいいキノコ
踏まれませんように

10/20 9:08

10/20 9:08

10/20 10:06

丸森峰通過

10/20 10:12

10/20 10:39

大好きな草紅葉原っぱ

10/20 10:42

ショウジョウバカマ紅葉

10/20 10:49

濃霧になりました

10/20 11:12

やっと「地神北峰」到着
辺り一面真っ白！！
でもこの先には私たちを待っていてくれる小屋がある！！

10/20 11:30

風も強くなりました

10/20 11:33

濃霧と風の稜線ですが雨は降らないでいてくれるので助かります

10/20 11:43

頼母木山通過
2年前には青空の下、画家のロクさんが写真家のNojimaさんを待ってここで絵を描いていたのでした
今日はお二人に逢えなくて少しがっかり・・・

10/20 11:55

ハクサンイチゲ紅葉

10/20 11:57

少しですが待っていてくれました(^-^)

10/20 13:21

愛しの「頼母木小屋」到着♪
皆さんが「大変だったね、早かったね」と笑顔で迎えてくださいました

10/20 13:21

ヘビ君の家は無くなっていました
どちらへお引越し？

10/20 13:21

もったいないほどの水
私達の下山後に止められるそうです

10/20 12:19

二階に宿泊
今夜は私達だけ
毛布もゴザも使ってくださいねとのご親切に甘えました

10/20 13:25

きれいなトイレ

10/20 13:54

小屋番の皆さんで冬支度されています
私もお手伝いさせて頂こうと軍手まで借りたけれど役立たずでした(*_*;

10/20 13:54

もう門内小屋の小屋閉めは終えられていました

10/20 15:36

ストーブも炊いてくださって二階もほかほか

10/20 16:51

小屋番さん達からビールやら、ご馳走やらを差し入れ頂きまして♪

10/20 18:40

夕食後は小屋番さんと一緒に星空を眺めオリオン座確認
オリオン座流星群が最も見られるのは22日3時頃らしいけれど見られますように・・・

10/20 18:40

新発田市街の夜景を堪能

10/21 5:27

10/21（月）
今日は北股岳までのピストンです♪
行ってきま〜す

10/21 5:39

頼母木小屋は絵本の中の一ページ
後方には夜明け間近の新発田市街

10/21 5:49

懐かしのエブリ差岳

10/21 5:52

頼母木山にてご来光

10/21 5:53

10/21 5:53

頼母木小屋に朝陽

10/21 6:00

10/21 6:00

10/21 6:04

10/21 6:21

10/21 7:03

見えてきたのは門内小屋と門内岳

10/21 7:04

10/21 7:10

小さな池糖

10/21 7:28

扇ノ地神　1889m

10/21 7:28

梶川尾根

10/21 7:45

歩いて来た道

10/21 7:57

10/21 8:00

門内小屋間近

10/21 8:01

10/21 8:03

門内小屋管理棟

10/21 8:03

水場への道

10/21 8:07

門内岳　1887m

10/21 8:25

門内岳を振り返る
北股岳に進みます

10/21 8:46

天狗平ロッジで一緒だった女性二人と行き交いました
健脚な二人はダイグラ尾根を登り、飯豊本山経由でここまで来られました
昨夜宿泊の御西小屋は満室だったとのことですがお元気そのもの
明日の天候が心配なので今日中に関西まで帰られるそうです
どうぞお気をつけて！

10/21 9:02

女性たちとお別れして15分後、またまた天狗平ロッジで一緒だった男子大学生たちと行き交いました
やはり健脚の彼らはダイグラ尾根を上がり、飯豊本山〜エブリ差岳〜大石ダムへ下山されるとのこと！
今日中に東京方面に戻られるようです
どうぞお気をつけて！

さわやかな笑顔の女性や若者たちと行き交って私達もとても楽しい♪

10/21 9:15

鳥海山方面かな〜

10/21 9:15

北股岳間近

10/21 9:24

10/21 9:24

現在、石転び沢は通行禁止になっているそうです

10/21 9:25

北股岳　2024.8m

10/21 9:25

10/21 9:25

梅花皮岳〜烏帽子岳〜飯豊山方面

10/21 9:25

御西小屋が見えています

10/21 9:33

幸せいっぱいの私です
同行の山友にも感謝です

10/21 9:36

大日岳が大きい

10/21 9:36

今日は飯豊山には多くの登山者で賑わっているのでしょうか

10/21 10:35

10/21 10:35

こちらの青年は日帰りで足の松尾根〜エブリ差岳〜北股岳〜足の松尾根とのこと
どうぞお気をつけて!
元気いっぱいで爽やかな若者たちに元気をいただいてまったり、ゆっくりの私達でした(^-^)

10/21 10:39

一時間も山頂を堪能
梅花皮小屋辺りまで歩く予定でしたが、もう満足してしまいました
温かな頼母木小屋に帰ります

10/21 11:04

とてもかっこいいトンガリ

10/21 11:04

山頂で出会った青年があっと言う間に私たちを追い越して行かれました

10/21 11:09

まるで植木職人の仕業みたい♪

10/21 11:23

10/21 11:35

門内小屋まで戻る

10/21 11:53

谷間が燃えています

10/21 11:56

10/21 12:05

10/21 12:06

ヤマハハコのドライフラワー

10/21 12:09

晩秋は真っ赤な実が多い
イワウメも熟して真っ赤

10/21 12:15

ナナカマドの向こうに飯豊山

10/21 12:22

梶川尾根

10/21 12:32

10/21 12:37

10/21 12:44

ツルリンドウ実も真っ赤

10/21 12:46

ツルリンドウは花も実も同時進行

10/21 13:05

地神山まで戻る
ほとんど出会う登山者も無くてここでもまったり

10/21 13:39

頼母木小屋が見える処まで戻りました♪

10/21 13:47

10/21 13:59

2年前と同じ場所に座ることが出来ました
うれしいな〜

10/21 14:02

草紅葉の向こうには飯豊山

10/21 14:08

花みたいですが真っ赤で小さな🍂

10/21 14:11

エブリ差岳

10/21 14:12

ただいま〜

10/21 16:09

「飯豊・胎内の会」小屋番さんの皆さん
今夜もビールやらご馳走やらをいただきまして、温かな新潟弁も聞かせていただきまして♪

10/21 16:09

新潟の銘酒をお勧めいただいたけれどアルコールに弱いのでいただけなくてちょっぴり残念でした

10/21 16:12

私達の寝室への階段
「今まで落ちた人はいないよ」と言われましたが最初は緊張しました(*_*;
冬期は雪で埋まってしまうので階段を取り付けて二階から入れるようにしておいてくださるとのこと

10/21 16:41

今夜も私達3名だけかなと思っていたら山形県からの好青年shinonshinonさん登場
ご縁頂き、楽しい一夜でした(^-^)

10/21 17:20

エブリには滝雲！！

10/21 17:21

新発田市方面の上空は素敵なピンク色

10/21 17:27

すごく美味しかった！！

10/21 18:18

翌22日は風雨の中を早朝よりの小屋閉めのお仕事されて、さぞ大変だったことと頭が下がります
皆さんご無事で足の松尾根を降りられたでしょうか・・

10/22 8:39

10/22（火）
オリオン座流星群どころではありませんでした
明るくなるのを待って雨と強風の中を下山開始
稜線ではなかなか大変でした
もちろんカメラを取り出す余裕などありませんでしたが
満たされた気持ちが薄らぐことはありませんでした

10/22 8:40

小屋を出発して3時間経過
雨は降っていますがやっとカメラを取り出せました
ずっと急登でぬかるんでいるので油断禁物！

10/22 8:40

昨年の今頃は大川入山でクマさんに出会いました
時々は笛を吹かずにはいられません

10/22 8:43

この辺りで私達よりも30分遅れで小屋発のshinonshinonさんに追い越されたようです
これからも登山を楽しんでくださいね〜

10/22 9:01

ブナさんが抱っこして育てているのもブナさんですか？

10/22 10:17

天狗平ロッジの屋根が見えてきました

10/22 10:24

飯豊山荘の駐車場には私たちの車の他に3台の車が見えています

10/22 10:39

頼母木小屋を出発して約5時間後、無事に下山
感無量です

10/22 10:39

飯豊山荘にて入浴後帰路につく
無事帰宅は12時間後でした

撮影機器：

PowerShot G9 X CANON

感想

ken222

2年前の10月にエブリ差岳を歩き、以来ずっと再訪の時を待ち続けました。
この日まで何度も何度も計画書を作り直し、くじけそうになったことも有ったけれどあきらめることなく温めてきた甲斐がありました。
頼母木小屋に連泊して、ゆっくり、まったりと飯豊北部の稜線を北股岳まで歩きたいという願いが叶ったのです。
小屋閉めのために頼母木小屋に集合されていた「飯豊・胎内の会」の皆様には大変温かく迎えていただきまして本当に有難うございました。
皆様のご苦労には、ただただ頭が下がり、感謝の思いでいっぱいです。

花々の飯豊北部への再再訪を願っている私です。
頼母木小屋にてご一緒いただいた山形からのshinonshinonさんにもその体力のおすそ分けをお願いするかもしれません。
どうぞ覚悟のほどを(^-^)

コメント

yama-jun

麗しの北股岳…でしたね。
ken222さん、こんにちは。飯豊北部の山旅、お疲れ様でした。
21日の夕方、私は新発田市方面から新潟市に向かい高速道路を運転していました。写真にある妖艶な夕焼雲を眺め、その向かいにある杁差〜北股岳の稜線にも脇見を繰り返していましたが、まさかken222さんが滞在されていたとは。あの稜線上で2泊もされるとは羨ましい限りです。晴れの日に草を撫でる風の音、雨に日に人を怯えさせる風の音も、存分に御堪能され、暮れゆく飯豊の秋と時間を分かち合えたことでしょう…。私は今年は飯豊連峰の稜線を歩かずして一年を終えそうです。今回のレコで想像で稜線を歩かせて頂きました。思い出しましたが、あの丸森尾根は麓の末端の尾根が恐ろしい程急登でしたね…。また御写真で、私が５年ぶりに見る北股岳の鳥居が新品に交換されているのに気付きました。再再訪の飯豊北部はいよいよイチゲ満開の春の杁差岳でしょうか。願いの達成を蔭ながら応援しております。

ken222

Re: 麗しの北股岳…でしたね。
yama-junさん　こんばんは。
おかげさまで念願通りに頼母木小屋から北股岳の稜線歩きを堪能させて頂きました。天候と自分の都合との折り合いがつかなくて2年が過ぎ、今年も見送るしかないのかと思っていた矢先の突然の幸運でした。
風雨の稜線を歩いている下山時にも私は満足感でいっぱいでした。私は登山をしたいのではなくて、山旅をしたかったんだろうと今更ながらに気付かされた思いでした。
距離的にはさほどに離れていない場所でyama-junさんと同じ空を眺めていたのですね。何だかとても嬉しいです。

飯豊北部への再再訪は7月上旬〜中旬頃の大石山〜頼母木小屋がとてもいいですよと小屋番さん達に教えて頂きました。その際は足の松尾根が良いのでしょうね
応援ありがとうございます。きっと願いを叶えてみます！

yama-junさんからお言葉をいただいて三日間の山旅は夢ではなかったんだと改めて実感できました。
ありがとうございました。