君ヶ畑からヒキノ


- GPS
- 03:17
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 420m
- 下り
- 400m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただ林道は陥没が多いため、車高を下げている車は無理です。とりあえず私の大きめセダンで行くことは可能でした。駐車場には10数台停車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日のルートは中部電力の作業道も兼ねており、地図にはありませんが整備されているほうです。 |
写真
感想
実はインドネシアの帰り、シンガポール空港を日本時間の深夜2:30に飛び立ち、関空に8:50に到着して自宅に11:00頃に帰ってきました。
既にシンガポールでyuconさん遭難の件は知っていたので、やはり今日の午後は行けという使命、機内での睡眠時間2時間半だけというのを押して出発しました。
状況を整理します。
・7/16に君ヶ畑町から御池川沿いの林道、今回のルートの出発点に車が駐車されて、「軽く散策するレベル」(家族談)で山に入られました。でも着替えとか登山靴も用意されているようなので、いつも通りの装備ではないかと思われます。
・7/16の夜に、「帰れないので山に泊まる」と家族に携帯で連絡あり。
・7/17の早朝、「安全なところまで移動できたので下山する。会社には自分で連絡する。」と再度携帯で連絡があったのを最後に連絡が途絶えています。会社には連絡がなかったようです。この「安全なところ」というのがどこかは不明です。
・東近江警察、消防による捜索は7/18, 7/19と20名弱の体制で行われています。7/20に実施されるかは未定です。駐車場から左手の林道から登るP815, P878, P918あたり、および土倉岳への尾根から御池岳、というルートを重点的に捜索されたようです。
・お父さん、妹さん夫婦、いとこの4名で現地入りされてました。身内には山慣れた方はおられないので、林道沿いの偵察くらいが限度のようです。
・持病の薬はもう切れているでしょう。そうなると、かなりゆっくりとした動作しかできないらしく、どこかで待機されている可能性が高いです。
・ご家族(妹さん)には、三重県山岳連盟への協力依頼をされるようお願いしておきました。
・君ヶ畑町へのルートは、工事中で日中(9〜17時)は通行止めになる時間帯があるようです。ただ今日は大丈夫みたいでした。
・茨川ルートからは、すぐにダートになりますので最低地上高の高い小型四駆でないと難しいでしょう。
・一帯は携帯が通じません。尾根沿いの鉄塔の近くで通じるところがあるようです。
私の通った尾根沿いから、双眼鏡で谷合を見たり、滑落したような跡がないか調べましたが手がかりはありませんでした。
土倉岳(P1049)およびその西にあるP967の南側の沢沿いで待機されている可能性が高いと推測しています。(これは私の予想)
捜索へのご協力をお願いします。残されている時間はあまりありません。この週末までで何とか発見救出したいです。
・かなり急峻な部分が多いので、クライミング技術および安全確保できる方がおられれば、谷合(沢、枝沢)の捜索をお願いします。
・もしかすると、夜間にヘッドライトで居場所を知らせておられるかも知れません。早朝暗いうちから入ることができればより可です。ただ安全にはくれぐれもご注意ください。
・予備の飲み物、食料の持参をお願いします。
・沢沿いにはヒルがいますので、対策してください。(それほど無数にいる訳ではないようです)
また情報分かれば公開していきます。
※駐車できる台数が少ないこともありますので、通常ルートを歩くだけの登山は見合わせて頂けると助かります。またご協力いただける方は、どうか二重遭難だけは絶対に起こさないと言う気概を持っての参加をお願いします。
コメント
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詳細な情報ありがとうございます。
無事救助されることを願っております、まずは警察、岳連の捜索に期待をしたいですね。
何回かは歩いてる場所なので早々に現地に
行きたいのですが、仕事の都合上微妙です。
無事であるよう願います。
初めまして。yuconの息子です。今日はお忙しい中、父の捜索に行っていただき、ありがとうございます。明日は、山岳救助協議会の方達と、今日に引き続き警察と消防署の方達が捜索してくださいます。ぼくも、現地に入り捜索したい気持ちでいっぱいですが、中学三年生という事もあり、今週土日に部活の最後の夏の大会をひかえているので皆様にお願いするしかありません。心より感謝しております。本当に、ありがとうございます。
息子さん直々のメッセージありがとうございます。
もしお父さんの山道具で自宅に残されているものがあれば教えていただけますでしょうか? お父さんがたどられたルートを推測するのに重要な手がかりになりますので。
明日は雨になりそうです。山では雨になると枯れた沢に水が流れることで水分補給できる可能性がある反面、大雨では土砂崩れや鉄砲水の恐れもあります。どうか捜索は専門家に委ね、お父さんの山に関する情報収集にご協力ください。
ちなみに山で大雨の時は、とにかく安全な所に移動して天候が回復するのを待つのが鉄則ですから、お父さんもそうされると思います。
ところで最近お父さんは折りたたみ自転車を購入されてないでしょうか?これもルート推測に役立ちますので…
先ほど、GWの登山で知り会いになった三重の山岳会の方と連絡を取ったところ、いなべ警察も事態を把握しているようです。遭難対策委員会にも連絡して下さり、土曜日に要請が出たようです。捜索は二次遭難、事故の危険が伴うので行動も慎重にと注意を受けました。行くならヘル長靴登山靴ハーネスは必携と言うことです。
ryujiさんこんばんは。
では土曜日の捜索、遭難対策委員会の指示に従うようにしましょう。
下手に一般登山者が入山して小さくても落石を起こしたりするとかえって危険ですので、皆さんのご協力をお願いします。
夏山だと双眼鏡での捜索で見つけるのは不可能に近いですね。
安物でもいいので、三脚付の天体望遠鏡を担ぎあげて、
できれば対岸の尾根上、あるいは見通しの良い林道上に設置して探した方がいいです。
ただし、尾根上の場合、ヤブコギと読図能力が必要なので誰にでも出来る作業ではないです。
知り合いにダム系測量士の方がいれば、トータルステーションなど利用するのも精度が高く、有効かと思われます。
あと思いつくのは、集音器のようなもので異音を探すとか。
こちらの呼びかけに対し、木や石、鈴などをならしている可能性があると思いますが、通常の聴力だけでは聞き取ることは出来ないためです。
追記
『安全なところ』で携帯が繋がった という事実から
沢に転落というより道迷いの可能性をとるなら、
踏み跡や獣道をしらみ潰しに踏査するのも有効です。
いずれにしても、経験者の人数が必要になりますが・・・。
地元の林業従事者等に協力を仰ぐのも良いかと思います。
以上、手短に用件のみ
Yさん遭難の件を知ったのは21日(土)と遅く、日記を何気なく見て驚きました。
どういうルートを歩いたのかは置き車の位置から想像するしかありませんが。
御池頂上台地よりT字尾根への下り口も尾根筋外すと急な崖で危ない場所です。
あとYさんのレポに今年春に遭難されたN氏を偲ぶ書き込みがあったのも気になりますね。
まさに、ご指摘の通りでした。
私も初めてこのルートを通りましたが、山慣れた方でも簡単に迷います。道が悪い上に、テープなどのマーキングがほとんどありません。
また本人が復活したら祝杯ついでに事情聴取してみようと思います(笑)
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