秋田駒ケ岳（八合目から、笹森山・湯森山・焼森・男女岳を周回）

2006年10月09日(月) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 8.5km
• 登り: 591m
• 下り: 584m

コースタイム

八合目登山口10:05−10:40笹森山−11:25湯森山−12:25焼森−12:45横岳−13:05阿弥陀池避難小屋13:20−男女岳13:40−阿弥陀池避難小屋14:00−15:00八合目登山口

天候

曇り。強風。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

▼行き
盛岡7:58ー(こまち95)ー8:31田沢湖
田沢湖駅8:45＝(バス)＝9:15アルパこまくさ9:27＝(シャトルバス)＝9:52八合目登山口

コース状況／危険箇所等

大荒れの3連休でしたが，前日の栗駒とはうってかわって秋田駒ケ岳は意外にも大雨の痕跡がなく，登山道のぬかるみなどはなかった。
ただし，風は猛烈に吹いており，稜線上は登山道脇の笹が風を防いでくれることも。
大雨の痕跡といえば，八合目バス停横の水場がすさまじい勢いで噴出していたことくらいでしょうか。笹森山への渡渉点もまったく問題ありませんでした。
ただし，この山はもともと土の質がもろいようで，男女岳の登山コースは，階段でしっかり保護されていました。男女岳山頂は厚い雲に覆われて展望はまったくありませんでした。
また，比較的入山者の少ない，笹森〜湯森〜焼森の縦走路は，登山道が深くV字型にえぐれていました。

その他周辺情報

●アルパこまくさ
まだ新しい施設で，温泉はまだ新築ヒノキの香りがすばらしかった。駒ケ岳山頂だけは相変わらず雲が掛かっていたが，田沢湖方面は天気も回復してきれいな夕陽を拝めました。

写真

10/9 10:14

八合目駐車場から、まずは笹森山へ向かいます。
こちらへ向かう人は少な目。

10/9 10:17

八合目〜笹森山へ向かう途中の渡渉点
前後は急坂ですが，靴をぬらさず渡れます

10/9 10:27

駒ケ岳方面を振り返る

10/9 10:29

笹原と草黄葉

10/9 10:43

笹森山。

10/9 11:03

乳頭山方面の眺め

10/9 10:52

乳頭山をズームで。

10/9 11:06

裾野に広がる原生林

10/9 11:09

駒ケ岳の山頂の雲が取れる

10/9 11:10

湯森山が近づく。人は少ない。

10/9 11:24

湯森山。

10/9 11:24

ここから県境を焼森・駒ケ岳方面へ。

10/9 11:46

強風を笹が遮ってくれる

10/9 12:18

歩いてきた湯森山方面を振り返る。
遠く雲にかすんでいるのはたぶん岩手山。

10/9 12:45

横岳付近からムーミン谷を見下ろした写真かな。

10/9 12:53

10/9 12:57

阿弥陀池に降りてきました。

10/9 13:40

男女（おなめ）岳。
秋田駒ヶ岳の最高峰

10/9 13:54

阿弥陀池に戻ってきました。

10/9 13:55

阿弥陀池。
晴れた日に再訪したい。

10/9 14:30

片倉岳展望台より

10/9 14:46

硫黄鉱山の跡地

10/9 16:59

下山後。アルパこまくさで入浴後、バス待ち中。

10/9 17:02

アルパこまくさ

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ7 パナソニック

感想

俺塩

この山に登ったときは「日本百名山」に関する知識はなかったのですが、
あとでこの山が「日本百名山」に選ばれていないと知ったときは驚いたものです。悪天候にもかかわらず山の美しさを十分感じさせてくれる山で，自分が登った中ではもっとも印象深い山です。
一方，オーバーユースによる登山道の荒廃も深刻で，「登山が自然に与える負荷」をはじめて意識させてくれたのもこの山でした。