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Yamareco

記録ID: 210504
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ハイキング
日光・那須・筑波

宿堂坊山

2012年07月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:11
距離
9.8km
登り
824m
下り
823m

コースタイム

西ノ湖入口バス停1300m(5:53)-西ノ湖(6:14)-カクレ滝前(6:52)-尾根取り付き(7:10)-1644mP(8:47)-前宿堂坊山(9:54)-宿堂坊山(11:05)-柳沢川渡渉点1330m(12:40)--西の湖入口バス停1300m(13:05)
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戦場ヶ原の赤沼駐車場
午前中すぐに一杯になるようです。
コース状況/
危険箇所等
隠れ滝は西ノ湖奥。...マスコミに取り上げられて話題になったとか。
すぐ北の尾根に取り付き前宿堂坊山をめざしました。
尾根に上がるまでにルートは勘によるしかない、その勘がイマイチで尾根筋に上がるだけの半時間ですっかり消耗してしまいました。
ゆえにルーファイ勘に自信のある方だけに勧められるルートです。
薮踏破を覚悟して尾崎(尾根のエンドの事)の巨石にもうまく付き合える根性の人だけのルートです。
年齢定数K=心拍数(不安に因っても跳ね上がる)×時間
のKを消耗して足が言う事を聞かなくなりました。
前宿堂坊山までの手前高度分100mは身長を越す笹薮です。
前宿堂坊山はピークでありながら、周囲を身長を越す笹薮に取り囲まれています。
行動再開にも、どっちにいくにも笹薮をかき分けてセーノで踏み出して出たとこ勝負。直後に補正って感じです。あせりは禁物ですが、山深いので心細さが先立ちます。
熊ちゃんや鹿さんの気配もあります。狸さんも悠然と逍遥されておりました。
西ノ湖入口BS
2012年07月28日 05:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 5:53
西ノ湖入口BS
西ノ湖へ渡る橋
2012年07月28日 06:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 6:05
西ノ湖へ渡る橋
西ノ湖
2012年07月28日 06:14撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 6:14
西ノ湖
隠れ滝入口
2012年07月28日 06:29撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 6:29
隠れ滝入口
沢を越える
2012年07月28日 06:29撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 6:29
沢を越える
隠れ滝の手前の岩壁面
2012年07月28日 06:52撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 6:52
隠れ滝の手前の岩壁面
隠れ滝から少し戻って尾根取り付きからせわしく登って行ってしばらくしたらマークがあった。
ここに至るには結構体力的精神的苦節があった。
2012年07月28日 07:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
7/28 7:10
隠れ滝から少し戻って尾根取り付きからせわしく登って行ってしばらくしたらマークがあった。
ここに至るには結構体力的精神的苦節があった。
なんか安心させられる地点
2012年07月28日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
3
7/28 8:09
なんか安心させられる地点
目標としてきた1644ピークにやっと到達。
先に県界稜線が青く見える。
風の吹き方が夕立予告的!
2012年07月28日 08:47撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/28 8:47
目標としてきた1644ピークにやっと到達。
先に県界稜線が青く見える。
風の吹き方が夕立予告的!
背丈を越す笹薮と格闘すること高度さ100m位かなぁ。飛び出したのがこの地点。
2012年07月28日 09:54撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 9:54
背丈を越す笹薮と格闘すること高度さ100m位かなぁ。飛び出したのがこの地点。
前宿堂坊山
狭い上に四方を笹薮に囲まれる圧迫感。
素知らぬ顔でサンドイッチをほおばった。
この時点で想定外の行動水を飲んでしまっていた。
2012年07月28日 09:54撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/28 9:54
前宿堂坊山
狭い上に四方を笹薮に囲まれる圧迫感。
素知らぬ顔でサンドイッチをほおばった。
この時点で想定外の行動水を飲んでしまっていた。
このやぶから飛び出してきた。
もう一回同じことしろと言われてできない。
2012年07月28日 09:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
7/28 9:55
このやぶから飛び出してきた。
もう一回同じことしろと言われてできない。
ヤジノ沢のコル
写真中央部の土色はテントサイトですね。
2012年07月28日 10:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 10:12
ヤジノ沢のコル
写真中央部の土色はテントサイトですね。
「三右衛門沢の氾濫原、西ノ湖と中禅寺湖北岸、その先の男体山が直線的に居並ぶ景観」
2012年07月28日 10:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/28 10:34
「三右衛門沢の氾濫原、西ノ湖と中禅寺湖北岸、その先の男体山が直線的に居並ぶ景観」
同じ場所で黒檜岳方面
2012年07月28日 10:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/28 10:34
同じ場所で黒檜岳方面
宿堂坊山
2012年07月28日 11:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:05
宿堂坊山
御料局三角點
「御料局境界標石柱「界甲二四七」」はどこに?
2012年07月28日 11:06撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:06
御料局三角點
「御料局境界標石柱「界甲二四七」」はどこに?
同じく
2012年07月28日 11:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:07
同じく
接写
2012年07月28日 11:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:07
接写
三等三角点
2012年07月28日 11:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:07
三等三角点
「安山岩質の石躰」
2012年07月28日 11:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 11:07
「安山岩質の石躰」
宿堂坊山東尾根を下りきった沢
2012年07月28日 12:40撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 12:40
宿堂坊山東尾根を下りきった沢
バス停の光景
2012年07月28日 13:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/28 13:12
バス停の光景
バスから降りる降りる
このバスがこの先のターミナル(千手ケ浜)で折り返して来るのを待ちます。
2012年07月28日 13:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/28 13:12
バスから降りる降りる
このバスがこの先のターミナル(千手ケ浜)で折り返して来るのを待ちます。
撮影機器:

感想

帰宅した当日の感想

いろいろと課題の多い山行でした。
深山なので、食料&装備を担ぎ上げたのですが、日帰りなんでほとんど使わず。
鑑みれば用意があったから、安心して歩を進められたともいえるかなぁ。
ルートファインディングが難しく、それぞれの局面でいっぱいいっぱいになりそうなのコントロールしてきたつもりでも、水を飲み過ぎたり足が笑い出したり、限界を感じた一日でした。

二日目の感想
帰ってから池田氏の著書に当たって確認すると1644Pに至る細尾根の取り付き方が詳述されていた。控えていけば良かったのに。
「この細尾根の取り付きは、その末端部からではなく、ヤジノ沢を少し遡り、水場を通り過ぎて、最初の滝が見える手前辺りから、左側の尾根に上がればよい。」
「夏峯の柴宿、行者の宿にある屏風岩の岩肌」

この屏風岩は末端部に近い方の尾根上で見ました。良い水の沢があると確認もしていましたが、俯瞰的に異様で恐ろしく見てしまうとこの先取り付ける場所はないのではないかと感じてしまいました。
やはりリベンジの必要を思います。

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コメント

藪こぎお疲れさま
nanshuさんお久しぶりです

前宿宿山までの登りはきつそうですね
厚い笹やぶのこわさを感じます

あの登りは昔の行者道だったようなので私にとっても懸案です

熊はこわいけど錫ヶ岳からのルートは歩いてみたいと思っています
2012/7/29 14:55
反省しきりです。
やすさま

ご無沙汰しております。
今日になって池田氏の著書を開いていろいろと気づく点があります。行者の宿を経て1644Pに至る道は丁寧に詳述してありました。でも土地勘ないときに読んでも身に入らないんですね。リベンジします。キッパリ

錫ケ岳から宿堂坊山は日帰りでは無理でしょう。
今回ヤジノ沢のコルにもテントサイトを見ましたが、幕営地はいろいろと取れるようです。水場の確保も問題ですが。
私は、一日の終わりは冷たいビールが欲しいので、日帰りでこつこつと踏破していきたいと考えております。また情報交換よろしくお願いします。
2012/7/29 15:05
五色沼発で検討しています
nanshuさん、いろいろご助言ありがとうございます

このあたりは未踏なのでテント装備は避けて五色沼避難小屋泊で検討しています

2170mの水場が頼りですが錫・宿堂坊山から今回下山された東北東の尾根を下る計画です

ついでに於呂倶羅山から念仏平避難小屋も組み込めないかという気もしています

なにせ東京からは遠いので、少しまとめて歩きたい感じです

今後とも情報提供よろしくお願いします
2012/7/30 6:33
ちょっと小生にもわかることなど
やすさんの山行計画に自分でも知ってることなど記して置きましたので参考になれば幸いです。
2012/7/30 18:33
ありがとうございます
ご助言拝見しました、ありがとうございます


じっくり検討させていただきます
2012/7/30 20:19
お疲れ様でした。
昔ですが皇海山から湯元まで歩いたことがありました。
でもこの宿堂坊山の下りで道がなくなりました。懐かしい名前なのでコメントして見ました。
2012/8/24 20:50
宿堂坊山の下り
tochimochiさん、こんにちは

皇海山から湯元まで
は夢のような素晴らしい山歩きですね。
私もやりたいのですが、ただあの森閑とした稜線に宿泊するなど想像するだけで恐ろしいので、日帰り攻撃をこまかく刻むようにあるくことになりそうで、なってます。

宿堂坊山の下りはたしかに笹深くてわかりにくいですね。
2012/8/25 10:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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