片品川水系 中ノ岐沢 北岐沢


- GPS
- 08:40
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大清水に車を停めて出発。
木漏れ日の中、奥鬼怒林道を気持ち良く歩いていく。
しかし、ここが結構長く、ややうんざり・・ これが無ければ、また来たいと思え
るんだけどなあ。
東岐沢を橋で渡ったのちに林道が大きく南に曲がるところから入渓する。
ガードレールの切れ間から左手に下りて行くとヤブっぽい。正面奥から小沢を経由
して入渓した方が良い。
1580m二俣まではやや平凡な渓相ながら、適度にきれいな滝が現れる。どれも簡単に
越えて行ける。
二俣では本流筋の右俣に15m滝がかかる。水量も多く、なかなか迫力がある。左から
登れそうな気もするが、単独なので大人しく巻く。ちょっと戻ったところの左岸に
ルンゼ状地形があり、そこを登って行くとちょうど滝上に出られる。
二俣から上では徐々に上が開けてきて明るくなり、ナメ床が多くなって渓相が良く
なってくる。夏空の下、快適な沢登りである♪
難所も無いので、沢の初心者を連れてくるには適しているのではないだろうか。
(詳しくないので断定はできないが)紅葉する木は少なそうなので、紅葉の時期と
いうよりも盛夏向きかも。
ナメ床を快適に歩いて行き、いくつかの支沢を過ぎていくと徐々に水量も減り、源
頭の様相となる。小松原湿原に向かう詰めは、ガイドブックでは簡単なことのよう
に表記されているが、私には2ヵ所落とし穴のように感じた個所があった。
1ヵ所目は1770mの二俣。本流筋と思われる左俣はややヤブっぽくて、注意して見て
いないと見逃してしまう可能性があると思われた。2ヵ所目は最後の1890mでの二俣
である。地図を見る限りはきれいに左右に分かれているのかと思ったが、実際は、
小松原湿原に向かう沢筋は、本流に対して90°に分岐するのではなく、30〜40°く
らいで同じ方向に分岐した後にすぐに90°以上向きを変えて小松原湿原に向かうの
である。これには気付かずにしばらく行き過ぎてしまった。
(今回は他にもボーっとしていて間違えた個所もあり、ルーファイとしては散々だ
った。まあ、その後ちゃんと現在地を特定してすぐに軌道修正できたので、まあ良
しとしましたが・・)
小松湿原からは、南端の辺りの沢地形を詰めるとヤブ漕ぎも無く縦走路に出る。
縦走路に出てからは鬼怒沼湿原を経由して大清水へ。今回はあまり体調が良くな
く、早く歩けなかったので断念したが、下山は東岐沢を下降すると面白いかも。
コメント
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yoshi629さん、こんにちは。
小松原湿原にたどり着く沢、行かれたのですね。
滝やナメなど盛夏のこの時期、尚更気持ち良さ
そう。
私の場合、きれいな淵などあると、泳ぎたく
なると思います
尾瀬方面、夏の間にもう一度行きたいなあと
思うのですが、どうなるか?
youtaroさん、こんにちは。
夏の沢登りって感じで水と戯れてきました
でも何故か尾瀬の沢では、ルートミスをしたり、下山中
に雨に降られたりとあまり良い思い出がありません
次はいよいよ上越の沢に行こうと考えています
片品川って吹割の滝があるところでしたっけ?
ここにもいい沢あるのですね〜
まさに渓相がいいっていうのでしょうか? ナメが多くてきれいです。なんとも涼しい気分にさせられる写真が多いですね〜
stkさん、こんにちは。
>片品川って吹割の滝があるところでしたっけ?
そうです。沢のあるところからはかなり下流ですが、吹割の滝があります。
今回のは、尾瀬にある沢です。尾瀬周辺の沢は、渓相が
穏やかなものが多く、詰め上げると湿原だったりするの
でなかなか素敵です。
しかし、ちょっとこぢんまりとしている感じで、ちょっ
と物足りない感もあります。なので、次は豪快な上越の
沢に行ってきます
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