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記録ID: 2123652
全員に公開
ハイキング
中国

牛窓往来・西大寺道 (西大寺→岡山城下)

2019年12月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
13.9km
登り
70m
下り
64m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:43
合計
5:01
10:39
18
スタート地点
10:57
11:10
60
西大寺バスセンター(昼食調達)
12:10
12:10
17
大多羅駅筋
12:27
12:50
63
百間川(昼食)
13:53
14:00
43
石高神社
14:43
14:43
57
東山峠
15:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
  
★スタート地点
JR赤穂線 西大寺駅徒歩10分

★ゴール地点
岡山電気軌道 西大寺町駅徒歩3分
コース状況/
危険箇所等
 
牛窓は古くから海上交通での風待港として栄え、
江戸時代には朝鮮通信使の寄港地で賑わっていました。
手前の西大寺もまた観音院を中心とする門前町で賑わい、
有力商人が多数活躍する重要な町でした。

牛窓往来は岡山城下からこれらの町を結ぶ道ですが、
児島湾の干拓などの影響で時代によって幾つもルートが存在し、
そのどれもが牛窓往来と言っても過言ではないものです。

岡山県内では数々の古地図が公開されています。
それによると干拓以前は西国街道と接続するルートが主でしたが、
次第に西国街道を経由しない近道ルートが増えていきます。
後年には西大寺を経由しない牛窓直行ルートまで作られていきます。
ルートについては拙ブログにまとめてありますのでご覧ください。

岡山から牛窓へ続く街道の考察
https://borabora.seesaa.net/article/471462099.html

今回は備前国絵図 (1705年ごろ)を参考に歩いています。
東山峠を越えて倉安川沿いに進み西大寺に抜けるルートです。

★危険個所

特にありませんが大多羅駅付近での倉安川沿いの道は、
比較的交通量が多めなので注意しましょう。

★飲食関係

道中での飲食店は殆んどない感じです。
国道に寄り道すればいくらかはあるかと思います。


   

西大寺(別名観音院)は地方屈指の大寺で吉井川の河口に位置していたことから庶民信仰を集め門前町が形成されていました。
2019年12月01日 10:26撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 10:26
西大寺(別名観音院)は地方屈指の大寺で吉井川の河口に位置していたことから庶民信仰を集め門前町が形成されていました。
現存する三重塔は1675年のもの。写真の仁王門や本堂など境内の建物は江戸時代のものです。
2019年12月01日 10:24撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:24
現存する三重塔は1675年のもの。写真の仁王門や本堂など境内の建物は江戸時代のものです。
吉井川の堤防付近にあった常夜灯。西大寺からの牛窓方面の船はこの場所か少し北側にある河本町から発着していたと思われます。ちなみに西大寺を経由しない岡山-牛窓直行ルートは金岡で渡っていたようです。
2019年12月01日 10:31撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 10:31
吉井川の堤防付近にあった常夜灯。西大寺からの牛窓方面の船はこの場所か少し北側にある河本町から発着していたと思われます。ちなみに西大寺を経由しない岡山-牛窓直行ルートは金岡で渡っていたようです。
仁王門の前にある石橋を渡ってスタート。
2019年12月01日 10:38撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:38
仁王門の前にある石橋を渡ってスタート。
そのまま道なりに。右手の中国銀行の建物が立派です。こういう立派な建物がある場所は町の中心である場合が多いですね。
2019年12月01日 10:41撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:41
そのまま道なりに。右手の中国銀行の建物が立派です。こういう立派な建物がある場所は町の中心である場合が多いですね。
西大寺の門前は雰囲気のある街並みが残ります。ここから河本町にかけては映画の撮影が行われたりと人気のある場所です。
2019年12月01日 10:42撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 10:42
西大寺の門前は雰囲気のある街並みが残ります。ここから河本町にかけては映画の撮影が行われたりと人気のある場所です。
西川に架かる橋。この千年橋は1917年のもの。この地の繁栄を願って命名されたもののようです。
2019年12月01日 10:44撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 10:44
西川に架かる橋。この千年橋は1917年のもの。この地の繁栄を願って命名されたもののようです。
西川沿いに進みます。灌漑用に作られた川で吉井川の西側にある川なので西川となっています。
2019年12月01日 10:46撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:46
西川沿いに進みます。灌漑用に作られた川で吉井川の西側にある川なので西川となっています。
ここを左。
2019年12月01日 10:47撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:47
ここを左。
直進していくと西大寺バスターミナルが目の前に現れます。ここは両備グループ創業の地。
2019年12月01日 10:53撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:53
直進していくと西大寺バスターミナルが目の前に現れます。ここは両備グループ創業の地。
かつての西大寺鉄道はこの場所(西大寺市駅)から岡山城下の後楽園まで走っていました。経営は良かったものの赤穂線開通のため廃止に。補償交渉は何かと大変だったみたいです。
2019年12月01日 10:56撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 10:56
かつての西大寺鉄道はこの場所(西大寺市駅)から岡山城下の後楽園まで走っていました。経営は良かったものの赤穂線開通のため廃止に。補償交渉は何かと大変だったみたいです。
昭和11年製の車両。前後のデッキには荷物や自転車を載せていたそうです。街道は大多羅あたりまで廃線跡(自転車道)に沿って進んでいきます。
2019年12月01日 11:11撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 11:11
昭和11年製の車両。前後のデッキには荷物や自転車を載せていたそうです。街道は大多羅あたりまで廃線跡(自転車道)に沿って進んでいきます。
ここを右へ。西大寺集落の出入り口だからなのか桝形のような屈曲した道筋になっています。
2019年12月01日 11:15撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:15
ここを右へ。西大寺集落の出入り口だからなのか桝形のような屈曲した道筋になっています。
道なりに左へ。鳥居の奥にある自転車道が西大寺鉄道の廃線跡になります。
2019年12月01日 11:16撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:16
道なりに左へ。鳥居の奥にある自転車道が西大寺鉄道の廃線跡になります。
地下道がありますがそのまま直進します。
2019年12月01日 11:21撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:21
地下道がありますがそのまま直進します。
砂川の堤防が見えてきました。かつて新橋が架かっていた場所です。右手の橋で迂回して川向うへ。
2019年12月01日 11:25撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:25
砂川の堤防が見えてきました。かつて新橋が架かっていた場所です。右手の橋で迂回して川向うへ。
この川を境にして西大寺の集落を抜けます。
2019年12月01日 11:28撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:28
この川を境にして西大寺の集落を抜けます。
旧道復活。新橋を渡ると旧道は2つに分かれます。今回の道は古地図に多く描かれたルートですが、ここで分かれるもう一つの道は伊能図に描かれた道で現在の県道沿いになります。
2019年12月01日 11:31撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:31
旧道復活。新橋を渡ると旧道は2つに分かれます。今回の道は古地図に多く描かれたルートですが、ここで分かれるもう一つの道は伊能図に描かれた道で現在の県道沿いになります。
住宅街を進み旧西大寺鉄道の廃線跡を横切ります。
2019年12月01日 11:40撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:40
住宅街を進み旧西大寺鉄道の廃線跡を横切ります。
すぐに赤穂線と横切ります。
2019年12月01日 11:43撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:43
すぐに赤穂線と横切ります。
このタイプの車両はめっきり少なくなりましたが岡山地区ではまだまだ多いです。
2019年12月01日 11:44撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 11:44
このタイプの車両はめっきり少なくなりましたが岡山地区ではまだまだ多いです。
石橋。橋脚は昔のまま。橋は下を覗き込んでみると意外な発見があります。
2019年12月01日 11:47撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:47
石橋。橋脚は昔のまま。橋は下を覗き込んでみると意外な発見があります。
この先で倉安川と合流します。左へ。
2019年12月01日 11:49撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:49
この先で倉安川と合流します。左へ。
野菜を洗う昔ながらの光景。倉安川は吉井川と旭川を結ぶ1679年に築かれた人口河川で元々あった用水路などを繋ぎ合わせて作られています。南部の干拓地への水路であるとともに高瀬舟の運河でもありました。
2019年12月01日 11:53撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 11:53
野菜を洗う昔ながらの光景。倉安川は吉井川と旭川を結ぶ1679年に築かれた人口河川で元々あった用水路などを繋ぎ合わせて作られています。南部の干拓地への水路であるとともに高瀬舟の運河でもありました。
赤穂線の踏切の名前に「倉安川」
2019年12月01日 12:02撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:02
赤穂線の踏切の名前に「倉安川」
大多羅付近。車は結構頻繁に走っています。
2019年12月01日 12:06撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:06
大多羅付近。車は結構頻繁に走っています。
たんたんと西に向かいます。
2019年12月01日 12:17撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:17
たんたんと西に向かいます。
南の方角を見ると平地が広がっていますが児島湾を干拓したもので、かつては大部分が海でした。
2019年12月01日 12:18撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:18
南の方角を見ると平地が広がっていますが児島湾を干拓したもので、かつては大部分が海でした。
百間川の堤防が見えてきました。奥に正木城跡も見えます。
2019年12月01日 12:25撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:25
百間川の堤防が見えてきました。奥に正木城跡も見えます。
百間川。現在はそこそこの川幅ですが、昭和40年代までは通常時は用水路のような川筋しかなく街道には小さな橋が架けられていた程度で、正木城跡横まで一直線で伸びていました。古い航空写真を見れば一目瞭然です。
2019年12月01日 12:26撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:26
百間川。現在はそこそこの川幅ですが、昭和40年代までは通常時は用水路のような川筋しかなく街道には小さな橋が架けられていた程度で、正木城跡横まで一直線で伸びていました。古い航空写真を見れば一目瞭然です。
百間川は岡山城付近を流れる旭川を外堀の役目をもたせるための付け替えが誕生の発端で蛇行する水路は洪水をたびたび引き起こすのでバイパスとして作られています。
2019年12月01日 12:27撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:27
百間川は岡山城付近を流れる旭川を外堀の役目をもたせるための付け替えが誕生の発端で蛇行する水路は洪水をたびたび引き起こすのでバイパスとして作られています。
橋で迂回します。南の方角に鷲羽山が見えてきました。かつては海だった児島湾。生まれた新田は沖新田と名付けられています。
2019年12月01日 12:54撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:54
橋で迂回します。南の方角に鷲羽山が見えてきました。かつては海だった児島湾。生まれた新田は沖新田と名付けられています。
旧道復帰。右手に正木城跡があります。
2019年12月01日 12:58撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 12:58
旧道復帰。右手に正木城跡があります。
追分。右に進むと西国街道の勅旨へ通ずる古くからの道筋です。古地図には江戸末期にかけても描かれてるルートで東山峠を避けたい人など距離は多少長くなっても重宝されていたと思われます。ちなみに現在は勅旨という地名はなく乙多見あたりになります。
2019年12月01日 13:01撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:01
追分。右に進むと西国街道の勅旨へ通ずる古くからの道筋です。古地図には江戸末期にかけても描かれてるルートで東山峠を避けたい人など距離は多少長くなっても重宝されていたと思われます。ちなみに現在は勅旨という地名はなく乙多見あたりになります。
その道筋はこのような感じです。脇に石仏がありいかにも古くからの道といった風情でした。
2019年12月01日 13:02撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:02
その道筋はこのような感じです。脇に石仏がありいかにも古くからの道といった風情でした。
倉安川沿いのルートに戻ります。この辺り海面山などの名前にかつては海沿いだったことを連想させる地名が続きます。
2019年12月01日 13:04撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:04
倉安川沿いのルートに戻ります。この辺り海面山などの名前にかつては海沿いだったことを連想させる地名が続きます。
倉安川の水路図。昭和40年代より改修が行われていて今の立派な河川になったようです。
2019年12月01日 13:09撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 13:09
倉安川の水路図。昭和40年代より改修が行われていて今の立派な河川になったようです。
橋の上に立つ常夜灯と天照大御神の石柱。もちろん元々橋の上にあったものではなく車の通行の邪魔になるからと移設されたものです。
2019年12月01日 13:13撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:13
橋の上に立つ常夜灯と天照大御神の石柱。もちろん元々橋の上にあったものではなく車の通行の邪魔になるからと移設されたものです。
川筋は真新しい感じですが周辺は古さを感じさせるものが幾つも残っています。
2019年12月01日 13:14撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:14
川筋は真新しい感じですが周辺は古さを感じさせるものが幾つも残っています。
丸端の井戸。この辺りの山沿いには湧水が多く水質は良好だそうです。上水道が出来てからは使う人が減ったと書かれてあります。
2019年12月01日 13:21撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:21
丸端の井戸。この辺りの山沿いには湧水が多く水質は良好だそうです。上水道が出来てからは使う人が減ったと書かれてあります。
岡山名物のメタル茅葺き。
2019年12月01日 13:29撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:29
岡山名物のメタル茅葺き。
左手から西大寺の新橋で分かれた伊能忠敬ルートと合流します。
2019年12月01日 13:33撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:33
左手から西大寺の新橋で分かれた伊能忠敬ルートと合流します。
道なりに進み倉安川の右岸へ。
2019年12月01日 13:38撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:38
道なりに進み倉安川の右岸へ。
古地図でもここで橋を渡っていたことから橋は古い時代からあったものと思われます。
2019年12月01日 13:42撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:42
古地図でもここで橋を渡っていたことから橋は古い時代からあったものと思われます。
所々で古い常夜灯を見かけます。
2019年12月01日 13:45撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:45
所々で古い常夜灯を見かけます。
ここを右へ。
2019年12月01日 13:48撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:48
ここを右へ。
岡山藩主の菩提寺である曹源寺が山のほうに見え街道からは参道が伸びています。紅葉の名所のようで観光で訪れる人が多いようです。
2019年12月01日 13:51撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:51
岡山藩主の菩提寺である曹源寺が山のほうに見え街道からは参道が伸びています。紅葉の名所のようで観光で訪れる人が多いようです。
圓山とはこの辺りの地名です。不動尊への道標がありました。
2019年12月01日 13:54撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:54
圓山とはこの辺りの地名です。不動尊への道標がありました。
石高神社からの眺め。石段が大変でしたがせっかくなら登っておきたいものです。古い時代は海原が広がっていたことでしょう。
2019年12月01日 13:56撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 13:56
石高神社からの眺め。石段が大変でしたがせっかくなら登っておきたいものです。古い時代は海原が広がっていたことでしょう。
石高神社は現存する神名帳で一番古い備前国総社神名帳綿抜本または総社本(863年頃)に既に載っている古社です。現在地は移転でのもので新田開発の折に地域を守護するため、この場所になったという話があります。
2019年12月01日 13:57撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 13:57
石高神社は現存する神名帳で一番古い備前国総社神名帳綿抜本または総社本(863年頃)に既に載っている古社です。現在地は移転でのもので新田開発の折に地域を守護するため、この場所になったという話があります。
この辺り古くからの寺や古墳が多いことから古い時代から安定した土地であったことがわかります。
2019年12月01日 14:05撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:05
この辺り古くからの寺や古墳が多いことから古い時代から安定した土地であったことがわかります。
追分。左から西大寺を経由しない牛窓からの直行ルートと合流します。新田開発で出来た土地の上をほぼ直線で結ぶ道筋で牛窓往来の中でも新しい時代のものです。
2019年12月01日 14:15撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:15
追分。左から西大寺を経由しない牛窓からの直行ルートと合流します。新田開発で出来た土地の上をほぼ直線で結ぶ道筋で牛窓往来の中でも新しい時代のものです。
ここは左。右は明治道になります。明治道は勾配を緩和するような道筋をとっています。
2019年12月01日 14:20撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:20
ここは左。右は明治道になります。明治道は勾配を緩和するような道筋をとっています。
県道と合流します。
2019年12月01日 14:21撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:21
県道と合流します。
その交差点付近にあった池ノ内大池。大池は江戸時代に出来た灌漑用の池で茶屋などが立ち並び街道を行く人々に親しまれたそうです。
2019年12月01日 14:21撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:21
その交差点付近にあった池ノ内大池。大池は江戸時代に出来た灌漑用の池で茶屋などが立ち並び街道を行く人々に親しまれたそうです。
県道を進みます。明治道が出来てから通過交通は明治道に移行しましたが、かつての旧道は民家が残り旧態依然の様子が長年あったそうです。県道を改修するおり旧道が原点回帰でメインとして復活するようになります。
2019年12月01日 14:21撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:21
県道を進みます。明治道が出来てから通過交通は明治道に移行しましたが、かつての旧道は民家が残り旧態依然の様子が長年あったそうです。県道を改修するおり旧道が原点回帰でメインとして復活するようになります。
県道の右脇に残る旧道。
2019年12月01日 14:23撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:23
県道の右脇に残る旧道。
県道の右脇に残る旧道その2。
2019年12月01日 14:23撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:23
県道の右脇に残る旧道その2。
この交差点で県道に合流します。
2019年12月01日 14:25撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:25
この交差点で県道に合流します。
こう見るとなかなかの勾配です。ただこれは改修後のもので、かつてのレベルはもう少し緩やかで次に出てくる神社あたりで一気に勾配をあげる感じだったのではと思います。
2019年12月01日 14:30撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:30
こう見るとなかなかの勾配です。ただこれは改修後のもので、かつてのレベルはもう少し緩やかで次に出てくる神社あたりで一気に勾配をあげる感じだったのではと思います。
神社横に残る旧道の痕跡。スロープ状の道を上っていきます。
2019年12月01日 14:35撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:35
神社横に残る旧道の痕跡。スロープ状の道を上っていきます。
石段を上って明治道へ。
2019年12月01日 14:36撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:36
石段を上って明治道へ。
この辺りが明治道と旧道の合流地点。明らかに不自然な地形で盛り土がなされたりしているのがわかります。
2019年12月01日 14:39撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:39
この辺りが明治道と旧道の合流地点。明らかに不自然な地形で盛り土がなされたりしているのがわかります。
峠の集落。紅葉が多くきれいでした。
2019年12月01日 14:40撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:40
峠の集落。紅葉が多くきれいでした。
ここを左へ。右は明治道。
2019年12月01日 14:43撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:43
ここを左へ。右は明治道。
東山峠の交差点。不自然に旧道が下がっているのは新道を通す際に掘り下げられたもの。一丈あまり(3メートル強)掘り下げたと文献に残っています。
2019年12月01日 14:43撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:43
東山峠の交差点。不自然に旧道が下がっているのは新道を通す際に掘り下げられたもの。一丈あまり(3メートル強)掘り下げたと文献に残っています。
車道の右脇に旧道の痕跡。
2019年12月01日 14:44撮影 by  iPhone X, Apple
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車道の右脇に旧道の痕跡。
道なりに直進。
2019年12月01日 14:46撮影 by  iPhone X, Apple
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道なりに直進。
道幅を広げた跡があります。
2019年12月01日 14:50撮影 by  iPhone X, Apple
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道幅を広げた跡があります。
峠道路改修記念碑。江戸初期は倉益新田・曹源寺への道としての 意味が大きかった峠道は農業、商業が盛んになるにつれ西大寺や牛窓への道として重視されるようになります。明治9年に大改修工事が行われています。
2019年12月01日 14:50撮影 by  iPhone X, Apple
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峠道路改修記念碑。江戸初期は倉益新田・曹源寺への道としての 意味が大きかった峠道は農業、商業が盛んになるにつれ西大寺や牛窓への道として重視されるようになります。明治9年に大改修工事が行われています。
ここを左へ。
2019年12月01日 14:53撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:53
ここを左へ。
わかりづらいですがなかなかの勾配です。
2019年12月01日 14:55撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:55
わかりづらいですがなかなかの勾配です。
道なりに左へ。
2019年12月01日 14:56撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 14:56
道なりに左へ。
峠道に石仏が多いのは難所であった証し。
2019年12月01日 14:57撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 14:57
峠道に石仏が多いのは難所であった証し。
権現坂から岡山市街を望む。
2019年12月01日 15:01撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:01
権現坂から岡山市街を望む。
道なりにたんたんと下ります。
2019年12月01日 15:08撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:08
道なりにたんたんと下ります。
東山公園の脇の道へと入ります。
2019年12月01日 15:11撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:11
東山公園の脇の道へと入ります。
新道に合流。左へ。
2019年12月01日 15:14撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:14
新道に合流。左へ。
しばらく路面電車と並行して進みます。
2019年12月01日 15:14撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:14
しばらく路面電車と並行して進みます。
ここを右へ。資料によっては曲がる場所が違いますが城下の古地図を見ると明らかにここで曲がっています。
2019年12月01日 15:23撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:23
ここを右へ。資料によっては曲がる場所が違いますが城下の古地図を見ると明らかにここで曲がっています。
道なりに進みます。
2019年12月01日 15:25撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:25
道なりに進みます。
ここで右手から西国街道と合流します。
2019年12月01日 15:28撮影 by  iPhone X, Apple
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ここで右手から西国街道と合流します。
旭川を渡って道路元標のある場所まで。
2019年12月01日 15:34撮影 by  iPhone X, Apple
12/1 15:34
旭川を渡って道路元標のある場所まで。
京橋の古い欄干と新型路面電車。
2019年12月01日 15:37撮影 by  iPhone X, Apple
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12/1 15:37
京橋の古い欄干と新型路面電車。
京橋のたもとでゴールとしました。
2019年12月01日 15:41撮影 by  iPhone X, Apple
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京橋のたもとでゴールとしました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 
今回は実に調べがいのある街道でした。
岡山県では多くの古地図が公開されているからで
時代ごとに描かれているルートが違っていたりして
どのルートを歩くか大いに悩みました。

本来は牛窓まで続く街道ではありますが、
岡山-西大寺の間だけでも魅力はたっぷりあり満足です。
いつかは牛窓まで足を延ばしてみたいものです。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
https://borabora.seesaa.net/article/472241220.html
https://borabora.seesaa.net/article/472715439.html

  

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