紅葉の段戸裏谷から寧比曽岳へ

2019年11月09日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 14.1km
• 登り: 528m
• 下り: 519m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:17

7:30 段戸湖
11:02 11:14 富士見峠
11:25 12:05 寧比曽岳
12:17 12:17 富士見峠
14:47 14:47 段戸湖
14:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

段戸湖駐車場(2箇所・合計30台位)、トイレ有り

コース状況／危険箇所等

危険という程ではないが、急坂の丸太階段有り。
東海自然歩道として標識や登山道は良く整備されている。

写真

12/15 8:42

午前7時ごろの段戸湖駐車場、トイレ有り
早朝から多くのカメラマンが訪れていた

11/14 8:48

霧が立つ早朝の段戸湖

11/19 8:08

瑞々しい早朝の紅葉

11/9 7:24

朝日に輝く湖岸の紅葉

11/9 7:33

駐車場から100m程のきららの森入口
120年振りに開花したスズタケが全て枯れている

11/12 11:25

きららの森の紅葉も見頃だ

11/12 11:21

柴垣のようなスズタケの間の遊歩道を進む

11/9 7:56

カエデ(イタヤメイゲツ)とブナの黄葉
高くて分かり難いがブナも黄葉している

11/9 8:16

道を塞いだ倒木に作られた階段
これも原生林の姿を残す配慮か？

11/14 10:33

イタヤメイゲツの紅葉とブナの黄葉

11/12 13:47

原生林内の心地良い道を行く

11/9 8:21

枯れた大木と大きな切り株有り

11/9 8:22

五六橋分岐、自然観察路へ
県内のブナ林は太平洋型ブナ林と呼び、多種の樹木との混成林が特徴という

12/13 10:33

赤い実が美しいミヤマシキミ

11/14 15:20

自然観察路はアップダウンの多い遊歩道だ

11/14 15:08

栃洞林道へ出て左折、すぐに右折

11/19 10:47

門柱のようなブナの間を行く
うす暗い森林内のシロモジの黄葉が目を引く

11/9 8:58

椹尾分水林道横断
大木が消えると陽光を好むミズメが育ち、この付近に多いという

11/14 16:44

明るい森林内にミズメと思われる横長皮目の樹皮の木々有り

11/9 9:06

土に還りつつある太い倒木も見られる

11/12 10:12

食べられそうな茸が群生する倒木も…

11/9 9:09

スギゴケ・ヒノキゴケ(中央)
笹枯れのためなのか苔に覆われた地面が目に付く

11/16 9:15

自然観察路分岐
段戸原生林はモミ・ツガ・ブナ・ミズナラなど約80種の樹木が育つ自然の宝庫という

11/9 9:21

原生林内の紅葉

11/16 10:17

シロモジの黄葉が美しい

11/9 9:29

原生林から杉・桧の人工林内へ

11/9 9:43

森林整備用の作業道横断

11/9 9:54

笹が消えてスギゴケ群落が目立つ斜面有り

11/18 12:50

秋に雌株から伸びる綿棒状の胞子嚢が見える

11/9 9:57

人工林内の休憩所
観察路分岐と尾根休憩所との中間点だ

11/9 10:11

緩やかな登りが尾根まで続く

11/16 14:07

人工林端の開けた所に紅葉有り
シロモジ(黄)、イタヤメイゲツ(赤)

11/15 15:52

ピーク996南の尾根休憩所
山頂まで1.2km・30分とあるが…

11/16 14:53

西側が開け豊田市街地方向の眺め有り
今日は霞が濃いようだ…

11/16 16:06

自然林内の尾根道へ

11/9 10:35

この先は富士見峠まで急坂が続く

11/9 10:38

枝の張りに逞しさを感じるアカマツとブナ有り(中央)
根本に尾根上の3つ目の休憩所有り

11/9 10:39

アカマツと紅葉したブナ

11/16 19:25

ブナ並木のような坂道を登る

11/9 10:58

笹枯れで広くなった登山道
以前は笹が両脇から覆い被さった細道だった

11/16 19:31

富士見峠直前でスズタケが急に消え
葉のある笹が出現(標高1100m)
スズタケより高所に育つ別種の笹かも…

11/17 14:45

富士見峠(標高1120m)、トイレ有り
かつては南・中央アルプスや富士山が眺められたという

11/17 15:30

100m程北側にある展望地へ寄り道
御嶽山から南アルプスまで一望できるが残念！

11/9 11:16

山頂へは500m程の緩やかな道が続く

11/9 11:21

山頂直下の丸太階段を登る

11/18 9:10

寧比曽岳山頂(1121m)
サラサドウダンツツジの真っ赤な紅葉が一際目立つ

11/9 11:24

東屋横からの南アルプス方面の眺め
近場の蛇峠山(左上)・茶臼山右上)が見える程度だ

11/9 11:33

名古屋市街地方面も
筈ヶ岳(手前)後方の猿投山辺りまで…

11/9 11:32

紅葉シーズンは登山者も多く満席状態
空いた席で昼食

11/9 11:58

山頂の東屋付近にリンドウが咲いていた

11/18 13:42

復路は自然観察路分岐から
東海自然歩道の本コースへ

11/9 14:13

椹尾分水林道出合、トイレ有り
林道経由で段戸湖へ向かう

11/18 15:22

五六橋付近のドウダンツツジの鮮やかな紅葉が美しい
山頂とは違う種類のようだ

11/9 14:26

トチノキ(左上)やモミジの紅葉が見られるようになってきた

11/9 14:32

休憩所・広場横のオオモミジの紅葉

11/9 14:36

段戸湖越しに県道33方向を眺める
対岸の紅葉と逆さ紅葉が絶景！！！

11/18 16:25

午後の日を受けて朝とは違った美しさ有り

11/18 16:32

駐車場からの段戸湖岸の紅葉

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ18 パナソニック

FinePix F710 富士フイルム

感想

walker-hiro

　段戸湖から寧比曽岳への登山道は、「きららの森」と呼ばれる段戸裏谷原生林(太平洋型ブナ林)内を通っている。
　大木のモミ・ツガ・ブナ・ミズナラの外にカエデ類も多い原生林であり、ブナやカエデの紅葉を期待できる時期に歩いてみた。
　寧比曽岳へは少し距離が長くなるが、原生林「きららの森」をより深く探索できる自然観察路を経由することにした。
　霞が濃くて山頂からの眺めは近場に限られたが、美しい紅葉を十分に堪能することができた。
　段戸湖を始めきららの森の紅葉も素晴らしく、大木が育つ原生林内を紅葉を愛でながら歩くことはなかなか味わえない経験だった。
　標高1000m辺りまでに生育するスズタケが120年振りの開花で完全に枯れていた。5年前(2014/3)に訪れた際の背丈程の笹は葉が無くなりなり、枯れた茎だけ林立する異様な光景で別の道を歩いている感じだった。
　朝方半分ほどが埋まっていた駐車場も午後は満杯で沢山の路上駐車も見られた。紅葉の時期にはかなりの人々が訪れるようだ。
　トイレは、駐車場と椹尾分水林道出合、富士見峠に設置されている。

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http://walker-hiro.net/aichisuzuka-m/HP-nebisodake/hpnebisodake.htm