ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 215705
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

一泊二日で岩手山☆(網張→不動平→御神坂)

2012年08月14日(火) 〜 2012年08月15日(水)
 - 拍手
GPS
29:52
距離
19.1km
登り
1,607m
下り
1,754m

コースタイム

[14日]
7:35 リフト乗車
8:13 リフト降車
8:42 犬倉山
9:57 姥倉分岐 - 10:13 姥倉山 - 10:29 姥倉分岐
11:17 切通し
11:42 大地獄谷
12:30 お花畑 - 12:40 御釜湖 - 12:51 お花畑
13:08〜 お昼ごはん
15:08 不動平
15:36 八合目避難小屋 - 夕ご飯
17:46 不動平避難小屋
21:00 就寝

[15日]
4:00 起床
4:22 日の出を見に出発 - 5:18 小屋帰館
7:18 不動平避難小屋出発
7:31 御神坂・鬼ヶ城分岐
10:29 大滝展望台
11:23 わらじ脱ぎ場
12:04 切り接
12:55 林道出会い
13:27 御神坂登山口駐車場
天候 14日は快晴でとってもいい天気。
15日の朝も山頂は快晴。
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
盛岡から網張へのバスが3時間置きに出ておりますので、御神坂⇔網張といった連絡が可能です。
コース状況/
危険箇所等
網張温泉からは今時期はスキー用リフトが登山者用に運行しています。(てっぺんまで片道\1,000/人)
運行時間は土・日で7:00〜17:00となっていますが、雨や雷があると運行中止になります。

御神坂コースは一部ザレ場がありますが、ロープが張られて区画されているので気をつけていけばさほど危険ではありません。

下山後は網張温泉温泉館がおすすめです。とても良い天然温泉で、疲れた体を癒してくれます。
山行前に購入したアイテムのひとつ、ヒルバーグのビバノラック。
ポンチョ兼シュラフカバー兼ビビィサック。

今回は晴れたので使いませんでした。
山行前に購入したアイテムのひとつ、ヒルバーグのビバノラック。
ポンチョ兼シュラフカバー兼ビビィサック。

今回は晴れたので使いませんでした。
いつもごちゃごちゃ
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いつもごちゃごちゃ
前泊するので、朝ご飯は今のうちから作ります。
ミネストローネスープを作ったようです。
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前泊するので、朝ご飯は今のうちから作ります。
ミネストローネスープを作ったようです。
ハイドレーションの中身を仕込みます。
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ハイドレーションの中身を仕込みます。
今回も結構なボリュームになりました。
今回も結構なボリュームになりました。
外出するのに格好が適当すぐる…

だって蒸し暑いし。
外出するのに格好が適当すぐる…

だって蒸し暑いし。
夕食はカレーに決めた!
本町通のカレー専門店マルパソさんへ。
はじめてです。((o(´∀`)o))ワクワク
夕食はカレーに決めた!
本町通のカレー専門店マルパソさんへ。
はじめてです。((o(´∀`)o))ワクワク
昔からやってるだけあって良い雰囲気
昔からやってるだけあって良い雰囲気
牛肉コロッケカレーとクリームコロッケカレーを注文。
(^〜゜)ウマウマ
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牛肉コロッケカレーとクリームコロッケカレーを注文。
(^〜゜)ウマウマ
網張スキー場に着いて、車中泊の準備です。
銭湯に入ってきたので濡れたタオルを車内にまわした細引きに干しています。

夜は雨が降り続いてました。 ん〜〜〜。
網張スキー場に着いて、車中泊の準備です。
銭湯に入ってきたので濡れたタオルを車内にまわした細引きに干しています。

夜は雨が降り続いてました。 ん〜〜〜。
朝。
昨日仕込んだスープを食べます。
あとパン。
あと栄養ドリンク。
あとアミノ酸入りゼリー飲料。
とにかく景気をつけます。
朝。
昨日仕込んだスープを食べます。
あとパン。
あと栄養ドリンク。
あとアミノ酸入りゼリー飲料。
とにかく景気をつけます。
外に出ると素晴らしい晴天!
気温も高くなく、すがすがしい天気です。
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外に出ると素晴らしい晴天!
気温も高くなく、すがすがしい天気です。
買ったばっかりのアンダーシャツ、アークテリクスのフェーズSLです。 性能を確かめるべく、ドライレイヤーは着ずに素肌の上に直接着用しました。
買ったばっかりのアンダーシャツ、アークテリクスのフェーズSLです。 性能を確かめるべく、ドライレイヤーは着ずに素肌の上に直接着用しました。
真似すんな。
準備も整って、出発!
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準備も整って、出発!
登山リフトが7時より動くのですが、7時前に乗っていった登山客もいました。
登山リフトが7時より動くのですが、7時前に乗っていった登山客もいました。
ういーんとリフトに乗って、ズルして高度を稼ぎます。
ういーんとリフトに乗って、ズルして高度を稼ぎます。
下りるときはリフトにケツをつつかれない様、駆け足でタタタタ!
下りるときはリフトにケツをつつかれない様、駆け足でタタタタ!
あぁ、もう雲の高さまで。
あぁ、もう雲の高さまで。
第2リフトへ。
がたんがたん
第2リフトはとっても長いです。
第2リフトはとっても長いです。
第3リフトへ。
リフトを下りるとそこはもう雲の上。
下界が見下ろせます。
リフトを下りるとそこはもう雲の上。
下界が見下ろせます。
リフトの監視員さんに撮ってもらいました。
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リフトの監視員さんに撮ってもらいました。
なに、ねずみみたいな顔しやがって。
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なに、ねずみみたいな顔しやがって。
さて、一泊二日の登山開始だ!
さて、一泊二日の登山開始だ!
もちろん犬倉山を経由します。
もちろん犬倉山を経由します。
えっ、ここ?
もうちょっと上に高いトコあるじゃん。
えっ、ここ?
もうちょっと上に高いトコあるじゃん。
上に回ってもただの藪でした。
上に回ってもただの藪でした。
ところで、無雪期の登山用の手袋はいつもコレ。
商品名『組み立てグリップ』
・薄い
・軽い
・通気性が良い
・グリップ力が良い
・作りが良い
・安い

消耗したら買い換えます。
15年以上前に大工やってた頃から愛用。
職人仕事にも耐えうるタフなヤツ。
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ところで、無雪期の登山用の手袋はいつもコレ。
商品名『組み立てグリップ』
・薄い
・軽い
・通気性が良い
・グリップ力が良い
・作りが良い
・安い

消耗したら買い換えます。
15年以上前に大工やってた頃から愛用。
職人仕事にも耐えうるタフなヤツ。
犬倉から姥倉へ向かう途中の木道。
チェッカー模様でなかなか手の込んだ加工です。
ただ…そのわりにちょっと歩きづらいね。
犬倉から姥倉へ向かう途中の木道。
チェッカー模様でなかなか手の込んだ加工です。
ただ…そのわりにちょっと歩きづらいね。
水場があるそうですが、まだ早いので先にいきます。
水場があるそうですが、まだ早いので先にいきます。
ブルーベリーっぽい木の実。
獣は食べないのかな?
ブルーベリーっぽい木の実。
獣は食べないのかな?
前日は雨でしたが、水溜りはさほど大きくありませんでした。
前日は雨でしたが、水溜りはさほど大きくありませんでした。
山歩きの途中、母親からの電話を受けるかみさん。
「あんた、いつ帰ってくるの!?」
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山歩きの途中、母親からの電話を受けるかみさん。
「あんた、いつ帰ってくるの!?」
姥倉分岐にやって来ました。
姥倉分岐にやって来ました。
手前に黒倉、奥に岩手山。
もう近くに感じます。
手前に黒倉、奥に岩手山。
もう近くに感じます。
荷物をデポして頂上へ行ってみましょう。
荷物をデポして頂上へ行ってみましょう。
眺めの良い稜線です。
眺めの良い稜線です。
地熱の警告看板。
一瞬ここが頂上かと思った。
地熱の警告看板。
一瞬ここが頂上かと思った。
遠くに・・・あれは大松倉と三ツ石山なのかな?
遠くに・・・あれは大松倉と三ツ石山なのかな?
姥倉頂上。
おっ、遅れてようやく着いたか
おっ、遅れてようやく着いたか
姥倉山頂上にて、自然な会話風景的な。
第三者が撮ったように見える?
姥倉山頂上にて、自然な会話風景的な。
第三者が撮ったように見える?
前回よりスタメン入りした行動食、塩羊羹。

糖分・塩分を同時に、しかも一口サイズで補給。
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前回よりスタメン入りした行動食、塩羊羹。

糖分・塩分を同時に、しかも一口サイズで補給。
(゜д゜)ウマー
本当に今日はきれいな空だ
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本当に今日はきれいな空だ
ん、なにやら湯気が見える。
ん、なにやら湯気が見える。
この穴からだ。

これって火山性ガスかな?と言いつつ匂いを嗅いでみるも、ただの水蒸気にしか感じなかった。
この穴からだ。

これって火山性ガスかな?と言いつつ匂いを嗅いでみるも、ただの水蒸気にしか感じなかった。
黒倉へ向かう途中、でこぼこの尾根が見える。
あれが鬼ヶ城か・・・

この時点でかみさんが早くもひざの不調を訴え始める。
えー、もう?
黒倉へ向かう途中、でこぼこの尾根が見える。
あれが鬼ヶ城か・・・

この時点でかみさんが早くもひざの不調を訴え始める。
えー、もう?
判断に迷いつつ黒倉分岐。

ん〜〜〜、とりあえず小屋まで頑張って行って一晩休めば回復するかもよ?
と、ひどい判断。
判断に迷いつつ黒倉分岐。

ん〜〜〜、とりあえず小屋まで頑張って行って一晩休めば回復するかもよ?
と、ひどい判断。
ところで頂上の方へ普通に行けそうだけど、今、黒倉山って立ち入り禁止じゃなかったの?

まぁいいやと巻いていきます。
ところで頂上の方へ普通に行けそうだけど、今、黒倉山って立ち入り禁止じゃなかったの?

まぁいいやと巻いていきます。
お花畑と鬼ヶ城の分岐路、「切通し」にきました。
お花畑と鬼ヶ城の分岐路、「切通し」にきました。
ネーミングから甘い期待を抱きつつお花畑コースを選ぶ、頭の中がお花畑な二人。
ネーミングから甘い期待を抱きつつお花畑コースを選ぶ、頭の中がお花畑な二人。
黒倉山の裏側。
ごつごつして岩々しいですね。
黒倉山の裏側。
ごつごつして岩々しいですね。
硫黄くさっ
ここは大地獄谷。
ここは大地獄谷。
川沿いに出ました。
かなり豊富な水量で、透明できれいな水です…が、なんで川底こんなに赤いの?
川沿いに出ました。
かなり豊富な水量で、透明できれいな水です…が、なんで川底こんなに赤いの?
きれいな風景ですが、今度は川底が白いです。明らかに硫黄分ですね。
きれいな風景ですが、今度は川底が白いです。明らかに硫黄分ですね。
木陰で小休止。
早くもバンテリン的なゲルを摺り込むかみさん。

お、おれも…。
早くもバンテリン的なゲルを摺り込むかみさん。

お、おれも…。
これじゃ登山道ではなくただの川だ。
増水したらここ通れるの?
これじゃ登山道ではなくただの川だ。
増水したらここ通れるの?
手を使って登るようなところも。
手を使って登るようなところも。
おっ、ようやく景色が開けた!
お花畑や!
おっ、ようやく景色が開けた!
お花畑や!
「お花畑じゃなく草畑じゃん」
と かみさん。
「お花畑じゃなく草畑じゃん」
と かみさん。
またもここで荷物をデポして御釜湖行ってみよう。
またもここで荷物をデポして御釜湖行ってみよう。
地元の先住民族にお会いすることができました。
地元の先住民族にお会いすることができました。
またも分岐が。

ここから平笠不動の方にも行けるんだね。
またも分岐が。

ここから平笠不動の方にも行けるんだね。
御釜湖発見!
岩手山と連ねて。
岩手山と連ねて。
コバルトブルーのきれいなトンボ。
シオカラトンボとは違うよね?
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コバルトブルーのきれいなトンボ。
シオカラトンボとは違うよね?
実はお花畑の時点で正午回ってたんだよね。
ここらでお昼にしよう。

お昼ごはんは
白石パンの「ネオトースト」 と
福田パンの「あんバター」
どちらも盛岡のパンメーカーです。
どちらもおいしくてオススメ。
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実はお花畑の時点で正午回ってたんだよね。
ここらでお昼にしよう。

お昼ごはんは
白石パンの「ネオトースト」 と
福田パンの「あんバター」
どちらも盛岡のパンメーカーです。
どちらもおいしくてオススメ。
お花畑を出発して森に入ったら、勾配が急になってきた。
お花畑を出発して森に入ったら、勾配が急になってきた。
かみさんの体力の消耗がだいぶ激しい。
うんざりしている様子。
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かみさんの体力の消耗がだいぶ激しい。
うんざりしている様子。
追い討ちをかける急登。
なんだこのコースは…おれ嫌い。
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追い討ちをかける急登。
なんだこのコースは…おれ嫌い。
時間をかけて登っていくと、ようやく空が見えてきた。
時間をかけて登っていくと、ようやく空が見えてきた。
なんだこの城壁みたいな石の壁は。
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なんだこの城壁みたいな石の壁は。
これ、ホントに自然の作り出した物?
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これ、ホントに自然の作り出した物?
まだ急登は続く。
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まだ急登は続く。
左手には岩手山が見える…。
左手には岩手山が見える…。
もうイヤ。
もうイヤ。
もうイヤ。
2
もうイヤ。
もうイヤ。
もうイヤ。
振り返ると、御釜湖、黒倉山、姥倉山、と、今日歩いてきた道程を振り返ることができた。
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振り返ると、御釜湖、黒倉山、姥倉山、と、今日歩いてきた道程を振り返ることができた。
あと一息だぞ!
「・・・・。」
ようやく、ようやく不動平。

だが、目指すは八合目小屋。
「小屋で一休みするか?」
「…いい。」
ようやく、ようやく不動平。

だが、目指すは八合目小屋。
「小屋で一休みするか?」
「…いい。」
かすかな体力を搾り出して歩みを進めるかみさん。
かすかな体力を搾り出して歩みを進めるかみさん。
空はこんなにきれい。
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空はこんなにきれい。
着いた、到着だ!
着いた、到着だ!
着いたー(;´Д`)

時刻は15時半。
なんと7時間半もかかった!
リフト乗ってる時間含めると8時間。
長かったよー
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着いたー(;´Д`)

時刻は15時半。
なんと7時間半もかかった!
リフト乗ってる時間含めると8時間。
長かったよー
満身創痍ですがとりあえず安堵。
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満身創痍ですがとりあえず安堵。
まぁまぁ記念写真でも。
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まぁまぁ記念写真でも。
気温は意外に20度もなかった。
気温は意外に20度もなかった。
水はそれなりに十分。
ビールやらジュースやらトマトやら、いろんな物が桶に浸かってます。
水はそれなりに十分。
ビールやらジュースやらトマトやら、いろんな物が桶に浸かってます。
んじゃ夕ご飯を作ろう。

今回は私の希望で 芋の子汁です。
ところで「いものこ会」とか「芋煮会」って東北圏特有なんだってね。
調べてびっくりした。
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んじゃ夕ご飯を作ろう。

今回は私の希望で 芋の子汁です。
ところで「いものこ会」とか「芋煮会」って東北圏特有なんだってね。
調べてびっくりした。
今回はSOTOのMUKAストーブを持ってきました。
ムスカストーブじゃないよ。
「ソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。 ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね」

…すごい火力です。
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今回はSOTOのMUKAストーブを持ってきました。
ムスカストーブじゃないよ。
「ソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。 ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね」

…すごい火力です。
コッフェルはプリムスのイータパワー。
さすがに沸くのが超早い。
コッフェルはプリムスのイータパワー。
さすがに沸くのが超早い。
今回二人の間での大流行語、『謎肉』。
マヨネーズで炒めてみます。
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今回二人の間での大流行語、『謎肉』。
マヨネーズで炒めてみます。
キャベツも加えてみる。
キャベツも加えてみる。
謎肉とキャベツのマヨネーズ炒めの完成。
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謎肉とキャベツのマヨネーズ炒めの完成。
なんと今回、米を持ってくるのを忘れました。
飯の代わりに、マルちゃん正麺。
「うそだと思うなら食べてみて下さい」

非常食でしたが、もう一つあるからいいでしょう。
なんと今回、米を持ってくるのを忘れました。
飯の代わりに、マルちゃん正麺。
「うそだと思うなら食べてみて下さい」

非常食でしたが、もう一つあるからいいでしょう。
汁物がいっぱいですが、たくさん食べます。

今日消費したカロリーをここで奪い返す!
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汁物がいっぱいですが、たくさん食べます。

今日消費したカロリーをここで奪い返す!
八合目小屋、人 多っ!

本当は今日ここに泊まる予定してたけど、手持ちの軍資金が乏しいことに気付いてやめました。

あと人が多いところは二人とも苦手なので…。
八合目小屋、人 多っ!

本当は今日ここに泊まる予定してたけど、手持ちの軍資金が乏しいことに気付いてやめました。

あと人が多いところは二人とも苦手なので…。
踵を返し、もう一度不動平へ向かいます。

八合目でジップロックに水を汲んで補給しておきました。
踵を返し、もう一度不動平へ向かいます。

八合目でジップロックに水を汲んで補給しておきました。
たのもー
中はとっても立派な木造です。
壁は全面、目透かしの羽目板張り。
柱はヒノキの4寸角。
いずれもマツ系の香りでとても癒されます。
中はとっても立派な木造です。
壁は全面、目透かしの羽目板張り。
柱はヒノキの4寸角。
いずれもマツ系の香りでとても癒されます。
先客もおられましたが、混み合うほどではなかったです。
先客もおられましたが、混み合うほどではなかったです。
この壁の厚さというか断熱層の厚さ、すごいですね。
この壁の厚さというか断熱層の厚さ、すごいですね。
二階もある。
しばらく使われていないのか、埃っぽい。
しばらく使われていないのか、埃っぽい。
そろそろ暗くなってきました。
そろそろ暗くなってきました。
不動平小屋と日の入り。

空がグラデーションを描いてきれいです・・・
不動平小屋と日の入り。

空がグラデーションを描いてきれいです・・・
500mmペットボトルに入れてきた梅酒。

お湯で割って飲みます。
500mmペットボトルに入れてきた梅酒。

お湯で割って飲みます。
うーん、ほろ酔い。
うーん、ほろ酔い。
デジカメなので真っ暗でなにも見えませんが、雲一つない天気なので文字通り満天の星空でした。
かみさんがいたく感動しておりました。
私も高校以来、久々に眺めることができました。
きれいすぎてびっくり。

あとで新聞読んだら、15日はペルセウス座流星群が一番よく見える日だったそうですね。(この日は14日でしたが)
デジカメなので真っ暗でなにも見えませんが、雲一つない天気なので文字通り満天の星空でした。
かみさんがいたく感動しておりました。
私も高校以来、久々に眺めることができました。
きれいすぎてびっくり。

あとで新聞読んだら、15日はペルセウス座流星群が一番よく見える日だったそうですね。(この日は14日でしたが)
明朝。
みんなごそごそと準備して小屋を出て行きます。
明朝。
みんなごそごそと準備して小屋を出て行きます。
外へ出てみると、眼下に広がる一面の雲海!

すばらしい! 寝てる場合じゃねぇ!
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外へ出てみると、眼下に広がる一面の雲海!

すばらしい! 寝てる場合じゃねぇ!
持ってきていたパッカブルなサブザックにハイドレーションだけ入れて急いで準備。
持ってきていたパッカブルなサブザックにハイドレーションだけ入れて急いで準備。
「行ってきます!」
「行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
かみさんは足と体力を温存するためにお留守番。
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「行ってらっしゃい」
かみさんは足と体力を温存するためにお留守番。
岩手山は9合目以降はザレ場。
岩手山は9合目以降はザレ場。
おーおー、間に合うか!?
おーおー、間に合うか!?
頂上へは行かず、お鉢を右回りに進路をとります。
頂上へは行かず、お鉢を右回りに進路をとります。
きれいすぎる・・・
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きれいすぎる・・・
夜明けはすぐそこだ…!
2012年08月15日 04:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 4:43
夜明けはすぐそこだ…!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
2
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
すごい・・・!
見る見る間に明るくなっていきます。
見る見る間に明るくなっていきます。
パノラマでも。
2012年08月15日 04:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 4:49
パノラマでも。
八合目小屋でも外に出て見てる人たちが。
八合目小屋でも外に出て見てる人たちが。
なんと神々しいのか。
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なんと神々しいのか。
こーーーんなに影が長い。
こーーーんなに影が長い。
頂上周り。
2012年08月15日 04:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 4:53
頂上周り。
この風景はもはや天空の島。
誰かがトランペット吹いたらハトが飛び回りそうな世界です。
2012年08月15日 04:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 4:59
この風景はもはや天空の島。
誰かがトランペット吹いたらハトが飛び回りそうな世界です。
ミツバチがやたらブンブンと構ってくる
ミツバチがやたらブンブンと構ってくる
朝焼けと雲海。
果てしなく続く…
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果てしなく続く…


昭和四年建立。


昭和四年建立。
おっと忘れてた。
自分撮りも。
おっと忘れてた。
自分撮りも。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
こんな頂上付近にも芋虫さん。
こんな頂上付近にも芋虫さん。
不動平小屋に帰ろう。
不動平小屋に帰ろう。
もうすっかり明るくなった。
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もうすっかり明るくなった。
小屋の入り口には花も咲いてきれいです。
小屋の入り口には花も咲いてきれいです。
一番乗りで帰ってきました。

いい子にしてたか?
一番乗りで帰ってきました。

いい子にしてたか?
朝食はスープスパゲティ…のはずが、水気が吸い取られて、なんだか謎な食べ物に。
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朝食はスープスパゲティ…のはずが、水気が吸い取られて、なんだか謎な食べ物に。
他の方々も続々帰ってきました。
他の方々も続々帰ってきました。
じゃぁパッキングしてそろそろ行くか
じゃぁパッキングしてそろそろ行くか
帰りは小屋のすぐ脇の道を登り、御神坂コースで下ります。
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帰りは小屋のすぐ脇の道を登り、御神坂コースで下ります。
しょっぱな急勾配だなぁ
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しょっぱな急勾配だなぁ
途中で振り返り、不動平小屋と岩手山。
途中で振り返り、不動平小屋と岩手山。
もう太陽があんなに高い…!
もう太陽があんなに高い…!
鬼ヶ城分岐に着きました。
鬼ヶ城分岐に着きました。
こちら側の景色もすばらしい・・・!!!

まるで地平線まで続く雪原のようです。
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こちら側の景色もすばらしい・・・!!!

まるで地平線まで続く雪原のようです。
緑のじゅうたんとのコントラストも美しいね。
緑のじゅうたんとのコントラストも美しいね。
こんな素晴らしい景色の中を歩いて下山開始です。
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こんな素晴らしい景色の中を歩いて下山開始です。
鬼ヶ城コースが見えます。

何回見ても凶悪な風景ですがちゃんと登山道が見えます。
鬼ヶ城コースが見えます。

何回見ても凶悪な風景ですがちゃんと登山道が見えます。
やはりひざの調子が良くありません。
無事下りれるのか…?
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やはりひざの調子が良くありません。
無事下りれるのか…?
雲へ向かって下りていきます。
雲へ向かって下りていきます。
雲が近くなってきました。
雲が近くなってきました。
言葉も無い。
だんだん雲が上がってきましたよ。
だんだん雲が上がってきましたよ。
行動食に買っておいた よっちゃんイカ。
行動食には酸っぱいのが相性良いね。
疲れが覚めます。
行動食に買っておいた よっちゃんイカ。
行動食には酸っぱいのが相性良いね。
疲れが覚めます。
おっときわどいアングル。

ちょこちょこ休みながらゆっくりいきます。
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おっときわどいアングル。

ちょこちょこ休みながらゆっくりいきます。
矢印はどこへ向かって…?

そろそろ雲の中へ突入です。
矢印はどこへ向かって…?

そろそろ雲の中へ突入です。
道が岩場に変わってきました。
道が岩場に変わってきました。
このとんがり岩が…かみさんの…m(以下自粛
このとんがり岩が…かみさんの…m(以下自粛
ソーラーパネルで稼動している観測計。
ソーラーパネルで稼動している観測計。
子連れの3人家族とすれ違いました。

ここまで来ても子供はぜんぜん元気!
反してお母さんのグロッキー具合が心配です。
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子連れの3人家族とすれ違いました。

ここまで来ても子供はぜんぜん元気!
反してお母さんのグロッキー具合が心配です。
トラバース路線が現れました。
トラバース路線が現れました。
崩れかけている道にかみさんはびびり気味。
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崩れかけている道にかみさんはびびり気味。
崩落している。
ひゅーー〜〜
岩陰で親子と一緒に小休止。
岩陰で親子と一緒に小休止。
雲を抜けてきたかな…?
下界が見えます。
雲を抜けてきたかな…?
下界が見えます。
大滝を見下ろすも、水は枯れてました。
大滝を見下ろすも、水は枯れてました。
なんか馬返しコース旧道のような風景です。
なんか馬返しコース旧道のような風景です。
今度は森に入っていきます。
今度は森に入っていきます。
一休み〜〜
アウトドアリサーチのゲイター、やっぱり作りが良いね〜。
アウトドアリサーチのゲイター、やっぱり作りが良いね〜。
ようやく大滝展望台まで来れた。
でもここで半分・・・

かみさんが本気で泣きがはいってきました。
ようやく大滝展望台まで来れた。
でもここで半分・・・

かみさんが本気で泣きがはいってきました。
水があるとどれだけの迫力なんだろう・・?
水があるとどれだけの迫力なんだろう・・?
続いてわらじ脱ぎ場。

ここまでくると、3歩歩いて休憩、3歩歩いては休憩といった感じでほとんど距離を稼げません。
続いてわらじ脱ぎ場。

ここまでくると、3歩歩いて休憩、3歩歩いては休憩といった感じでほとんど距離を稼げません。
「よし、ザックをよこせ!」
なんか去年の秋田駒の時と同じ展開になりました。

「あとおれのステッキもやるからダブルで歩いてみたら?」
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「よし、ザックをよこせ!」
なんか去年の秋田駒の時と同じ展開になりました。

「あとおれのステッキもやるからダブルで歩いてみたら?」
おっ!? 急にペースが良くなりましたよ。
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おっ!? 急にペースが良くなりましたよ。
あっという間に切接(きりはぎ)。

さっきまで一歩歩くたびに悲鳴をあげてたかみさんが普通の速度で歩けるようになった。
これはダブルストックの効果を認めざるを得ないな。
あっという間に切接(きりはぎ)。

さっきまで一歩歩くたびに悲鳴をあげてたかみさんが普通の速度で歩けるようになった。
これはダブルストックの効果を認めざるを得ないな。
どさっ

疲れたーーー
どさっ

疲れたーーー
「たぶん大丈夫」と、かみさんが再度自分のザックを背負ってくれました。
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「たぶん大丈夫」と、かみさんが再度自分のザックを背負ってくれました。
ひぃーー
今度はおれがへたばっちゃった。
ひぃーー
今度はおれがへたばっちゃった。
林道にぶつかりました。
林道にぶつかりました。
ここから少し作業道を歩く。
ここから少し作業道を歩く。
連なるダム。
再度登山道へ。残り500m。
再度登山道へ。残り500m。
最後は林を抜けます。
最後は林を抜けます。
せみの抜け殻を発見。
せみの抜け殻を発見。
つ・ついに・・・
つ・ついに・・・
御神坂駐車場へ到着ーー!

長かった…。
下山に要した時間は6時間でした。
コースタイム見ると2時間だって。6kmの道のりを?
それはそれでちょっと無理じゃね?
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御神坂駐車場へ到着ーー!

長かった…。
下山に要した時間は6時間でした。
コースタイム見ると2時間だって。6kmの道のりを?
それはそれでちょっと無理じゃね?
御神坂駐車場は立派ですね。
御神坂駐車場は立派ですね。
休憩小屋も建ってます。
休憩小屋も建ってます。
網張へのバスは3時間置きに一本走っていました。

次のバスは…1時間後。
網張へのバスは3時間置きに一本走っていました。

次のバスは…1時間後。
まずはお茶でも沸かしてゆっくりするか。
ということでアールグレイミルクティーでお疲れの乾杯ー。
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まずはお茶でも沸かしてゆっくりするか。
ということでアールグレイミルクティーでお疲れの乾杯ー。
今回もこのザックにはお世話になりました。
今回もこのザックにはお世話になりました。
登山靴も。
特にかみさんの足にはぴったり合ってるようです。
登山靴も。
特にかみさんの足にはぴったり合ってるようです。
ビーサン履いて足を開放。
楽だー
ビーサン履いて足を開放。
楽だー
ぴぃ〜〜〜
バスに乗って移動。
御神坂〜網張までは240円/人でした。
バスに乗って移動。
御神坂〜網張までは240円/人でした。
戻ってきたー
当然、帰る前に温泉に立ち寄りますよ。
当然、帰る前に温泉に立ち寄りますよ。
網張温泉館。
硫黄分のある、疲れを癒してくれるとっても良いお湯です。

二人ともお風呂から上がるなり「よきかな〜」(腐れ神)を連発してました。
網張温泉館。
硫黄分のある、疲れを癒してくれるとっても良いお湯です。

二人ともお風呂から上がるなり「よきかな〜」(腐れ神)を連発してました。
帰りの恒例の外食は、今回は宝介へ。
帰りの恒例の外食は、今回は宝介へ。
魚介とんこつしょうゆ、にらなんばん5/8、宝介めし、餃子5ヶ、ご飯・キムチ食べ放題と、大量に食します。
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魚介とんこつしょうゆ、にらなんばん5/8、宝介めし、餃子5ヶ、ご飯・キムチ食べ放題と、大量に食します。
食後には自家製杏仁豆腐も。
食後には自家製杏仁豆腐も。
家に着いてマックさん。
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家に着いてマックさん。
こっち見んな。
モコじ。
逃げんな。
モコじ。
逃げんな。
すいか食べて寝よー
すいか食べて寝よー

感想

いつかは・・・と温めておいた岩手山登山計画。

本当は来年あたりに向けて徐々に慣らしていくつもりでしたが、思い切って行ってきました。

コースは色々悩みましたが、最終的にはリフトが使えて道中の高低差が最も小さい網張コースを選択。
本当はピストンで帰る予定でしたがかみさんが足を痛めてしまったため、最短距離で帰れそうな御神坂コースに下山ルートを変更しました。
馬返しからじゃバスは出てないので。

いつもぐだぐだな二人なので相変わらず参考コースタイムを大幅に無視したペースで歩いております。

今回はとても天候に恵まれて、日中は心地よい日差しを。夜は満天の星空を。朝は素晴らしい日の出と雲海を見ることができて最高の登山でした。

でも…しばらく岩手山はいいや。長くて疲れました。。。

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コメント

羨ましい
おつかれ様でした。

1日違いでこうも天気が違うんですねぇ。
同じルートでも展望有り無しでは全然迫力が違います。
つらいコースですがまた天気の良い日に行こうと思わせてくれる
良いレコでした。

余談ですが一ヶ月近く前に鉈屋町のユニバースで
旧いシルバーのワーゲンを見かけたのですが
ukiponさん夫婦だったんですかね。
2012/8/18 1:14
ukiponさん やりましたね〜
ご苦労様でした!
yuppyさんもご苦労様でした!
最高の天気で良かったですね。
それにしても岩手山とは・・・やりましたね!
切通しからお花畑に下るとその分また登らなければならないのでyuppyさんの疲労も相当だったと思います。
3日間ほど筋肉痛との戦いが続くと思いますが、一週間もすればまた登りたくなりますよ〜
網張コースは長くて疲れますが頑張って歩いた分すばらしい景色を味わうことが出来ますよね。今年も一度は歩きたいと思っています。
2012/8/18 10:02
天気に恵まれました
> yan629さん
ありがとうございます。
15日の朝も頂上付近は心地よい風が吹いてたんですけど、朝8時ごろからどんどん雲が上に上っていくのが見えました。
自分たちも今回はよほど運が良かったと思っています。
岩手山は大変ですが、やっぱり得るものも多かったです。
下山してしまえばみんな良い思い出です。confident
yan629さんも天気の良い日にまた登れるといいですね。


ちなみに鉈屋町のユニバースはうちらの行きつけのスーパーです。ので、それは私たちです。どもども。wink
2012/8/18 11:34
ついに行ってきました
> kino-fuさん
ありがとうございます。
やっぱりうちらの気力・体力では岩手山はちょっとレベルが高かったようで、相当くたびれました。
でも時の運はがっちり味方してくれた様でそれが救いでした。happy01

お花畑コースは高校時代に歩いたはずなんですが、不動平に登るところの急登はまったく記憶になくきつかったです。
鬼ヶ城の方が楽だという方も多いので、悩みどころです。

しかし御神坂コースってひたすら直登続きのストイックなコースなんですね。
今回は下りでしたが、登りでこれは修行としか思えない。bearing
でも高木限界を超えてからの鬼ヶ城分岐への道はさぞ天に向かって登る様な気持ちなんだろうなぁと思いました。

ところでkino-fuさんのプロフィール写真、不動平から頂上を望んだ所の風景だったんですね。
同じ景色が見れました。(88番)
2012/8/18 11:46
プロフィール画像
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ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
岩手山(網張から馬返し)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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