赤岳鉱泉で年末年始
- GPS
- 07:57
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:49
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今年の年末年始は赤岳鉱泉にしました。ちょっとばかり悪天候でも楽に行けそうなのと楽しそうなのと、そしてチャンスなら赤岳に登って元日の富士山が見れるから。
31日美濃戸口の駐車場は2段目もいっぱいだったけど予想より少なかった。
駐車料金は1日500円。駐車券をもらってダッシュボードに置かなければならないので、先に八ヶ岳山荘でお金を払って車を止めれば楽だった。登山口では沢までアイゼンなしで行けると言っていたけれど、車が通ってアイスバーンになっていたので最初からチェーンアイゼン付けた方が安全でおすすめ。
北沢と南沢の分岐の美濃戸山荘で下山してきた方に聞いた話が、上は大荒れだったと。登山前に調べた情報通りだった。元日の予報は風速18m以上なので赤岳登頂は断念した。赤岳鉱泉に早く着きたかったので北沢を選択。外に付けていたポカリスエットがシャーベット状で飲めるくらいの気温でそんなに寒くなく快適なスノートレッキングで楽しく赤岳鉱泉まで行けた。
赤岳鉱泉到着後は酒。いろんな人と山の話をして、本読んで、そして昼寝。至福の時間です。
赤岳鉱泉での夕食はビーフシチューにポトフ。うまかった。
ビンゴ大会では一番後ろの席に座ってましたが番号がいくつか聞こえない。夫婦で3千円(6枚)投資してビンゴなし。嫁さんはじゃんけん大会で諭吉ゲット!!凄過ぎ!でも私は、なんか年末最後にがっかり感が強くなって…年越し蕎麦(500円)食べて酒飲んで寝ました。
夜中の3時ごろ目が覚めた。もう一度インターネット(auは圏外だけどWi-Fiで繋がる)で天気予報を見るも風速18mと変わらないので赤岳を諦めて寝る。
朝食はおせち料理とお雑煮と納豆。
天気は良いので中山展望台で八ヶ岳の景色を堪能して行者小屋から南沢で帰る計画で8時に出発。
大同心が見える辺りで写真を撮ろうとしてたら、行者小屋方面から来た方が「撮りましょうか?」言って下さった。その方が雪に埋もれながら無理な体勢で写真を撮って下さったので、感謝を述べた。その時に聞いた話が「赤岳山頂に行って来た」「全部見えた」「風は無い」
これは!!急遽計画変更!展望台中止!
目標は富士山展望!
途中ですれ違う方々にも風と、地蔵と文三郎どちらから来たかを確認した。
行者小屋でピッケル、12本爪アイゼン、ハードシェル、ヘルメット、ビーコンを装備
文三郎を往復と計画して9時出発!
途中、同じ部屋だった二人とすれ違った。風速18mの予想でも御来光を見るために早朝出た二人で心配だったけれど、無事下山していてよかった。やはり風はそんなに強く無いとのことだった。
文三郎尾根を登りきった時に後ろを見ると北アルプス。来てよかった。風は少し出てきたかな?
赤岳に向かう岩場は思っていた以上に怖かった。時々10mくらいの風が吹く。岩と氷のミックス。雪はサラサラでトラバースする箇所が一分埋まり…そのまま谷底まで滑りそう…慎重に…慎重に。
そして富士山が見えた。元旦の富士山。最高!
頂上で景色を堪能した後、同じ文三郎尾根から下山。
鎖を思っ切り頼って下りました。(^_^;)
アイゼンの効きが良かったのと、鎖のおかげで下りの方が怖くなかった。
行者小屋でしっかり休憩して南沢から下山。
休憩しすぎて美濃戸山荘で日が落ちてしまった。
美濃戸口まではヘッドライトが必要だなと思っていたところ、夕食時に一緒だったクライミングのお二人が車から声をかけて下さり、美濃戸口まで車に同乗させて下さりました!本当に感謝!
最高の元旦でした!
失敗メモ
「普通のメガネを忘れた」
サングラスのみだったので、室内では暗くて見えない。でも外すと全く見えない。
「-20℃対応のガスボンベを持って来た」
小屋の中はそこまで寒くない
「ビンゴ」
私の性格では当たらなかった時に楽しさが激減
「年越し蕎麦を持っていくのを忘れた」
お碗一杯500円で高い
「行者小屋でiPhone電池切れ」
マイナス環境では数秒しか外に出してはいけないとわかっていたのに…
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