若狭富士・青葉山(関西百名山)
- GPS
- 04:07
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 669m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秀麗な姿の山であるが、途中岩場もありなかなか急峻な登りを強いられる。松尾寺本堂の右手の渡り廊下をくぐった先から登山道が始まる。 登り始めて暫くから九十九折れの急坂の登りが40分ほど続く。その後、長い鉄梯子がかけられた岩場があり、チョッピリ驚くが、階段状になっていて危険なところはない。何箇所か固定梯子を登ると権現様が祀られた金属製の祠が有り、そこから5分ほどで青葉神社(西権現)に到着する。神社の裏側の大きな岩の上が頂上であり、北側の内浦湾の展望が素晴らしい。 東峰までの間も急坂には何箇所か鉄梯子がかけられている。 東峰の山頂にも青葉神社の社殿があり、南東側に岩場が有り展望が開けている。 下山は、青少年旅行村側に下り、途中高野の別れから高野の集落へ分岐するが、この道は余り歩かれていないのか、途中草がかぶっているところがあるのでルートを注意する必要がある。 集落へ下りると後は松尾寺まで暑い舗装道路をひたすら戻る |
写真
感想
先週登った長老ヶ岳、八ヶ峰両山から印象的な双耳峰の姿を見せていた青葉山に登ってみたくなり、中国自動車道から若狭舞鶴自動車道を走って登山口の松尾寺に。まだ早い朝7時に到着。この松尾寺、西国巡礼の第29番札所でもあり、5年ほど前、小雪が舞い散る季節に参拝をしたことを思い出す。その当時は、まだ山への興味も無く、青葉山への登山口があることも知らなかった。
本堂にお参りをして右手の渡り廊下をくぐって登山口へ。
準備運動をしてから登山を開始。いきなり九十九折れの急坂でぐんぐんと高度を上げる。そのうち太いロープが掛けられたところや岩場に固定梯子が設置されたところが現れ、なかなか大変なところもあるが、よく整備されているので特に危険な場所も無く西峰の山頂へ。山頂には神社の社がありその裏の大きな岩場の天辺が展望台になっていた。
北側の内浦湾を見下ろし、東側に小浜半島の久須夜ヶ岳を望む。南側の展望は残念ながら樹木によって限られていたが、十分に楽しむことができる。
西峰から東峰へは、双耳峰であるため一旦下って登り返すことになる。こちらも急な箇所が何箇所かあり、固定梯子などが設置されている。
この山は、昔火山だったのだろうか、奇怪な形状の岩や洞窟状の穴、隙間などが散見される。周囲の自然林(ブナが多いようだ)を楽しみながら歩くと、30分ほどで東峰に到着する。
東峰の山頂にも神社が設置されており、直ぐ下の広場にはベンチなどもあって休憩できるようになっているものの、こちらは余り展望に恵まれないようだ。
ただ、南東側に開けたところがあり、岩場が張り出している。チョッピリ危険だけど鎖を越えて岩場に出てみると右手に西峰と舞鶴湾を望み、その奥に大江山や由良が岳が早い雲の流れの合間から望める。舞鶴湾には大きなタンカーや軍港らしく軍艦の姿まで認められた。正面から左手に掛けては山並みが広がるがなかなかどれがどの山かなどの同定は難しい。ただ、帰宅してからカシミールなどで同定してみると京の北山から比良、高嶋トレイルの山々が続いていることが分かる。
後は、青少年村方向に下り、途中の分岐から高野へ下山する。
そこから車を停めた松尾寺までは炎天下の舗装された車道を3km余りも歩かなければならないのが何とも辛かったです。
本当は、続けて宮津の「由良が岳」か綾部の「弥仙山」へも登ろうかと計画をしていたが、この日もとても暑くて、さすがに二週続けて2山をという目論みは諦めることにした。
代わりに東の高浜側へ車を走らせ、高浜駅近くの城山公園や海水浴場付近へ。この辺りから若狭湾越しに眺める青葉山は二つの峰がほぼ重なって文字通り若狭富士の名前通り秀麗な姿を堪能することができた
今回の歩行距離: 7.9km 今年の累積距離:372.7km
今回の累積標高: 788m 今年の累積標高:32,487m
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