ピストン逝って周回した＠百蔵山
トプ・ガバチョ
- GPS
- 08:45
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 567m
- 下り
- 567m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 3:22
その他ではゆっくりとした休憩はありません。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
百蔵山西ルートは、山の急な側面を登るのにしっかりつづら折れしたルートが整っていて、全く問題なく登れます。途中道標のない分岐がありますが、それはすぐ先で合流するものでした。 東ルートは山頂直下の区間がかなりの勾配で鎖がありましたが、砂利とさらさらの土で滑りやすいので、下りは要注意です。登りで使う場合もかなりの急勾配なので、相当疲れますね。 |
写真
朝5時30分に自宅を出発し、8時に大月駅でずすさんと待ち合わせ。保土谷BP→国道246号→国道412号→国道20号のルートで北上しますが、7時に相模湖ICに着いたら下道で大月に行こうと思っていました。しかし、前を妙に遅いスピードで走る車がいたので、面倒だから中央道に乗ってしまったのが運の尽きでした（画像はまだまだ平和な厚木BPの大山）。
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快適に走っていましたが、いつもと違って80��/hでもエンジンノイズが出ていて、あまり吹かさないようにしていましたが、談合坂ではスロットルをべた踏みしないとスピードがどんどん下がってしまうので、100��/h弱を維持していたら、上の方に行くにしたがってノイズが大きくなり、明らかにスピードが落ちてしまいました。もう談合坂SAは目前なので、何とかそこまでと思いましたが、500m手前で撃沈。路肩の避難所に止められましたが、どなたかが通報してパトカーが来てくれて、牽引してもらってSAまで運んでもらいました。
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SAに事情を話してずすさんに来てもらい、JAFも呼びましたが、JAFは結局何もできずに、とりあえずエンジンの3気筒のうち2気筒は生きているようなので、何とか自力で走れると踏んで、大月市内のどこかの駐車場まで下ろうと思いました。しかし、その考えは甘く、走れたのはせいぜい1�厂に�。結局ずすさんに牽引してもらって、大月駅の近くのスーパーの駐車場に止めさせてもらいました。
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とりあえずここで一応買い物しておきましたが、まだ10時なので、せっかくだから縦走は無理でも百蔵山だけピストンしようと言うことになって、ずすさんの新調したばかりのホンダN-VANで運動公園駐車場に向かいました。
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ここで左右に分かれて同じ百蔵山に向かいます。ピストンが逝って登山もピストンだとなんだか哀れなので、登りは左の西ルートで、下山は右の東ルートから帰ってくる形で周回することにしました。
社の横を通過して直進しますが、右に尾根を登る階段があります。左には尾根の脇を抜ける巻き道があり、地図によるとここは巻き道が登山道のようです。
雰囲気の良い森林の中を進むと、湧水の水場がありました。まぁ真夏に冷たい水をタオルに染み込ませて首に巻くような使い方はしますでしょうが、何しろ登山道入り口に近いところだから、ここでわざわざ水を汲んで登ることはないかな。
ルートはトラバース路で、山の側面をつづら折れしながら登って行く形になっていました。おかげで、斜面自体はかなり急勾配ながら、あまりハードな登りではなかったです。
途中、急に展望が開けるところがあり、富士山がドーンと拝めるところもありましたので、車がダメになったのを忘れて気分的にウキウキしてきます。
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黙々と登りをこなしていたら、分岐が現れました。道標も何もないので、どっちかなと思いきや、すぐ先でつながるただの別の踏み跡でした。
秀麗富嶽十二景のプレートにあるQRコードを読み取って、ここからのドラマチックな富士山像をDLしておきました。残るはあと2つ。近いうちに全部GETしておきたいですね。
今回持って行ったフィルムカメラは1959年製のペトリ・ペンタで、M42マウントのフォーカルプレーン式一眼レフです。標準のオリコール50�� F2の他に、SMCタクマー28�个�2xテレコンバーターを持って行きました。
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昼食は「出前山頂」。ずすさんがパックご飯と生卵を持ってきてくれたので、ラーメンの残り汁に半ライスをぶっこんで煮込みつつ、生卵を落としておじやにして二度楽しみました。満腹満腹！
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いきなり勾配のキツい鎖のある下り区間が結構長く続きます。砂利と土が混ざったような滑りやすい斜面なので、鎖も掴んで慎重に下ります。
下から見たら、まるでバリルートの直登みたいな勾配。ずすさんと「登りでは使いたくないねぇ」「西側から登って良かったねぇ」などと話しながら下りました。
ずすさんがコーヒーを用意してくれて、最後に反省会でのんびりしてから、駅の方に戻って軽トラを自動車保険のレッカーサービスを使って横浜まで送ってもらいました。
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感想
丹沢バリ仲間でヤマッパーのずすさんと富嶽十二景を歩こうと言うことで、大月に行ってきました。ずすさんは最近ホンダN-VANを新車で購入し、登山口での宿泊やこれまで乗ってきたバイクの積み込み等で有効なようで、今回からセローではなく車でやってくることになりました。こちらはいつもの軽トラですが、朝早くに家を出て、相模湖ICから中央道に乗りましたら、何と談合坂でエンジンがおかしくなり、サービスエリアまであと500mというところで路肩に止まってしまいました。幸い緊急避難帯があったので問題なかったですが、どなたかの通報でパトカーがきてくれて、SAまでけん引してもらって、そこでJAFを呼びました。しかし、エンジンは3気筒のうち一つが完全に逝っていて、何とか火は飛ぶんですが、すぐにエンストします。大月で待ち合わせていたずすさんに来てもらいましたが、JAFもそこでは何もできず、結局ずすさんの新調したN-VANに牽引してもらって、大月駅近くのスーパーの駐車場を借りて止めました（もちろんちゃんと買い物しました）。時間はまだ10時頃ですから、このまま登山をせずに帰るのもなんですから、一つだけでもと言うことで、百蔵山だけ登ることにしました。
今回は当初の予定ではずすさんが車で来るとのことだったので、一台を百蔵山登山口に、もう一台を扇山の登山口に置いて、百蔵山から扇山までの縦走をするつもりでしたが、何しろ軽トラのエンジンのピストンが逝ったので、仕方なしに百蔵山にピストンで行ってこようとなりました。でも、地図上では百蔵山へのアプローチは二つのルートがあり、それを使えば麓の運動公園を拠点に周回できますので、「ピストンがだめならロータリーだぜ」と言うことで、周回することにしました。
運動公園駐車場を出たのは10時35分。しばらくは舗装されているとは言え、かなりの勾配の道を登って行きます。すぐに西ルートと東ルートの分岐になりますが、登りはなんとなく西ルートから。この選択は後で正しいと言うことが分りました。
林道を進むと終点で社があるところに出ます。ここからが登山道ですが、すぐに尾根側に進む階段と左の斜面をトラバースする巻き道に分かれます。地図上では巻き道が登山道のようですが、少しすると山の傾斜がかなり厳しくなり、登山道はつづら折れして登る形になっていました。先ほどの尾根道側はすでに50度以上あるような勾配で、道はもうありませんから、おそらくあの階段は神社関連のものだったように思いますね。
西ルートは途中水汲み場や富士山のビューポイント等があって、なかなか飽きの来ない快適なルートでした。勾配もほどほどで、キツい区間はしっかりつづら折れしていて楽に登れる道でしたね。西側からの尾根に合流すると、風も心地良く吹いていて、最高の登山日和と言う感じでした。
西側からの尾根と合流したら、もうちょっと登ると百蔵山山頂です。山頂からはさすが秀麗富嶽十二景に選ばれたビューポイントです。しっかり富士山を拝むことができました。人気もあって、結構多くのハイカーがやってきましたね。時間は丁度お昼でしたから、ここでレジャーシートを広げて昼食タイム。今回も「出前山頂」でお腹を満たしつつ、ずすさんがパックご飯と生卵を持ってきてくれたので、これをラーメンのスープに入れて煮直して、美味しいおじやにして〆ました。今回はあまり歩かないのに炭水化物だらけで太りそう（＾∇＾）b
百蔵山からの下りは東ルートを使いましたが、ここは思いの外ハードでしたね。山頂直下の下りが危険で、砂利土が浮き気味の急勾配をしばらく下りますが、長い鎖もありますので、慎重に下る限り危険はないものの、厳しいルートです。ずすさんと「ここは登りでは使いたくないね」と当たり前のように意見が一致しました。急勾配区間が過ぎると尾根は平均的な勾配になりますが、下の方は平坦に近いところを真っ直ぐ進みます。そのうち何かの工事現場になって林道みたいになって終了しますが、舗装路に出ると浄水施設になり、突然コンクリの大きな建物が現れて変な気分になります。そこのトンネルをくぐって下って行くと、朝歩いた分岐を過ぎて運動公園に戻ってきました。車に荷物を下ろして、公園内でコーヒーを焚いて反省会。その後、軽トラを置いた駐車場まで乗せてもらって、自動車保険のレッカーサービスで自宅まで車を運んでもらいましたが、ローダーにはコロナウィルスの問題か同乗させてもらえず、初めて登山からの帰りを電車に揺られて戻りました。
今回は百蔵山だけの登山になってずすさんもつまらなかったかも知れす申し訳ないですが、彼も最近緩登山にシフトしているそうで、それなりには楽しんでくれたかな（＾∇＾）v
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