強風の笈ヶ岳！難路を越えて

2020年03月21日(土) [日帰り]

• GPS: 17:15
• 距離: 19.3km
• 登り: 2,125m
• 下り: 2,126m

コースタイム

日帰り

• 山行: 15:19
• 休憩: 1:53
• 合計: 17:12

2:03 スタート地点
4:47 5:47 山毛欅尾山
7:50 8:11 冬瓜平
9:45 9:46 シリタカ山
10:40 10:40 中宮ルート分岐
11:06 11:06 小笈ヶ岳
11:19 11:30 笈ヶ岳
11:43 11:43 小笈ヶ岳
11:55 11:55 中宮ルート分岐
13:44 13:53 冬瓜平
17:02 17:13 山毛欅尾山
19:15 ゴール地点

天候

晴れ！ 稜線上は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一里野温泉スキー場の第5駐車場をお借りしました。

コース状況／危険箇所等

序盤は当然のように藪漕ぎ。雪は標高900m付近からずっとつながってました。

写真

てんきとくらすはオールC…でも私は天気が良いのを知っています！

2時に出発！

うわさの導水管。階段めっちゃ長い(汗)

貯水池。その横から登山開始です。

登山開始！…道、どこ？

標高900mを超えるとずっと雪道です。

(写真では見えないけど)満天の星をバックに見る霧氷はかなり美しかったです☆

山毛欅尾山を少し過ぎると空が明るくなってきました。そこには笈ヶ岳の姿が！

反対を見れば金沢市や白山市などの夜景も見れていました(*´∀｀*)

朝焼けの白山

笈ヶ岳と大笠山のセット☆

冬瓜山から朝日が出そう

冬瓜平の雪原はキレイでした(^○^)

冬瓜平越しの笈ヶ岳！眼前に見えて大きくなってきました♫
そしてここから稜線へラッセルして高度を上げました！約1時間の格闘…しんどかった

稜線上には霧氷☆ 風が一気に強くなり木々がよく揺れていました。

シリタカ山。ここも強風ふきさらし…

シリタカ山の先、一気に下って一気に登るのは大変です(汗)

小笈がデカイ

小笈を越えてついに眼前に笈ヶ岳！その前に垂直の壁を下る難所がありました^_^;

そして感動の笈ヶ岳登頂！強風に煽られたりラッセルしたりめちゃくちゃ大変でしたけど登れて良かったです♫

大笠山や大門山！

岐阜の山々、そして最遠には北アルプス☆

歩いてきた道は険しかった

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール

備考

山毛欅尾山から中宮発電所の貯水池へ向かう際、藪漕ぎ中に道迷いしないようGPSが必要だと思った。私は今回道迷いをしたが、たまたま一緒にいらっしゃった方がGPSをお持ちで助けられました。

感想

earthchild

藪漕ぎ、雪道、幾度と訪れるアップダウン、ラッセル、稜線上の強風、雪の壁、いろんな難所が私に襲いかかりました。しかもその距離が長大なので体力的にも大変でした。
私は右膝の筋と股関節痛を起こしたので冬瓜平あたりから一気に失速しましたが、対策うてば少なくとも日の出ている時には下山できたと思います。そして、日が沈んでしまうと山毛欅尾山から貯水池への下りのルートファインディングが非常に困難になります。私は完全に道迷いしてしまいましたが、ルートの定められていない藪漕ぎ帯をいかに突破するかを考えると、もっとゆとりのある予定(1泊2日にするなど)にしておけばよかったかなと反省です(汗)

とはいえ、日本二百名山の登頂難易度最高峰の山を踏破したこの感動はおそらく今年1番になると思われます(^○^) 苦難を越えて登頂できて本当によかったです☆