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記録ID: 232919
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ハイキング
奥秩父

両神山 狩倉岳 狩倉槍ヶ岳 地図にない岩稜を歩く

2012年10月08日(月) [日帰り]
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GPS
07:25
距離
8.5km
登り
1,367m
下り
1,364m

コースタイム

長栄橋(9:05)→1133m峰(10:05)→1341m峰(10:55)→アンテナ1436m峰(11:35)→狩倉岳1625m(12:40)→狩倉槍ヶ岳(13:25)→大笹(14:30)→ミヨシ岩(15:00)→大峠(15:15)→石舟沢(16:05)→長栄橋登山口(16:30)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山口から狩倉岳まではテープやリボンはない。踏み跡はあったり、なかったり、地図とにらめっこは必至です。
旧道の車止めからわずかに歩きここから入る。
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旧道の車止めからわずかに歩きここから入る。
この馬酔木の中を進むのは嫌なので、稜線を少し外れる。
この馬酔木の中を進むのは嫌なので、稜線を少し外れる。
アンテナ発見。雲の中に入り、周囲との関係がわかりにくくなり、進む方向を地図と磁石でしばらく探しながら、確信を持てないまま北側にちょっと下り、東側に進む稜線を見つけトラバース。
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アンテナ発見。雲の中に入り、周囲との関係がわかりにくくなり、進む方向を地図と磁石でしばらく探しながら、確信を持てないまま北側にちょっと下り、東側に進む稜線を見つけトラバース。
再び狭い稜線上を行く。
再び狭い稜線上を行く。
再び岩稜、この辺りから横八丁と言われる場所。
再び岩稜、この辺りから横八丁と言われる場所。
ちょっと急になり
ちょっと急になり
石舟沢から大峠に至る道は右へ沢沿いに行くのだが、今回はこの旗の下をくぐり稜線上を歩き始める。
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石舟沢から大峠に至る道は右へ沢沿いに行くのだが、今回はこの旗の下をくぐり稜線上を歩き始める。
狩倉岳から急にリボンやテープが多くなり、進むべき方向の確実性が増す。
狩倉岳から急にリボンやテープが多くなり、進むべき方向の確実性が増す。
ちょっとした岩稜を上がると1341m峰か。この辺り開けた斜面。
ちょっとした岩稜を上がると1341m峰か。この辺り開けた斜面。
東側が檜の植林帯、西側が自然林の雑木、標高も上がり、植林はこの辺りまで。
東側が檜の植林帯、西側が自然林の雑木、標高も上がり、植林はこの辺りまで。
広く緩やかになっても主稜線を外さずに歩く。
広く緩やかになっても主稜線を外さずに歩く。
岩稜を超えていく。
2012年10月08日 21:49撮影
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10/8 21:49
岩稜を超えていく。
2012年10月08日 21:46撮影
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10/8 21:46
ここも特別な表示はないが、狩倉槍ヶ岳。ガスがなければ狩倉岳よりも展望はあると思われる。
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ここも特別な表示はないが、狩倉槍ヶ岳。ガスがなければ狩倉岳よりも展望はあると思われる。
無事、この垂れ幕の登山口に戻ることができた。
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無事、この垂れ幕の登山口に戻ることができた。
稜線ずたいに歩こうと思っていたが、最初のピークは登れそうもないので、稜線を右にそれながら、ガレ場になっている場所を歩き高度を稼ぐ。
稜線ずたいに歩こうと思っていたが、最初のピークは登れそうもないので、稜線を右にそれながら、ガレ場になっている場所を歩き高度を稼ぐ。
ここは大笹、大峠から両神山頂へ至る梵天尾根ルートと交わる。
ここは大笹、大峠から両神山頂へ至る梵天尾根ルートと交わる。
アンテナのある1436m峰への登り、ちょっと厳しい。
アンテナのある1436m峰への登り、ちょっと厳しい。
再び岩稜のピークへ。
再び岩稜のピークへ。
稜線に上がる場所。
稜線に上がる場所。
岩稜を左側に巻く。ここが1341峰か?
岩稜を左側に巻く。ここが1341峰か?
狩倉岳へは、再び稜線上を歩く。
狩倉岳へは、再び稜線上を歩く。
下の道からも見える崩壊地。慎重に浮き石になっていないか確認しながら登る。
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下の道からも見える崩壊地。慎重に浮き石になっていないか確認しながら登る。
再び稜線は狭くなるが、大きな樹もあり、緩やかなので気持ちがいい。
再び稜線は狭くなるが、大きな樹もあり、緩やかなので気持ちがいい。
広い尾根筋を下り再び岩稜を目指すとそこがミヨシ岩。
広い尾根筋を下り再び岩稜を目指すとそこがミヨシ岩。
最後のピークから左への踏み跡もあるが、右下へ下るように行くと、次第に尾根が広がり笹が見られるようになる。
最後のピークから左への踏み跡もあるが、右下へ下るように行くと、次第に尾根が広がり笹が見られるようになる。
これを超えると稜線に馬酔木がたくさん。
これを超えると稜線に馬酔木がたくさん。
進むべき尾根筋を見つける。というか、地図の通り東側に進む。
進むべき尾根筋を見つける。というか、地図の通り東側に進む。
ミヨシの岩 
ここはさすがに左側を巻く。その後が下りではザイルが必要な場所。
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ここはさすがに左側を巻く。その後が下りではザイルが必要な場所。
稜線に上がることができた。
稜線に上がることができた。
狩倉岳1625mに到着。ここが狩倉岳を示す何物もないが、ここです。展望はなし。
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狩倉岳1625mに到着。ここが狩倉岳を示す何物もないが、ここです。展望はなし。
登りではザイルを使わずに、足場を選んで登る。
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登りではザイルを使わずに、足場を選んで登る。
同じような岩稜
狭い岩稜を通っている間は、道を間違うことがない。広がると急にどちらに進むのか不安になる。
狭い岩稜を通っている間は、道を間違うことがない。広がると急にどちらに進むのか不安になる。
一人なので、落石に気を使うことなく急斜面をがんがん下る。予想よりわずかに下流、石舟沢のポイントのすぐ下に出た。
一人なので、落石に気を使うことなく急斜面をがんがん下る。予想よりわずかに下流、石舟沢のポイントのすぐ下に出た。
ここが1133m峰だと思う場所。
ここが1133m峰だと思う場所。
狩倉槍ヶ岳が近づいてくる。
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狩倉槍ヶ岳が近づいてくる。

感想

 家を出る時間がずいぶんと遅くなってしまった。地図にないこのコースを歩くために、今回の逆コースとなる長栄橋から石舟沢の上部に体調の悪いときに下見をしておいた。終盤の4分の1くらいだが、やはり役に立った。稜線上の大峠で午後の3時になってしまい日没が心配された下り、いよいよ時間がなくなってきた所で、下見で歩いた場所に出て、心にも余裕を持って周回することができた。
核心部に入る辺りから、ガスが動かなくなり、岩稜歩きでも展望は全く得られなかった。それでもルートのない場所を大きく外れることなく、歩き終えることができ、久しぶりに満足感の大きな山行となった。

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