79座目の笠ヶ岳

2006年08月04日(金) 〜 2006年08月06日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,136m
• 下り: 2,120m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 14:10

4:40 中崎山荘
5:30 0:00 笠新道登山口
10:30 10:40 杓子平
11:30 0:00 抜戸岩
12:00 12:10 笠ヶ岳山荘
12:30 13:00 笠ヶ岳
14:10 0:00 笠新道分岐
15:10 15:30 杓子平
17:50 18:00 笠新道登山口
18:50 中崎山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1日目：名古屋を10時半に出て中津川ICで降り、下呂で高校同窓会の旅館下見をしたのち、17:00に新穂高温泉に着いて中崎山荘に泊まる（2006年当時のことで、数年前から休業？している様子）。
2日目：4:40に宿を出発して12:30に山頂到着。当日は笠ヶ岳山荘を予約していたが、お客さんが定員の2倍ほどだというので、下山して高山まで走り、21:30に市内のビジネスHに到着して泊まる。
3日目：7:30にホテルを発ち、東海北陸道を経て10過ぎに帰宅。

コース状況／危険箇所等

　北アルプス屈指の急登と言われる「笠新道」の上り下りはしんどいが、人気コースなのでよく整備されており、天気さえ良ければ、特に問題ないと思う。

写真

　4:30に中崎山荘を出発し、左俣林道を歩いて笠新道の登山口に向かう。

　左俣谷の左岸から右岸に渡る中崎橋辺りで山頂部に朝日が当たりはじめた。雲一つない青空で絶好の山日和である。

　笠新道の登りで振り返り見る穂高連峰！

　中央は焼岳、その奥に乗鞍岳。

　登山道脇の、上品なピンク色のササユリ。

　お花畑の緑、雪渓の白、青空・・・三拍子そろった絶景！

　尾根道から見る笠ヶ岳。杓子平を経て10:40頃に尾根に登り着いた。

　可愛い花はチングルマ？

　笠尾根越しに見る槍と大喰岳、中岳。

　抜け戸岩通過は11:30頃。

　テント場越しに見る笠ヶ岳。右上に山小屋も見える。

　79座目の百名山、笠ヶ岳山頂にて記念の一枚。

　笠新道の杓子平越しに見る槍ヶ岳から大キレット。今夜の小屋泊りは定員の2倍ほどだというので、予約をキャンセルして下山にかかる。

　岩場に咲く綺麗な花。

　笠ヶ岳山頂付近が黒雲に覆われた。夕立雨があるかも？以前、飯豊山縦走では稜線で強烈な雷雨に襲われ、非常に恐ろしい思いをしたので二度と会いたくない。

　槍ヶ岳の稜線にも雲がかかり始めた。降りの急ぎ足は危険である。しかし、まだ降り始めたわけではないので、雷は怖いが慎重に歩く。

8/5 8:45

　焼岳と乗鞍岳、その奥には御嶽山が見える。

8/5 9:04

　大きな派手やかな赤い花は？クルマユリ？鬼百合？

8/5 10:31

　杓子平から振りかえり見る笠ヶ岳。黒雲はすっかり消えて青空が戻っている。雷さんも退散したようで一安心。

8/5 10:33

　綺麗に晴れ上がった槍ヶ岳や穂高連峰の山並みを見ながらゆっくりと下山し、中崎山荘に18:50に無事到着した。天候にも恵まれた良い山旅であった。

撮影機器：

EXILIM EX-S100 カシオ

感想

fujisky

　この笠ヶ岳では、山頂の山小屋で一泊する予定で予約していたが、天候に恵まれた土曜日だったせいか、宿泊者が定員の2倍ほどもある・・・ということだったので、キャンセルしてその日に下山してしまった。
　以前、空木岳の折には木曽殿山荘で同様な混雑に遭遇したことがある。トイレにも行けない状態でほとんど寝ることが出来なくて、越百岳を回って下山する際に大いに苦労した経験があるので少々無理をした。14時間ほど歩くことになったが、何とか明るいうちに下山出来てよかった。
　この古い記録はコロナのおかげで書かせてもらっているが、三密状態の最たる今年の山小屋泊りがどうなるか、気になるところである。