大沼山 [ 1111.60m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年03月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
桑園8:15ー9:20旧豊羽小中学校下9:30ーー10:45尾根ーー11:45急斜面ーー12:15大沼山12:25ー−14:30旧豊羽小中学校下14:40ー16:00桑園 |
写真
感想
またしても羊蹄山を見ることは出来なかった。
天気 晴れ、曇り、雪
桑園ー旧豊羽小中学校ー大沼山ー旧豊羽小中学校ー桑園
豊羽鉱山へ登って行く最後のヘアピンカーブの崖側に車を停める。崖を登って行くと廃校になった旧豊羽小中学校がある。学校の横を通って斜面を登って行くと尾根に出る。学校尾根といわれているものである。暫く行くと美比内山が見えた。
875mピークを過ぎ、更に登って行くと、白い斜面が見える。近くなって、よく見ると樹木の生えていない雪の急斜面でジグザグにトレースが付いている。
真下まで来た。見上げると、今にも雪崩落ちてきそうな感じである。先日の、積丹岳雪崩遭難事故が頭をよぎる。辺りを見回してみるが迂回路はなさそうだ。
あれはスノーモービルが何台も雪の層を振動させたからだ。1人とぼとぼと歩くだけだから大丈夫だ、と自分に言い聞かせる。
トレースに従ってまず右から左端まで斜面をトラバースする。一息入れて今度は左端から右端まで大急ぎで行く。かなりの距離を休まないで急いだので心臓はパフパフである。これを繰り返してやっと上の台地に出る。
後日のことだが、この時の心臓へのダメージは6月恵那山、御岳山へ行った時も続いていた。少し登ると心臓がパクパクしてすぐ休んでしまう状態だった。心配だったが、その後階段を早足で上下して様子を見ているが何とか回復したように思う。
暫く行くとゆったりと丸っこい山頂が見えた。そんなに長い距離ではないが、休み休みやっと山頂に着く。風は少しあるが天気はいい。
千尺高地、無意根山、美比内山がすぐ近くに見える。羊蹄山は霞んでイマイチだ。
山頂を後にして急斜面の上まで来る。上から覗いてみる。下山時はあの道は通らないぞ、と決めていたが、左右を見ても踏み跡はもちろん無いし、歩けそうな所も見当たらない。降りは早いことを考え合わせ、来た道を降りることにした。雪の層に震動を与えないようにしかしできるだけ早く歩いた。そして何とか無事斜面を下りきることが出来た。
今回輪カンを初めて使ってみた。スノーシューと較べてみると、深雪では多少深く埋るが小さくて軽いことはメリットである。歩行中紐が緩むと向きがずれたり、外れたりする。この点、はき方、紐の締め方は大切である。
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