小秀山へ 王滝村より ペンギン岩にオコジョ 御岳展望
- GPS
- 03:48
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 721m
- 下り
- 713m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:45
7:10 安曇野穂高発 洗馬経由
10:00 白川林道登山口着
<復路>
14:00 登山口発 シンガハタの池 自然湖
17:30 自宅着
天候 | 晴れ 霞がかかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シンガハタの池(いん石湖)手前 トイレは水交園 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 御嶽温泉王滝の湯 隕石湖 自然湖 水交園(キャンプ場など) |
写真
感想
2020年(令和2年)6月6日(土)
小秀山へ 王滝村より ペンギン岩にオコジョ 御岳展望
前回は2007年、岐阜県側乙女渓谷より8時間近くかかり登っている。
「信州百名山」でもあるのでいつかは長野県側からと思い
今回、王滝村から登ることとした。
整備があまりされていない登山道、藪漕ぎを覚悟して出かける。
そのため人もいないのではないかと思い向かう。
登山口へは舗装された白川林道で時間はかかるが難なく到着。
すでに3台の県外車が駐車しているではないか。
他にも登っている方がいることに安心して登り始める。
さらにラミネート表示が新しく設置されていた。
「一合目」「二合目」とあるので山頂までの目安になった。
大岩の多い登山道のため、いくつかの岩に名前が付けられていた。
フクロウ岩はよく知られているのだが。
洒落た命名もあり、楽しく岩巡りしながら登る。
四合目に当たるフクロウ岩は、手前にある三合目の小ピークからも見られた。
横向きのフクロウとのことで巨大な山から突き出た迫力ある大岩だ。
この先いくつかの岩が出て来るのだがバツ岩は、
岩に枯れ木が×状に横たわっている。
この木がさらに朽ちてなくなればさて何と名が付くか?
傑作名は「百草岩」だ。薬師如来ともあった。
王滝村の「百草丸」から来ているのだろう。ホームラン!
ペンギン岩なる大岩ではペンギンならぬオコジョが出現。
人なつこいオコジョは何度も何度も顔を出し、愛想を振りまいてくれた。
足下にまで来て上目遣いをしパッとまた姿を消す。
しばらくペンギン岩ではオコジョの姿に目を奪われてしまった。
思っていた以上に変化もある登山道だ。
笹の藪漕ぎかと思いきやきれいに刈られて全く問題ない歩きになった。
そして振り返ると徐々に御嶽山の山容が大きくなってくるのも良かった。
九合目の標示だけは見つけられず登り続けていると山頂へと出た。
目の前に御嶽山が広がる。
すそ野の長い優美な姿をしている。
他の山々は雲がかかり霞んでしまっているので残念、よく分からない。
しばらく山頂に居たが、岐阜県側からの登山者が多い。
麓に整備されたキャンプ場もあり人気が高いのだと思う。
人の絶えない山頂を後にする。
長野県側からは登るのに時間がかからないのがいい。
登ってみて良く整備もされているし、岩も面白い、振り返る度に御岳の姿が大きくなってくるのも魅力だ。
下山時気づいた「クレーター跡が見える地点」標示があった。
向かい側の山肌に円形の跡らしきところは見られたが?
そして下山後、近くにある隕石湖(シンガハタの池)を見学した。
整備されていないのが残念だが興味深い湖ではある。
さらに魅了された池が白川林道沿いにある。
この池、1984年(昭和59年)長野県西部地震(震源地王滝村震度6)
の時、王滝川が土石流によりせき止められできた自然湖。
焼岳の噴火で梓川がせき止められできた大正池に似ている。
かつては美しかった大正池だろうが現在は自然湖が勝る。
現在正式名ではない自然湖で知られているが
「昭和池」と命名されても良いぐらい魅力ある池だ。
いつかはと思いつつ実現できなかった長野県側からの小秀山。
存分に楽しむことができた。
最後はこの時期、木曽の名物「ほうばまき」をいただき満足。
ふるちゃん
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