奈良公園〜若草山〜春日山原始林
- GPS
- 04:05
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 325m
- 下り
- 314m
コースタイム
→11:20 東大寺大仏殿前
→11:40 2月堂
→11:59 若草山山麓〜休憩
〜12:25発
→12:51 若草山山頂
→13:38 春日山遊歩道・奈良公園側入口
→13:48 春日大社
→14:12 旧志賀直哉邸
→14:23 浮見堂〜休憩
〜14:30発
→14:41 奈良県庁前
→14:50 NHK前駐車場
天候 | 晴 のち 曇 (時々小雨) 最寄のアメダス観測点『奈良』の当日の気温 最低気温9.0℃ (00:34) 最高気温17.5℃(11:37) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日1日最大800円、土日祝は1日最大1,200円 ※例年、奈良県庁隣の登大路観光駐車場を利用しておりますが当日は満車でした。 こちらなら、1日1,000円(土日祝も同じ)ですが、夕方までは混雑気味。 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-5816.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良公園内及び東大寺周辺エリアは、観光地として整備されており歩道の整備状態もよく概ね安全に散策できます。山中の若草山エリア、及び春日山原始林エリアとも良好に整備された歩道、及び道標も設置されており危険ヶ所はありません。 ルート全般、鹿を頻繁に見掛けますが概ね人馴れしており逃げません。襲われる心配はありませんが、鹿せんべいを買うと鹿に取り囲まれる恐れがあります! また、その際に紙のパンフレットなどを持っている場合は鹿が食べてしまう可能性があり、服やカバンも噛み付かれますので注意してください^^; ■東大寺エリア 古都奈良の雰囲気を楽しめる観光地です。東大寺前の大通りや奈良県庁前付近は人が多く観光地の雰囲気?ですが、東大寺北側や浮見堂付近は比較的人も少なくのんびりと散策するにはお薦めです。 ■若草山(三笠山)エリア 東大寺の東側、きれいに刈られた芝生の山肌が特徴的な奈良の風景に欠かせない山です。山麓及び山頂付近に入山ゲートが設置されており入山料は大人150円。三笠山の名前にある通り、3重の山が重なり合い山麓ゲートから山頂部は見えず約30分の道のりとなります。 ■春日山原始林エリア 原生林の中を歩きやすい林道が続きます。車は通行止めとなっていますが、十分通行可能な砂利道となっており、概ね1本道且つ距離を示す道標も整備されており、迷う心配も無く歩けます。世界遺産の森だけに?枝道等は立ち入り禁止となっているようです。 |
写真
感想
ここ数年、毎年欠かさずに訪れている『正倉院展』。ほぼ年に一度しか訪れない奈良市内に出向くついでに有名な若草山に登ってみました。
折角ならば周遊コースを計画しようと地形図も用意したものの、山頂付近で天候が崩れ気味だったので、春日山遊歩道を素直に降りるコースを選択。短い距離の散策程度ですが、観光+α…1日奈良市に滞在できる旅程で遠方より訪れる方にはお勧めしたいコースです。
奈良といえば奈良公園・鹿・東大寺 etc…思い浮かぶ代表的な風景といえば、若草山をバックに興福寺の五重塔でしょうか?
それほど広いエリアではないものの、徒歩にて散策するには歩きやすい服装や靴、それなりの体力が必要でしょう。ヤマレコ参加者には問題にならない程度の歩行距離ですが、一般的な観光客の方は東大寺や春日大社には訪れても、その周りを散策する方は少なく、ゆったり古都の雰囲気を楽しむには極力公園の外周を意識されて歩くのがお奨めです。
鹿は人に管理・保護されていますが、基本的には檻などに束縛されていない野生動物。車道や山中など、至る所に鹿の姿を見掛けることが出来ますが、まず人を見ても逃げる事もなく、近付けば退く程度。
但し、鹿せんべい他、食べるものを持っていると解れば様子は一変し、群れの近くなら取り囲まれる可能性もあります。物珍しさに鹿と2ショットを撮ろうと鹿せんべいを"餌"に近付いた慣れない観光客が鹿の群れに襲われる光景が東大寺辺りではよく見掛けられます。
春日山原始林…世界遺産の森は初めて、約1,100前より春日大社により保護され伐採等を禁じられた森との事ですが、確かに大木が多く雰囲気のいい森ですが、歩く道が幅の広い砂利の林道とあまり自然を満喫している気分は味わえなかったとの印象でした。
普段、倒木の多い北摂の里山を歩いている目線で見れば随分綺麗な森であり、それなりに魅力は感じるものの、枝道等は入山禁止となっているようで、贅沢を言えば面白みに欠けます^^;;
〜〜〜正倉院展〜〜〜〜
毎年のように足を運んでいますが、その理由は学生時代の専攻が古代日本史…
研究の道を志すことを夢見るほど熱心な学生ではありませんでしたが、学生時代に見ておけばよかったと思う品々が展示されている訳で、毎年飽きずに眺めております。
毎年、目玉となる精巧な工芸品は人々を唸らせるだけのもので、初めて訪れた方なら千年以上昔の技術がどれ程素晴らしいものだったのかを知る絶好の機会となる筈です。
そのような工芸品も素晴らしいのですが、千年以上前に書かれた日常の記録や当時の服が保存されている世界でも稀なコレクションであり、毎年それらを目にする機会がある事がなにより素晴らしいことだと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは〜。
原始林以外は、毎年数回仕事で訪れているなじみの深い場所です(どんな仕事や^^)。何故か、時計周りなんですよね。
オススメは、夜の浮見堂界隈。もし行った事無ければ、ぜひ奥方と奈良ホテルあたりに泊まって散策してみてください。
昼間の賑わいが嘘のようにしずまりかえった古都に、静謐を堪能できますよ^^
sekitoriさんコメントありがとうございます。
比較的しかのふんが少ない?原始林エリアは安心して歩けるのですが、踏んでもそれ程臭くはないものの、奈良公園散策時には"あの"丸い粒が気になりますね
近年は"この時期"以外に訪れる事がなく、正倉院展見物が終れば既に周りは暗くなっているのが常。奈良の冷え込みに震えながらさっさと帰っておりますので、日暮れ後の奈良公園はスルーしておりました
わざわざ泊まる程の予算も時間もないと思いつつ、来年は山側の駐車場を利用し、散策エリアを変える事も検討しておりますので、防寒着持参にて散策計画を考えて見ます
こんばんは
原生林は幅広い道なんですね
もっと森の中を歩く感じだと思ってたので残念!
たぶん息子歩いてくれません…
その上若草山では絶対しかのふんを踏みそうw
奈良では飛鳥や法隆寺の雰囲気が好きです。
何か空が広く見えるから、とても癒されます。
あっ、もしかしてsekitoriさんの馴染みの理由って遠足ですか?
norisukeさんコメントありがとうございます。
もっと奥(市街地より東)へ行けば様子が変わるかも(次回予定?)ですが、少し肩透かしでした
もっとも、道を見るより木と森を見るべきエリアでもあり、気軽に歩けるルートが確保されているだけでも有難いとも考えられますが^^;
ちなみに、若草山は公園に比べ鹿フンの心配は少ないようです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する