雪積もる上高地から岳沢ピストン
- GPS
- 08:02
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 724m
- 下り
- 710m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝は、上高地バスターミナルからの遊歩道は凍っており、結構滑る感じでした。 分岐から岳沢までの登りは、途中までは10センチくらいの積雪でしたが、風穴のちょっと上の西穂高展望台から先、かなり雪が積もっていました。 膝くらいまでずぼってはまるような所もありました。 新雪だったので、滑りやすいとか言うことはありませんでしたが、半分、雪をかき分けていく、というような感じもありました。 下りは、雪にズボズボ嵌る感じで、膝への負担は少なかったです。 風穴から下は、上がってきた人がいたのと気温が上がってきていたこともあり、登山道の雪はだいぶ溶けてきていました。 午後以降の上高地の遊歩道は、だいぶ雪は溶けていました。 |
写真
感想
もともと、職場の人と11月3日に登山をしようと約束し、11月3日の焼岳なら、これまでの記録を見ると雪はなさそうだという結論になり、平湯温泉に一泊しての山行を計画していました。
しかし、10月末から11月はじめにかけて、寒波が襲来し、焼岳、西穂高などは雪に覆われ、上高地も雪化粧をしてしまいました。
元々、防寒はしっかりしていったものの、基本夏山装備であったため、雪山は予定外であり、平湯温泉で相談の結果、焼岳登山は無茶だろう、という結論になりました。
西穂も、さらに標高が高いこと、ロープウェイの駅から西穂山荘までのルートの写真は、ガッツリ雪が積もっている写真であったことから、無謀かなぁ、という話になりました。
せっかく来て、どこも登らないのも何なので、上高地から岳沢まで行ってみて、どうしようもないなら諦めようか、と言うことになりました。
上高地には、平湯温泉発始発のバスで上高地に到着、上高地は、バスターミナルから地面は凍結しているような状況でした。
ちょっと足も滑るかなぁ、という感じでスタート。
河童橋周辺も、かなり凍っているような状況で、気象条件の厳しさを感じさせます。
とりあえず、岳沢への分岐に到着し、岳沢に向けて上がっていくことにしました。
風穴の少し上くらいまでは、雪は積もっているものの、そんなにはまったりしそうにない感じでしたが、西穂高展望所あたりから、雪も深くなり、かなり、ズボズボはまるような感じになってきました。
歩いていても、足を上げるのがしんどくなるような感じでした。
分岐から2時間くらいで岳沢小屋に到着。
途中まで、視界も良かったんですが、岳沢小屋の少し下くらいから、ガスに入りました。
営業はこの日までだったので、すでに冬支度を行っていました。
ちょっと休憩をしていると、上高地の方の視界が少しずつ開けてきて、見えた利ガスったりと景色の変化が著しかったです。
昼前くらいには、東側の明神、前穂の稜線が晴れる瞬間もあり、感動的な風景を見ることができました。
昼過ぎごろに下山。
下りは、風穴あたりまで雪がふかふかであんまり膝とかに負担がかかりませんでした。ズボズボはまるふかふかの地面が楽しい感じでした。
岳沢分岐に戻ってからは、時間もあったので、せっかくだし、明神池を回って上高地バスターミナルに戻りました。
雪が積もっていましたが、明神池の紅葉も結構いい感じで、雪景色と紅葉の両方を楽しめるハイキングになりました。
ただ、メチャクチャ寒かったです。
実際、岳沢まで登りましたが、新雪だったので、滑ることはほとんどなかったです。
歩いていると、体も温まってくるので、立ち止まったあとが寒いですが、動いているときは、意外に寒さを感じません。
なんとなく、岳沢まで登れたんだから、焼岳も大丈夫だったんじゃない?という思いもありますが、無理をしなかった(っていうか、半分ラッセルで岳沢まで行っている時点で、やや無理があった気もしなくはないですが)おかげで、楽しむことができたのかと思います。
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