笠取山〜作場平から中島川口へ周回〜紅葉と山頂からの大展望
- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 796m
- 下り
- 791m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
作場平、中島川口ともに登山ポストは確認できず。笠取山頂付近以外は遊歩道といっても違和感がないぐらい、整備された登山道 |
写真
感想
6日に大菩薩嶺に行く計画だったが、あいにく雨の予報。目的地を日曜でも人の比較的少なそうな笠取山に変更する。
圏央道青梅IC〜青梅街道から一之瀬川渓谷沿いの狭い道を通って一ノ瀬集落に出る。さらに林道を行くと作場平に到着。一車線の狭い道だけど、ここまで綺麗に舗装されている。7時半だが思ったより広い駐車場は半分ほど埋まっている。
身支度とストレッチをして登山道へ。最初は平坦だが次第に高度が上がっていく。一休坂分岐を右にとると登山道の周りは人工林からミズナラ主体の広葉樹林に変わり、紅葉が美しい。尾根を横切ってきれいな水の流れる沢沿いの道を行く。笠取小屋下の水場で水を補給、笠取小屋の前に出る。小屋の前はちょっとした広場で、テーブルとベンチが置いてある。
綺麗なトイレで用を足し、笠取山頂へ緩やかに登っていく。雁峠分岐は開けた草原にあり、右手に見える小さな丘が多摩川、荒川、富士川の分水嶺になっている。ここを越えると正面にピラミッド状の笠取山山頂が見えてくる。小さなピークを越え、山頂に向けて急斜面をまっすぐ登っていく。距離は大したことはないが斜面の角度がきつい。
息を切らしながら山頂に出ると、大展望のご褒美。南側に大きくそびえる富士山が目に飛び込んでくる。そして南西から北西にかけて丹沢山系、大菩薩嶺、南アルプス、乾徳山、奥千丈岳、燕山から木賊山までの埼玉・山梨県境の山々が連なる。北側の秩父方面、両神山、上越国境の山々は雲に覆われていたが、山塊の上に白く輝く日光白根山、双耳峰が特徴的な燧ヶ岳は確認できた。
食事を済ませて多摩川源流に向かう。笠取山頂は東西に延びていて、山梨百名山の標柱がある展望のよいところは西の端の肩にあたる部分で、三角点のある山頂(最高点)は樹林に覆われ南側以外に展望はない。
山頂を降りて埼玉・山梨県境の縦走路に合流、笠取小屋方面に向かうと水干。ここが多摩川源流の沢の頭に当たるところらしいが水は出ていない。さらに笠取小屋方面に行くと遊歩道のような道が分かれていて、沢沿いを降りていくと水が岩の間から染み出している。これが多摩川の最初の一滴だという。
縦走路に戻り、黒えんじゅ尾根から中島川口に向かう分岐から下山路に入る。こちらもミズナラ、さらにカラマツの紅葉が美しい。中島川口で林道に合流して林道を歩き、作場平の駐車場に戻る。
好天と澄み切った秋の空気のおかげで大展望と紅葉を堪能。いい山行になった。
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