ニセイカウシュッペ山(古川砂金越林道登山口より往復)
- GPS
- 05:24
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 780m
- 下り
- 762m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:22
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 古川砂金越林道への国道273号線からの入口は、map code 623 707 489。上川方面からは入口の標識が見えないので注意。 ※ 古川砂金越林道が核心部分。13.5kmの未舗装の林道は穴や亀裂が多数あり。 ※ 古川砂金越林道のゲートは鍵がなくなったが、入ったら必ず閉めること。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から一本道を緩やかに登る。1時間ほど登ると樹木の丈が低くなってくる。1時間半ほど登ると開けてくる。正面の第1の岩峰を左に巻きながら進む。少し岩場が出てくる。第2の岩峰は登り上げて左に巻きながら進む。正面の三角峰も左に巻き、山頂に向けて登る。 |
写真
感想
北海道遠征第5弾は「ニセカウ」ことニセイカウシュッペ山。前日のオプタテシケ往復で疲労が溜まっていることと、せっかく北海道に来たのでカタカナの名前の山を登りたいという気持ちから、この山を選びました。
前夜は上川層雲峡ICの開発局の事務所前のスペースで仮眠し、朝5:00スタートを目指して古川砂金越林道に向かいました。登山口までの13.5kmが今回の拡散部分でした。トムラウシ林道ほどではないと思っていましたが、それ以上でした。何とか登山口にたどり着くと他に車はありませんでした。登山口はのアクセスでヘトヘトになりながらもスタートしました。
登山口には「熊に注意」と告知が出ているし、他に誰もいないので、ことさら鈴を鳴らしながら、歩きました。登山道は、全般的に緩やかで、とても歩きやすい道でした。ぬかるみ箇所がありますが、前日のオプタテシケに比べれば少ないです。
緩やかに歩き始めてから1時間半ほどで見晴らしの良い場所に出ました。右には大雪山。正面には鋭い岩峰。左前に目標のニセイカウシュッペ山が現れました。鋭い岩峰はどう進むのかと思っていたら登山道は左に巻き、次に現れた鋭い岩峰も左に巻きながら進みました。この日岩峰たちの姿がカッコよく、2つ目の岩峰を過ぎてからついに姿を現したアンギラスの姿には痺れました。一方、主峰のニセイカウシュッペ山はずんぐりとした形で巻機山を思わせる形で、脇役の山容が際立っていました。
途中で私を抜いていった登山者は山頂の後、アンギラス方面に向かいました。ゆっくりと風景を楽しみながら登り、誰もいないニセイカウシュッペ山山頂に到着しました。山頂からは大雪山と石狩岳が目立ち、日高の山々も見えました。今回の遠征で計画しながら行けなかった天塩岳もそのたおやかな山容を見せていました。やっぱり目立つのはアンギラス。それにしてもなんでアンギラスという名前なのか。
山頂は風が吹き寒かったので、少し下ったところで軽食を食べ、下山の途につきました。静かな山頂でよかったなと思っていると、次から次に多くの登山者が登ってきました。こんなに人気の山とは知りませんでした。登りやすいし、眺望は良いし、当然ですよね。あの悪路を乗り越えてこれだけの登山者がやって来るのにはそれだけの魅力がなければなりませんよね。
VRを作成している方に会ったり、大雪山をバックにご夫婦の写真を撮って差し上げたりしながら、下山しました。傾斜が緩やかだったのでいつもより多少スピードを上げて下りました。登山口まで戻ってくると、車、車、車でビックリ。改めて人気ぶりを確認しました。
8日間北海道に滞在して計画の6座には届きませんでしたが、これで5座無事に登頂し、下山することができました。北海道の山は標高はあまり高くありませんが、稜線はアルプス級の趣きがある上、それぞれの山が独特の存在感を出していました。こんな素晴らしい山域があったとはこれまで知らず、すっかりその魅力に取り付かれてしまいました。来年もまた来たいなあ。
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