ニセイカウシュッペ山、平山、軍艦山(アンギラス)、比麻奈山、比麻良山、文三岳〜平山登山口〜
- GPS
- 08:42
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,501m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:43
天候 | 曇り→小雨→晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口までの未舗装道路は窪みや砂利の箇所が多数あるので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平山連山の縦走ルートは特に危険箇所はない。 ニセイカウシュッペ山への縦走ルートは笹薮・ハイマツ漕ぎ必須。ロープがない急登もある。 |
その他周辺情報 | 平山登山口はAUの電波なし。縦走ルートは一部電波あり。 登山口周辺に温泉なし。道の駅しらたきが比較的近い。 |
写真
感想
消費カロリー:2075kcal、水分摂取量:2.7L、行動食としてチョコブラウニー340kcal。※GPSログが一部途切れていたので修正済。
自宅を午前3時に出発して目的地まで片道3時間ほどかかった。片道約230km。
札幌から高速道路に乗って旭川方面に向かい、比布JCTから旭川紋別自動車道へ。奥白滝ICで降りる。
グーグルナビでは平山登山口までの案内ができないので、GPSをオンにして登山口のあるエリア名「白滝上支湧別」と検索すると未舗装道路あたりまで案内してくれる。登山口までの未舗装道路は窪みがあったり大きめの砂利道になったりと慎重に進まないと危険かもしれない。車一台分の道路幅しかないので対向車にも注意が必要。
登山口には数台停めれる駐車スペースがあるが、その手前にも十数台停めれる広い駐車場があった。一般利用者はなるべくこちらの広い駐車場に停めることが推奨とのこと。
現地の気温は午前6時の時点で8℃。一部天候不良の可能性もあったので、雨と寒さ対策で上下レインコートを装備して登山を開始した。
スタートから平山分岐の標高1737m地点まではきつい登りが多いが、道は整備されていて危険な場所もなかった。基本は石の上を登る感じで、上の方まで行かないと景色は見えない。石が濡れていると滑りやすいかもしれない。延々と登っていたこともあり、レインコートが思ったよりも暑くてキツかった。
標高1737m地点まで到達すると一気に視界が開けて、平山を始めとした連山やニセイカウシュッペ山が見えてくる。この日はあいにく雲が多く、ニセイカウシュッペ山はほとんど雲に隠れていた。おまけに強風で真冬並みに寒く、手と顔が痺れるほどだった。9月末でも山頂付近は防寒対策が必要。
まずは平山に向かったが、縦走ルートは広くてなだらかなので歩きやすい。景色も良いので平山連山の縦走だけでも楽しめる。
次はメインであるニセイカウシュッペ山への縦走分岐点へ向かった。ここからは笹薮・ハイマツ漕ぎ地獄が待っている。おまけにロープのない急登箇所もあるのでかなりワイルドな行程になる。
分岐点からアンギラスまでは丁寧にピンクテープが設置されているので、藪の中でも安心して進むことができた。アンギラスからニセイカウシュッペ山まではピンクテープが少なくなり、一部迷う箇所があった。どれだけ笹とマツが濃くても足元に道はしっかりあるので慎重に進めば問題ない。周囲の笹やマツの枝を掴みながら上り下りすると、わりと負担が少なくて楽だった。
枝にスネを打ち付けマツヤニまみれになりながら、往復3時間半ほど掻き分ける作業を続けることになるが、1時間ほどで感覚が麻痺してきてどんなに濃い茂みでも何も感じなくなり淡々と作業をこなすようになった。
ニセイカウシュッペ山の山頂は強風で凍てつくような寒さだったが、運良く雲が晴れて愛別岳などの大雪山系の山々も拝むことができた。山頂標識の手前から小高い場所に行けるが、そこにもピークの小さい標識があった。
なんとか比麻奈山まで戻って来たあとは、緩やかな稜線沿いを文三岳まで縦走してから下山した。
平山から文三岳までの縦走ルートは他の登山者とけっこうすれ違ったが、ニセイカウシュッペ山までの縦走ルートでは一人も会わなかった。山頂も貸し切りで、穏やかな天候なら長居したかった。本来の登山口に通じる林道が本年度は通行止めらしいが、過酷な縦走ルートも達成感があって楽しい。
下山後は周囲に温泉がないので、比布町まで車で戻って遊湯ぴっぷで汗を流した。
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