記録ID: 25225
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ハイキング
甲信越
ミスミソウ満開の新潟市・角田山へ
2008年03月23日(日) [日帰り]
tanigawa
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 523m
- 下り
- 508m
コースタイム
東京都西部の自宅4時55分発 車(関越道、北陸道経由)→ 307キロメートル 角田岬 8時38分着
角田岬の駐車場9時02分発 → 桜尾根口コース → 角田山山頂11時37分着、12時01分発 → 灯台コース → 角田岬灯台 → 駐車場13時03分着
帰りは、三条市で物産館を訪ね、スプーン、フォークや包丁などを購入して、3時30分ごろ、三条燕インターから高速にのった。
関越道が赤城PAから大渋滞。夜8時45分着。
角田岬の駐車場9時02分発 → 桜尾根口コース → 角田山山頂11時37分着、12時01分発 → 灯台コース → 角田岬灯台 → 駐車場13時03分着
帰りは、三条市で物産館を訪ね、スプーン、フォークや包丁などを購入して、3時30分ごろ、三条燕インターから高速にのった。
関越道が赤城PAから大渋滞。夜8時45分着。
天候 | 快晴、のち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ユキワリソウの山としてすっかり有名になった角田山(482メートル)へ、花の見ごろの時期に登りました。 HPの記録は下記に。 http://trace.kinokoyama.net/josinetu/080323kakudayama.htm 時期がぴったりのうえに、晴天で、開花しているものが95%、つぼみは5%。一番いい時期だったように思います。 もちろん、葉だけを見せている株もあり、これから花柄を立ててくる株もあると思います。 |
写真
撮影機器:
感想
登りは、桜尾根口コース。ミスミソウやカタクリがもっとも多く見られるルートです。正規の登山ルートではなく、道標もありませんが、登山者の6割ほどはこのルートに集中していました。
花の保護のために、ロープが随所に張られ、崩落しやすい場所は応急の木製の土止めなどが施されています。しかし、オーバーユース気味と思いました。
下りは、灯台コース。
こちらも人気度は高く、見晴らしの良さと、途中の一帯にミスミソウ、カタクリの群生地があります。
下山に使う人は予想より少なかったので、おちついて楽しめました。
海に降り立ってみたら、駐車場には、朝は40台程度だったのに、数箇所合わせて、150台ほどの車が停まっていました。この山のユキワリソウの見ごろは、一瞬です。
人気の山です。休日を避け、早朝早い時間帯に上がり、8つあるルートの余り人が入らない道で下降してくるのもいいかもしれません。
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ミスミソウいいですね
私も前から長靴は気になっていました。
新潟の海沿いは冬は雪があまり積もらず
町も山もグチャグチャしているので
冬〜春は普段の生活で長靴の方が多いです。
その延長で、
長靴で山に入る方が多いのかと思っていました。
地元の人と思われる人のうち、5人に1人ぐらいと、かなりの割合が長靴でした。
最初は何も気にとめなかったのですが、すれ違った人が、
「皮靴でくるヤツがいるからなあ・・・」
と独り言のように言ったのです。
そのときは何も思わず、「変なこと言うなあ。山頂に通勤靴で登ってくる人でもいたのかなあ?」と思っていたのですが、何人も長靴姿を見るうちに、はたと思い至りました。
どうも、私たちの登山靴のことを、指摘したかったようなのです。
しかし、長靴推奨とは、どこにも表示がありません。地元のHPでも見受けなかった。知っていれば、車にはいつもしっかりした長靴があったのですが。
それに登山者の大半は、軽登山靴で、靴底はみな同じようなもの。
ただ、全体を通して歩いてみると、登山者が多すぎて、それがために崩落や脇道がそこここにありました。
万人単位の人が登るのですから、しっかり整備して崩落止めをするのが、一番有効では? と感じてきました。あの状態では、柵や木道、ロープ規制もやむを得ない。整備していないコースに人が殺到するので、雑木林に太い踏み跡ができかかったような、場荒れした様相になっています。
おそらく地元紙などでは、ニュースになったりしてきたのでしょう。
すっかり有名になった山ですからね。
静かさを求めるならば、人があまり入らないルートもありました。
以上のことはともかく、ミスミソウ、カタクリ、アズマイチゲは、ここのものは濃い色合いが独特で、魅かれました。一時で消えてしまう。はかなげさも、人を魅了するのでしょうね。
そうですよね。靴の種類というよりも
歩き方やマナー、あとは整備ですよね。
今年3月から雪割草が『新潟の草花』となったそうで、
自生地は2度も震災に遭った場所であり、
その復興をこめてというのもあるのでしょうが…。
さらにメジャーになってしまったようです。
地元で育ったお年寄りの話では、
よく雪割草を山から採ってきて、植木鉢で育てた。
などという乱獲が当たり前のような話も聞きますし、
(昔はたくさん生えていたので花は残ったのでしょうが )
なかなか山の情報って浸透しないから難しいですよね。
すれ違った人も話してくれればいいのに…。
山を大切にしたいという気持ちがしっかりとある分、
なんだか気分悪くなっちゃいますよね。
私もミスミソウ大好きです。
"はかなげさ"いいですよね。
今度長靴の人を見かけたらいろいろ聞いてみようと思います
地元の小中学校の登山などで、長靴を推奨しているのかもしれませんね。
「角田山 長靴」で検索してみたところ、意外に、トップ10にはそれらしい掲示のものはありませんでした。スパイク付きの長靴で登ると、残雪があってももぐらない、など、雪国の低山に応じた選択を理由にしているものが多いです。
現地では長靴推奨の人たちがいたことは事実なので、今度はどうしたらいいのか? なんかしっくりきませんね。
山靴は軟らかい靴底(ズック、長靴)よりも、地面を荒らすとは思います。が、山靴はスリップしにくい歩行ができるので、それだけ登山道にやさしい歩きかたも可能になると思います。急傾斜や岩交じりの場所でも、道をそれずに上がりやすいですから。
でも、ルールに長靴が定めてあれば、それに従って、より適切な歩き方をしたい。長靴は、森の湿った道に入るときは、重宝しますから。
で、いちばんの問題は、靴や歩き方以前に、スリップしやすい、崩落しやすい踏み跡のまま、整備なしで、たくさんの登山者が殺到している現状を、どうにかしなくちゃ、ということだと思います。「難所」や「渋滞箇所」では、登山者は脇道などに右往左往しています。
角田山は、いまとなっては貴重な場所なので、明解な管理対策をお願いしたいです。
新潟の、雪国の春の花は、ほんと一段ちがった美しさがありました。濃い色合いのカタクリには、驚きました。関東南部のものとは、大きさも別物!
私の地元の「米山」も
春先の残雪がある頃は長靴登山がポピュラーなようです。
でも、それがルールとかマナーとか言うのではなく、単に防水の利いた登山靴がない、湿ったり残雪の中では長靴だろー という程度のことで、角田山も同じではないかと思いますけども・・・
角田山は、地元の巻町あたりでは大みそかにも登って新年を山頂で迎えるとか、今日は天気がいいから上がってみるか的に親しまれている山です。
名が知れ、県外から団体でやって来られたりすることに眉をしかめるその結果が「登山靴で登ってるよ」になったのではないでしょうかね。
自分たちだけのお山、の意識が強いのでしょうね。
switch5051さんへ
地元の方には、角田山の自然条件がずっと残ってほしい、という思いが人一倍、強いと思います。私が、生まれ育った田舎の山々を思うように。
保護、保全のためには、靴の問題も含めてしっかりした対応が必要と思います。
私が現況で一番大切と思ったのは、ルートをはずさせない管理です。定められた道を歩く限りでは、長靴と山靴の差異は、単純に言えない。足場や斜度によっては、長靴の方が不安定です。
尾瀬や、北アでも、一定の保護対策がとられている場所では、ルートを外れさせない方式を、場所に応じてとっています。
そして、ルートを外れないように登るには、足固めもしっかりした靴が求められます。スリップしやすい靴は、結局、植生を手や靴そのもので痛めることになります。
もう一つは、オーバーユース。
年に何度も登る地元の方が、地元外の人、遠方から来る人を制限したいという、直接的な思いがあるのだとしたら、県外の私のようなものは、何年かに一度、訪問することも、遠慮するしかありません。
しかし、この問題も感情の問題でなく、管理・保全の問題として、対応しうると思います。
私がたどった登りのルートは、花の一番の名所コースです。もちろん、大多数の方がこの道から上がってきます。
しかし、管理上、登山道としてオープン指定がされているのか、いないのか、不明瞭な扱いです。保護対策もない。上り下りが入り混じって、ルート外に踏み跡が広がっています。
角田山の自然環境を本格的に守るのであれば、ルート・方向指定、管理、入山エリアの制限など、これも他の保全地域にならった対策が最優先と思います。
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