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記録ID: 2590081
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ハイキング
日光・那須・筑波

【関東百名山巡礼】秋の男鹿山地・日留賀岳(遥かなる憧れの寂峰へ〜小山氏宅よりピストン)

2020年09月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:28
距離
16.3km
登り
1,662m
下り
1,652m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
1:17
合計
7:58
6:48
6:59
23
7:22
7:22
41
8:03
8:04
9
水場下降点
8:13
8:20
70
尾根出合
9:30
9:34
74
鞍部
10:48
11:26
42
12:08
12:13
41
鞍部先
12:54
12:58
34
尾根下降点
13:32
13:39
20
13:59
13:59
18
14:17
日留賀岳登山口(小山氏宅)
天候 朝方薄曇り、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス ・登山口の小山氏宅の駐車場を拝借。駐車時は必ずご主人へ一声かけ、登山者名簿に記帳のこと。(※カーナビの案内で同所へ向かったところ、細いあぜ道風のルートを誘導されて同氏宅玄関前に出てしまい、ご主人に軽トラの移動等ご迷惑をおかけしました。同所が近づいたら、「日留賀岳登山口」の小さな標識を辿って小道を進み、直接農園側の駐車スペースへ入ることをお勧めします…。)
・同氏宅玄関前の記帳所に、大変丁寧で分かりやすい登山ガイドマップ(Take free!)が置いてあります。(同氏の早朝からのご親切な対応、登山者向けご配慮には、本当に頭の下がる思いです…)
コース状況/
危険箇所等
・小山氏宅から林道出合まではとても分かりやすく、歩きやすく整備されています。
・林道終点広場から水場下降点までの区間、落ち葉などで若干ルート不明瞭な区間あり。随所にマーキング(赤テープ)はありますが、倒木を迂回する際などにコースを外さぬよう注意…
・登山口からの累積標高差1,400m近く、片道約8km弱の長丁場のため、秋のツアーは早立ちが必須(山と高原地図のコースタイムも、“健脚仕様”でいっぱいいっぱいの感じでした…)
その他周辺情報 塩原温泉地区に「みかえりの郷・彩花の湯」など日帰り温泉複数あり(彩花の湯は大人700円、露天風呂・食堂・休憩スペースあり;脱衣所のロッカーは有料〈100円戻りません〉なのでご注意を…)
秋の連休ツアー、二日目のターゲットは男鹿山地の名峰、日留賀岳。定番・小山さん宅の駐車場に車停めさせて頂き、いざスタート。
2020年09月22日 06:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/22 6:12
秋の連休ツアー、二日目のターゲットは男鹿山地の名峰、日留賀岳。定番・小山さん宅の駐車場に車停めさせて頂き、いざスタート。
小山さん宅の玄関で、登山者名簿に記帳します。
2020年09月22日 06:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:16
小山さん宅の玄関で、登山者名簿に記帳します。
小山家の氏神様の鳥居をくぐり、登山開始です。
2020年09月22日 06:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:19
小山家の氏神様の鳥居をくぐり、登山開始です。
氏神様に安全登山を祈願…。
2020年09月22日 06:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:21
氏神様に安全登山を祈願…。
日留賀岳神社の社殿改築寄進碑通過。樹林帯の緩やかな登りです。
2020年09月22日 06:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:37
日留賀岳神社の社殿改築寄進碑通過。樹林帯の緩やかな登りです。
鉄塔台地で最初の休憩。ここまで1ピッチ、朝イチの登りはシンドイ…
2020年09月22日 06:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:50
鉄塔台地で最初の休憩。ここまで1ピッチ、朝イチの登りはシンドイ…
ここからは暫しの林道歩き。
2020年09月22日 06:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 6:51
ここからは暫しの林道歩き。
林道終点広場に到着。標高約1,000m、ここからいよいよ本格的登山道です。
2020年09月22日 07:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 7:22
林道終点広場に到着。標高約1,000m、ここからいよいよ本格的登山道です。
振り返って。ここで登山道は大きく右へ。左に水場への下降路あり。
2020年09月22日 08:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:02
振り返って。ここで登山道は大きく右へ。左に水場への下降路あり。
尾根出合。つい数日前に設置された、山岳救助隊のカッコいい案内標識あり。
2020年09月22日 08:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:12
尾根出合。つい数日前に設置された、山岳救助隊のカッコいい案内標識あり。
急登に息が切れて振り返ると、白い花のようなキノコパラダイス…
2020年09月22日 08:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:26
急登に息が切れて振り返ると、白い花のようなキノコパラダイス…
紅葉の走りでしょうか。このところ、山間部は朝夕グッと冷え込んでいるようです…
2020年09月22日 08:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:41
紅葉の走りでしょうか。このところ、山間部は朝夕グッと冷え込んでいるようです…
少し勾配が緩くなり、ササが出てきました。標高1,400m弱。
2020年09月22日 08:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:45
少し勾配が緩くなり、ササが出てきました。標高1,400m弱。
足下の葉っぱで気づき見上げると、早くも濃い秋色のモミジあり。
2020年09月22日 08:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 8:58
足下の葉っぱで気づき見上げると、早くも濃い秋色のモミジあり。
樹間から、目指す日留賀岳がいよいよ登場。
2020年09月22日 09:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 9:00
樹間から、目指す日留賀岳がいよいよ登場。
頂上付近は樹林が薄く、展望が期待できそう…!
2020年09月22日 09:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 9:04
頂上付近は樹林が薄く、展望が期待できそう…!
この辺り、倒木パラダイスゾーン…
2020年09月22日 09:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 9:06
この辺り、倒木パラダイスゾーン…
長い登りも一段落、ステキな尾根道を緩やかに進みます。
2020年09月22日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 9:14
長い登りも一段落、ステキな尾根道を緩やかに進みます。
最後のキツい登りを、秋の先駆け色が癒やしてくれます。
2020年09月22日 10:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/22 10:14
最後のキツい登りを、秋の先駆け色が癒やしてくれます。
樹間から、高原山が眼前にドドーン。。
2020年09月22日 10:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 10:19
樹間から、高原山が眼前にドドーン。。
さあ、いよいよ最後の一登り。両脚にだいぶ乳酸が溜まってきました…〈涙〉
2020年09月22日 10:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 10:25
さあ、いよいよ最後の一登り。両脚にだいぶ乳酸が溜まってきました…〈涙〉
永遠に開通しそうにない塩那道路の向こうに、鹿俣、男鹿、大左飛の堂々たる山並み!
2020年09月22日 10:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 10:44
永遠に開通しそうにない塩那道路の向こうに、鹿俣、男鹿、大左飛の堂々たる山並み!
やっとの思いで、久恋の日留賀岳山頂到着。コースタイムオーバー、ヘロヘロです…
2020年09月22日 10:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 10:48
やっとの思いで、久恋の日留賀岳山頂到着。コースタイムオーバー、ヘロヘロです…
だいぶ草臥れたので、旅館で握ってくれたデカおにぎりとコーヒーでノンビリ昼食休憩。
2020年09月22日 10:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 10:59
だいぶ草臥れたので、旅館で握ってくれたデカおにぎりとコーヒーでノンビリ昼食休憩。
帰りは、高原山を正面に臨みながら、快調に下っていきます。
2020年09月22日 11:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 11:32
帰りは、高原山を正面に臨みながら、快調に下っていきます。
足許に、夏の名残の可憐な花一輪。
2020年09月22日 11:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 11:34
足許に、夏の名残の可憐な花一輪。
この一角、一足先に錦秋到来。
2020年09月22日 11:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 11:52
この一角、一足先に錦秋到来。
ここにも一足早く秋来たり。。
2020年09月22日 12:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 12:22
ここにも一足早く秋来たり。。
行きは下ばかり見ていて気づきませんでしたが、ここに木の鳥居あり。ここから奥が、日留賀岳神社のご神域のようです。
2020年09月22日 12:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 12:24
行きは下ばかり見ていて気づきませんでしたが、ここに木の鳥居あり。ここから奥が、日留賀岳神社のご神域のようです。
トラバース道を緩やかに下ります。短足オヤジにはシンドイ倒木をヨッコラショ…
2020年09月22日 13:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 13:02
トラバース道を緩やかに下ります。短足オヤジにはシンドイ倒木をヨッコラショ…
電球の笠のようなキノコ。いかにも毒ありそう…〈冷汗〉
2020年09月22日 13:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 13:05
電球の笠のようなキノコ。いかにも毒ありそう…〈冷汗〉
吸い込まれそうな緑に、一点の黄色い秋。
2020年09月22日 13:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 13:10
吸い込まれそうな緑に、一点の黄色い秋。
最後、樹林帯の道で気を抜いて歩くうち、正規ルートを少し外れましたが〈苦笑…〉、何とか林道終点に帰着。あと1ピッチ少々、ここでフルーツ缶休憩。
2020年09月22日 13:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 13:31
最後、樹林帯の道で気を抜いて歩くうち、正規ルートを少し外れましたが〈苦笑…〉、何とか林道終点に帰着。あと1ピッチ少々、ここでフルーツ缶休憩。
鉄塔台地(塩原13号)のすぐ上で、再び山道へ下降。
2020年09月22日 13:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 13:58
鉄塔台地(塩原13号)のすぐ上で、再び山道へ下降。
ご親切に、倒木迂回ルートも付けて下さってます!
2020年09月22日 14:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 14:14
ご親切に、倒木迂回ルートも付けて下さってます!
間もなく小山家帰着。裏の林は素晴らしい竹林です!
2020年09月22日 14:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 14:15
間もなく小山家帰着。裏の林は素晴らしい竹林です!
小山家の前庭に、レンゲショウマのピンク版のようなステキな花々。
2020年09月22日 14:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 14:17
小山家の前庭に、レンゲショウマのピンク版のようなステキな花々。
無事帰着。小山農園ご自慢の大根2本、お土産に購入。(キズありは1本100円!)駐車料金にしては安すぎ、申し訳ない限り…
2020年09月22日 14:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/22 14:22
無事帰着。小山農園ご自慢の大根2本、お土産に購入。(キズありは1本100円!)駐車料金にしては安すぎ、申し訳ない限り…
今回のツアーの締めは、塩原入口の日帰り温泉「みかえりの郷・彩花の湯」。ここでサッパリして都会人にモードチェンジ、連休最終日の東北道渋滞をかき分けて東京へ…。〈結局、上河内SAの先から30km以上のド渋滞。山歩き以上に疲れたー…(涙)〉
2020年09月22日 15:00撮影 by  F-04K,
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9/22 15:00
今回のツアーの締めは、塩原入口の日帰り温泉「みかえりの郷・彩花の湯」。ここでサッパリして都会人にモードチェンジ、連休最終日の東北道渋滞をかき分けて東京へ…。〈結局、上河内SAの先から30km以上のド渋滞。山歩き以上に疲れたー…(涙)〉
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)PETボトル2本(ソルティライチ、午後ティー)、ガッツギア×1、ポリタン水約700cc.(うち400ccは昼食湯沸かし用)

感想

連休後半ツアー二日目、前夜栃木・矢板の奥座敷、寺山鉱泉に宿泊し、茨城の関東百名山ハシゴツアーの疲れも大方癒え、宿の女将に前夜握ってもらった特大のおにぎりを持参、朝6時過ぎに宿を出発。この日も朝から好天の予感です。この日は塩原と那須連山の中間に位置する男鹿山塊の隠れた名峰・日留賀岳へ。麓の登山口にお住まいの小山さん(マイナーな名山好みのヤマラーには有名ですね…)のご厚意で、敷地内に車を停めさせて頂き、片道累積標高差1,400m弱・往復7時間余の16kmのタフなコースを往復しました。
 詳しい山行記録は写真キャプションに委ねるとして、山中では多くの山鳥の他、霊長類はトレランのお兄さんとシニアカップルの計3名とすれ違ったのみ。絶好の晴天の下、早くも一部色づいたモミジに今年の秋の走りを感じながら、文字通りの静寂の中で、充実の日帰り山行を終えました。小山さん宅に無事下山のご報告の後、一際立派な小山農園産の大根を安く譲って頂き、塩原の日帰り温泉でホッコリ入浴。土産の塩原温泉饅頭も仕入れ、時間は午後4時前。ここまでは至極順調ながら、連休の人出は想像を遥かに超えており、帰路の東北道は午後5時過ぎ時点で延べ50km余の大渋滞…。中央道・小仏ほどの詰まり方ではなかったのがせめてもの幸いでしたが、結局蓮田SAまで4時間近くを要し、降り出した雨の中、ヘロヘロ状態で夜9時前にようやく自宅に帰り着きました…。
 山登り以上に帰路の運転で疲弊した秋の小ツアーでしたが、甲信越や東北の山々も、これからいよいよ本格的な紅葉シーズン。来月からGoToキャンペーンの対象に東京も加わると、名だたる観光地の人出や混雑もいかばかりか、とちょっとした恐怖さえ感じます。小生の山歩きも、益々人知れぬマイナーな名山巡りに没入しそうで、冬眠前のクマ対策や落ち葉による道迷い防止にも万全を期す必要がありそうです…。ヤマレコ愛用者の皆様も、どうぞ安全で楽しい秋の山歩きをお楽しみ下さい!

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