鳥海山(大平口in〜祓川口out)を登って矢島駅まで
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 2,333m
コースタイム
大平口 8:07
御浜神社 9:43
七五三掛 10:25
七高山 11:29
祓川山荘 13:13
矢島駅 16:39
天候 | ガス後晴(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
由利高原鉄道 矢島駅 |
写真
感想
コロナ対策のため、この夏の鳥海山へのアクセスについては象潟からの便は全て運休であるが、調べてみると酒田第一タクシーが乗合タクシーをやっていて、湯楽里からの乗車料金は象潟からと大差ないので体力温存のために利用することにした。宿泊先の羽後本荘駅から羽越線を南下して吹浦駅で下車。乗合タクシー乗車地である鳥海温泉・湯楽里へは徒歩で行く。途中キャンプ場があって多くの人で密密していた。斜面に張っている人もいて寝るのも大変だったろう。乗合タクシーは結局乗客は自分だけで、普通のタクシーであるが2500円と格安である(通常7〜8000円)。しかし、帰りの庄内→成田のJETSTAR運賃2490円に比べると10円高い。運転手さんと世間話をしながらあっという間に大平口到着。
ここまではガスは来ておらず、海岸線が辛うじて見える。なかなかに寒いのでとっとと出発。出発するとガスは瞬く間に濃くなって五里霧中状態。おとといは裏岩手縦走路で奇跡の天候回復があったが、今日はだめだろうかと思いながら涼しく高度を上げる。御浜小屋までくると人声が聞こえてくる。皆さん鳥海湖方面のガスを見て、「晴れろ、晴れろ」と祈っている(と思う)。
そんな皆の祈りが通じたのか、扇子森あたりで急に太陽が出てきて、ガスが晴れていく。おお、これは裏岩手の再来かと期待が膨らむ。眼下には万助小屋周辺のなだらかで、いかにも鳥海山麓の風景が広がる。これが見えると見えないでは大違い。幸運に心から感謝する。七五三掛より上では再度ガスに飲み込まれるが、頂上の直前で再度晴れがやってきて、秋晴れの七高山をゲット。新山や頂上小屋の他、東側の祓川ヒュッテ方面もいい眺めである。赤線つなぎの観点からは、今回のスタートは七高山であり、幸先の良いスタート。
下山は祓川ヒュッテのある矢島口へ向かう。こちらは鉾立口や大平口と違って歩く人も少ないが、道はよく整備されている。基本岩の上を歩くのだが、乾いていることもあり、グリップも良好で安心して下れる。祓川から矢島までは車だと23kmあるが、細道を行って20km弱で済んだ。下界は暑かったので3km短くても非常に助かるが、列車の時刻をにらみながらさぼりさぼり進んだため、またしても列車の出発間際(5分前)に駅に着いたのだった。
由利高原鉄道は、観光に力を入れており、出発時には駅関係者が、また来てね〜 と手を振ってくれたり、列車内の4人用ボックス席にはテーブルがあったりした。そして何より片道切符よりも土日祝限定のフリー切符が安いのには驚いた。
明日はいよいよ最終日、赤線つなぎのロード修行である。脚は持つか?
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