記録ID: 260836
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ハイキング
丹沢
玄倉ノ野〜P954〜山神峠〜玄倉
2013年01月13日(日) [日帰り]
knot
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:22
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,013m
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07:50 小菅沢橋
10:00 玄倉ノ野
11:20 P954
11:40 山神峠
13:40 蕗平橋
14:00 塔ノ平
15:00 小菅沢橋
10:00 玄倉ノ野
11:20 P954
11:40 山神峠
13:40 蕗平橋
14:00 塔ノ平
15:00 小菅沢橋
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
●前尊仏岩(下から)玄倉林道などまだない頃、塔ノ岳の尊仏さんへ行くには大変だったようだ。地域の人々は、簡単にお参りができるようにと尊仏岩(関東大震災で大金沢に転落。今はない)によく似たこの大岩を前尊仏として崇めてきた。
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●前尊仏岩(下から)
玄倉林道などまだない頃、塔ノ岳の尊仏さんへ行くには大変だったようだ。地域の人々は、簡単にお参りができるようにと尊仏岩(関東大震災で大金沢に転落。今はない)によく似たこの大岩を前尊仏として崇めてきた。
玄倉林道などまだない頃、塔ノ岳の尊仏さんへ行くには大変だったようだ。地域の人々は、簡単にお参りができるようにと尊仏岩(関東大震災で大金沢に転落。今はない)によく似たこの大岩を前尊仏として崇めてきた。
●前尊仏岩(上から)恥ずかしながら訪問は初めてである。塔ノ岳の北側急斜面に佇む尊仏さん(現在は首のない石仏二体と石碑があるだけ)は何度か訪れたことはあるが、最近は、昨今の異常とも思える登山者の数に恐れをなして足は遠のくばかりである。
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●前尊仏岩(上から)
恥ずかしながら訪問は初めてである。塔ノ岳の北側急斜面に佇む尊仏さん(現在は首のない石仏二体と石碑があるだけ)は何度か訪れたことはあるが、最近は、昨今の異常とも思える登山者の数に恐れをなして足は遠のくばかりである。
恥ずかしながら訪問は初めてである。塔ノ岳の北側急斜面に佇む尊仏さん(現在は首のない石仏二体と石碑があるだけ)は何度か訪れたことはあるが、最近は、昨今の異常とも思える登山者の数に恐れをなして足は遠のくばかりである。
●八幡神社小菅沢橋を渡った駐車スペースに車を止めて、玄倉集落まで戻る格好で歩きはじめる。集落に入ると、早朝井戸端会議中の玄倉マダム三人から声がかかる。「どちらへ？」 不審者には声掛けをもって牽制威嚇という算段か。
集落を見下ろす高台にあるこの神社には、由緒書きや説明はないが、御祭神は八幡様という位だから応神天皇なのだろう。
●八幡神社
小菅沢橋を渡った駐車スペースに車を止めて、玄倉集落まで戻る格好で歩きはじめる。集落に入ると、早朝井戸端会議中の玄倉マダム三人から声がかかる。「どちらへ？」 不審者には声掛けをもって牽制威嚇という算段か。
集落を見下ろす高台にあるこの神社には、由緒書きや説明はないが、御祭神は八幡様という位だから応神天皇なのだろう。
小菅沢橋を渡った駐車スペースに車を止めて、玄倉集落まで戻る格好で歩きはじめる。集落に入ると、早朝井戸端会議中の玄倉マダム三人から声がかかる。「どちらへ？」 不審者には声掛けをもって牽制威嚇という算段か。
集落を見下ろす高台にあるこの神社には、由緒書きや説明はないが、御祭神は八幡様という位だから応神天皇なのだろう。
●発電用放水の水槽こんな斜面によく造ったものだ。この水の取水口は、約3�匸緡�の玄倉第二発電所の玄倉ダムにある。取水された水は地下水路を経て一旦この水槽に貯水され、落葉などをろ過処理された後、水圧鉄管を伝って遥か下にある玄倉第一発電所の発電タービンを回している。
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●発電用放水の水槽
こんな斜面によく造ったものだ。この水の取水口は、約3�匸緡�の玄倉第二発電所の玄倉ダムにある。取水された水は地下水路を経て一旦この水槽に貯水され、落葉などをろ過処理された後、水圧鉄管を伝って遥か下にある玄倉第一発電所の発電タービンを回している。
こんな斜面によく造ったものだ。この水の取水口は、約3�匸緡�の玄倉第二発電所の玄倉ダムにある。取水された水は地下水路を経て一旦この水槽に貯水され、落葉などをろ過処理された後、水圧鉄管を伝って遥か下にある玄倉第一発電所の発電タービンを回している。
●植林された尾根
玄倉ノ野峰までの尾根は、日差しも展望もない植林帯の中を歩く。
玄倉ノ野峰までの尾根は、日差しも展望もない植林帯の中を歩く。
●石棚山稜と同角山稜
玄倉ノ野を過ぎるとP954の最低鞍部まで一気に下る。今は猟期なので、すぐ近くで銃声の音がしている。
玄倉ノ野を過ぎるとP954の最低鞍部まで一気に下る。今は猟期なので、すぐ近くで銃声の音がしている。
●P954
ピークはもう少し進んだところで、展望はよくない。954mからザレて滑りやすい斜面を一下りすると山神峠だ。
ピークはもう少し進んだところで、展望はよくない。954mからザレて滑りやすい斜面を一下りすると山神峠だ。
●角がアダ？オス鹿
前回の大栂でもそうだったが、またしても、ネットに絡んで息絶えた鹿。近くでは、相変わらず、猟犬の鳴き声、銃声が鳴り響いていた。
前回の大栂でもそうだったが、またしても、ネットに絡んで息絶えた鹿。近くでは、相変わらず、猟犬の鳴き声、銃声が鳴り響いていた。
●山神峠の社丹沢を愛する者にとって、一度は押さえておきたい要のような峠。今更とは思うが、この山神(女性)には水神(男性)が合祀されている。それだけ自然災害が多く発生した所なのだろう。丹沢では珍しい豪華な総ケヤキ造りの社も、今は見る影もない。鳥居も柱を一本残すだけだ。祭祀する人もいないのだろう。あらぶる山神様の祟りか、蕗平からの径路は日に日にひどくなるばかりである。
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●山神峠の社
丹沢を愛する者にとって、一度は押さえておきたい要のような峠。今更とは思うが、この山神(女性)には水神(男性)が合祀されている。それだけ自然災害が多く発生した所なのだろう。丹沢では珍しい豪華な総ケヤキ造りの社も、今は見る影もない。鳥居も柱を一本残すだけだ。祭祀する人もいないのだろう。あらぶる山神様の祟りか、蕗平からの径路は日に日にひどくなるばかりである。
丹沢を愛する者にとって、一度は押さえておきたい要のような峠。今更とは思うが、この山神(女性)には水神(男性)が合祀されている。それだけ自然災害が多く発生した所なのだろう。丹沢では珍しい豪華な総ケヤキ造りの社も、今は見る影もない。鳥居も柱を一本残すだけだ。祭祀する人もいないのだろう。あらぶる山神様の祟りか、蕗平からの径路は日に日にひどくなるばかりである。
●崩壊地山神峠から2〜300m下った所の第一の崩壊地は、去年4月に来たときは少し高巻いてやれば渡れたが、現在は約150m位の高さから小菅沢へ崩れ落ちていて、それは容易ではない。幅は大したことはないが、今も見ている目の前で、音を立てて崩れているその様を見るととても取り付く気分にはなれない。鉄塔落合線��40の先辺りから小菅沢に下りるか、大高巻きをするしかないだろう。
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●崩壊地
山神峠から2〜300m下った所の第一の崩壊地は、去年4月に来たときは少し高巻いてやれば渡れたが、現在は約150m位の高さから小菅沢へ崩れ落ちていて、それは容易ではない。幅は大したことはないが、今も見ている目の前で、音を立てて崩れているその様を見るととても取り付く気分にはなれない。鉄塔落合線��40の先辺りから小菅沢に下りるか、大高巻きをするしかないだろう。
山神峠から2〜300m下った所の第一の崩壊地は、去年4月に来たときは少し高巻いてやれば渡れたが、現在は約150m位の高さから小菅沢へ崩れ落ちていて、それは容易ではない。幅は大したことはないが、今も見ている目の前で、音を立てて崩れているその様を見るととても取り付く気分にはなれない。鉄塔落合線��40の先辺りから小菅沢に下りるか、大高巻きをするしかないだろう。
●蕗平橋
いつもなら、あとは、この秦野峠林道を車を止めた所まで歩くだけなのだが、今日は、玄倉集落まで続く古道を辿ってみることにする。
いつもなら、あとは、この秦野峠林道を車を止めた所まで歩くだけなのだが、今日は、玄倉集落まで続く古道を辿ってみることにする。
●塔ノ平昔、ここには人々が寝起きし、生活をした集落があった。今は、写真の煮炊き用かまど、無縁仏の石塔、わずかな石積みと落合線��31号鉄塔が建っているだけである。
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●塔ノ平
昔、ここには人々が寝起きし、生活をした集落があった。今は、写真の煮炊き用かまど、無縁仏の石塔、わずかな石積みと落合線��31号鉄塔が建っているだけである。
昔、ここには人々が寝起きし、生活をした集落があった。今は、写真の煮炊き用かまど、無縁仏の石塔、わずかな石積みと落合線��31号鉄塔が建っているだけである。
●秦野峠林道塔ノ平からは古道はやや登り加減で、林道とはどんどん離れていき、標高差はかなりついてしまう。
この林道は開通した当時、よくドライブに来たものだが、いつの間にか、ものすごく立派なゲートがかかり通れなくなってしまった。今となっては、これはこれで正解かなと思うが、なら、こんな自動車道路1級という5メートル幅の林道はいらなかったのじゃないかな、とも思うが・・・。
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●秦野峠林道
塔ノ平からは古道はやや登り加減で、林道とはどんどん離れていき、標高差はかなりついてしまう。
この林道は開通した当時、よくドライブに来たものだが、いつの間にか、ものすごく立派なゲートがかかり通れなくなってしまった。今となっては、これはこれで正解かなと思うが、なら、こんな自動車道路1級という5メートル幅の林道はいらなかったのじゃないかな、とも思うが・・・。
塔ノ平からは古道はやや登り加減で、林道とはどんどん離れていき、標高差はかなりついてしまう。
この林道は開通した当時、よくドライブに来たものだが、いつの間にか、ものすごく立派なゲートがかかり通れなくなってしまった。今となっては、これはこれで正解かなと思うが、なら、こんな自動車道路1級という5メートル幅の林道はいらなかったのじゃないかな、とも思うが・・・。
●石積みが残る古道
堰堤や枝沢などで道跡を見失うこともあるが、林道より比べものにならない位面白い。
堰堤や枝沢などで道跡を見失うこともあるが、林道より比べものにならない位面白い。
●切通し狩猟時間終了の日没までにはまだ早い三時前、発信器を付けた一匹のビーグル犬が現れた。「飼い主はどうした？」と訊いても何も言わない。近づくと、するりとよけて小さな沢筋に消えてしまった。
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●切通し
狩猟時間終了の日没までにはまだ早い三時前、発信器を付けた一匹のビーグル犬が現れた。「飼い主はどうした？」と訊いても何も言わない。近づくと、するりとよけて小さな沢筋に消えてしまった。
狩猟時間終了の日没までにはまだ早い三時前、発信器を付けた一匹のビーグル犬が現れた。「飼い主はどうした？」と訊いても何も言わない。近づくと、するりとよけて小さな沢筋に消えてしまった。
●水道施設
トタンのゲートが掛かっていた。これを抜けると玄倉の集落に入る。八幡神社はもうすぐそこだ。太い塩ビ管から流れ落ちる水がうまい。
トタンのゲートが掛かっていた。これを抜けると玄倉の集落に入る。八幡神社はもうすぐそこだ。太い塩ビ管から流れ落ちる水がうまい。
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