記録ID: 26272
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無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
岩木山(百沢岩木山神社から往復)
1994年07月24日(日) 〜
1994年07月25日(月)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
7/24 百沢岩木山神社16:00―18:20焼止まり避難小屋―19:37鳳鳴ヒュッテ
7/25 鳳鳴ヒュッテ5:00−5:15岩木山5:50―6:00鳳鳴ヒュッテ―8:00百沢岩木山神社
7/25 鳳鳴ヒュッテ5:00−5:15岩木山5:50―6:00鳳鳴ヒュッテ―8:00百沢岩木山神社
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
随分以前の記録ですのでご留意ください。 前日の夜は八甲田山の仙人岱小屋に泊まり、朝のうちに高田大岳を越えて谷地温泉に下山。(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-26271.html)をご参照ください。 青森経由で弘前に出て、夕方から岩木山に登り、焼止まり避難小屋に泊まる予定でした。ところがこの年は空梅雨気味だったせいか、避難小屋の先の沢に水がなく、やむなく予定を変更して夕闇せまるなかを登り続け、鳳鳴ヒュッテに泊まりました。この登りの途中の錫杖清水では豊富に水が出ていて助かりました。鳳鳴ヒュッテの下には小さな湿地状の池(種蒔苗代)があり、モリアオガエル(たぶん)が鳴いていたのが印象に残っています。 焼止まりヒュッテも鳳鳴ヒュッテもブロック造りの無粋な避難小屋でしたが、樹林帯の焼止まりヒュッテよりも高山帯の鳳鳴ヒュッテの方が、夏の暑い時期には気分よく泊まれました。 百沢コースの上部にはミチノクコザクラ(ハクサンコザクラの変種)が多く、とても綺麗でした。ただ、樹林帯では道が削れてトンネルのようになっている箇所が多く、夏の暑い時期にはあまり快適ではありませんでした。 この後弘前から特急に乗り、鳥海山に向かいました |
写真
感想
八甲田山、岩木山、鳥海山、月山と回る東北の名山めぐりの二山目として登りました。東青森の駅から20km歩いて登った八甲田、麓の遊佐駅から歩いて登った鳥海山に比べれば印象は薄めでしたが、りんご畑のはるか上に美しい曲線を引く山容の見事さが記憶に残っています。最近、高倉健と北大路欣也が共演した映画「八甲田山」を見直しましたが、その中で、岩木山の美しい山容が非常に効果的に使われているのが印象的でした。最初は、弘前第31連隊が駐屯地を出発して軍歌「雪の進軍」を歌いながら行進する場面。あとは、高倉健演ずる徳島大尉の子供時代の回想シーンで、残雪期や夏の川遊び、お盆の祭りなど、季節ごとの行事で、いずれも岩木山が背景になっています。きっと、津軽の人にとって岩木山は忘れられない山なのでしょう。あんな風景をみて育ったら、一生決して忘れないと私でも思います。
この後向かった鳥海山の記録は(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-26269.html) をご参照ください。
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