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Yamareco

記録ID: 2657094
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ハイキング
朝日・出羽三山

障子ヶ岳:朝日連峰北端、氷雪に磨かれた岩壁と紅葉。

2020年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:55
距離
15.7km
登り
1,381m
下り
1,382m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:51
休憩
1:02
合計
8:53
6:05
9
スタート地点
6:14
6:16
54
7:10
7:20
29
980m付近
7:49
7:50
48
8:38
8:45
71
9:56
10:12
63
11:15
11:27
79
12:46
12:55
55
13:50
13:55
43
焼峰下850m付近
14:38
14:38
15
14:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
従来の南俣沢出合から左に入った駐車場は使えない。南俣沢出合周辺の路側帯に合わせて10台程可能。林道の奥、障子ヶ岳登山口に合わせて10台程可能。18日は、6時で障子ヶ岳登山口前はギリギリ、セーフだった。
コース状況/
危険箇所等
障子ヶ岳登山口ー紫ナデの登り:急登が続く。ザレのトラバースには注意。
粟畑ー南俣沢出合の下り:全体には緩やかだが、一部短い登り、短い急降あり。長ーい。
登山口から少し山道を行くと、渡渉。飛び石で問題なし。
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登山口から少し山道を行くと、渡渉。飛び石で問題なし。
時々ブナの大木のある細尾根を登る。
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時々ブナの大木のある細尾根を登る。
850m付近で、樹間から障子ヶ岳が見える。
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850m付近で、樹間から障子ヶ岳が見える。
時々ザレの尾根の登り。
時々ザレの尾根の登り。
950m辺りから粟畑。
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950m辺りから粟畑。
1000m越えると眺望が広がる。
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1000m越えると眺望が広がる。
せっせと登る。
紅葉の尾根で障子ヶ岳が隠れる。
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紅葉の尾根で障子ヶ岳が隠れる。
障子ヶ岳をアップ。凄いスラブだな。
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障子ヶ岳をアップ。凄いスラブだな。
これは、粟畑。
その向うには、大朝日岳と左に小朝日岳、右に中岳、西朝日岳。
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その向うには、大朝日岳と左に小朝日岳、右に中岳、西朝日岳。
紫ナデへの登りから障子ヶ岳。
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紫ナデへの登りから障子ヶ岳。
今頃咲く花、もう直ぐ雪なんだけどね。
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今頃咲く花、もう直ぐ雪なんだけどね。
登ってきた尾根。
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登ってきた尾根。
紫ナデ山頂(1349m)
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紫ナデ山頂(1349m)
紫ナデから障子ヶ岳。
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紫ナデから障子ヶ岳。
紫ナデから粟畑、後ろに朝日の主稜。
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紫ナデから粟畑、後ろに朝日の主稜。
紫ナデから月山。
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紫ナデから月山。
紫ナデから以東岳方面。
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紫ナデから以東岳方面。
稜線から紅葉とスラブの障子ヶ岳。
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稜線から紅葉とスラブの障子ヶ岳。
稜線上の道は、忠実にピークを越える。
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稜線上の道は、忠実にピークを越える。
障子ヶ岳の大岩壁が近づく。
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障子ヶ岳の大岩壁が近づく。
谷を見てみる。
大迫力の障子ヶ岳。
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大迫力の障子ヶ岳。
稜線の道は岩場を通ってはいない。
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稜線の道は岩場を通ってはいない。
登ってきた道。
山頂に近づくと、ちょっと穏やか、急登ではあるけどね。
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山頂に近づくと、ちょっと穏やか、急登ではあるけどね。
障子ヶ岳山頂標識。
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障子ヶ岳山頂標識。
障子ヶ岳から以東岳。
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障子ヶ岳から以東岳。
朝日主稜、狐穴小屋方面、寒江山かな。
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朝日主稜、狐穴小屋方面、寒江山かな。
朝日主稜、大朝日岳と左に小朝日岳、右に中岳、西朝日岳。
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朝日主稜、大朝日岳と左に小朝日岳、右に中岳、西朝日岳。
障子ヶ岳山頂から粟畑方面。
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障子ヶ岳山頂から粟畑方面。
障子ヶ岳山頂から。紫ナデから来た道。
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障子ヶ岳山頂から。紫ナデから来た道。
蔵王方面、雲が出ているが。
蔵王方面、雲が出ているが。
障子ヶ岳から下って来て、振り返る。
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障子ヶ岳から下って来て、振り返る。
行く手の稜線。
障子ヶ岳。こちらからも良い形。
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障子ヶ岳。こちらからも良い形。
月山の雲が取れてきた。
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月山の雲が取れてきた。
障子ヶ池の湿原から障子ヶ岳。
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障子ヶ池の湿原から障子ヶ岳。
障子ヶ岳と障子ヶ池。
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障子ヶ岳と障子ヶ池。
粟畑もかなりの登り返しだなー。
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粟畑もかなりの登り返しだなー。
障子ヶ岳南面の紅葉と月山。
障子ヶ岳南面の紅葉と月山。
粟畑近くから障子ヶ岳。
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粟畑近くから障子ヶ岳。
粟畑近くから障子ヶ岳。
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粟畑近くから障子ヶ岳。
粟畑近くから天狗小屋。
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粟畑近くから天狗小屋。
粟畑山頂付近。
粟畑から障子ヶ岳。
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粟畑から障子ヶ岳。
粟畑から月山。
粟畑下。ここから敷石ですな。
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粟畑下。ここから敷石ですな。
雨量計辺りから紅葉に囲まれた天狗小屋。
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雨量計辺りから紅葉に囲まれた天狗小屋。
雨量計辺りから障子ヶ岳。全容が見えるのはこの辺までかな。
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雨量計辺りから障子ヶ岳。全容が見えるのはこの辺までかな。
粟畑から降りてきた紅葉の道。左下は雨量計。
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粟畑から降りてきた紅葉の道。左下は雨量計。
標高1000m付近の紅葉。
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標高1000m付近の紅葉。
竜ヶ岳の紅葉。
紅葉の道を下る。
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紅葉の道を下る。
焼峰辺りからも障子ヶ岳の岩壁が見える。
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焼峰辺りからも障子ヶ岳の岩壁が見える。

感想

遅れた紅葉が進んできたのに、先週は天候不順で見送り。と言っている内に、八甲田、鳥海山、岩手山、月山は初冠雪。冬が近づいて来た。今年の山の紅葉の季節も案外短いな。今は標高1500〜1000m位かな。今週末は、東北は高圧帯に入っているんだが、土曜はあまり天気が良くなく、日曜の方が良さそうだ。今年の紅葉の季節に行きたいと思っていた障子ヶ岳周回に行って見ることにした。障子ヶ岳はユニークな山である。朝日連峰の中でも、東面が氷雪に磨かれた岩壁になっている険しい山容、それに紅葉がきれいだという点も有名である。

やはり、土曜の天気はあまり良くなかった。日曜の朝は、白石辺りや月山ICから大井沢までも霧だった。でも、晴れてくるはずである。南俣沢出合辺りでも道路周辺に10台以上の車が駐車していた。以前の駐車場は使えなくなっているそうだ。今日は林道奥の障子ヶ岳登山口の駐車場まで行った。ここも、6時前なのに、ギリギリだった。

車が一杯だったので、登山口が分からなかったが、看板の後ろで山道に入るのだった。山道を少し進むと、出合吹沢を渡渉する。水量は少なく、飛び石で問題なく渡れる。この登りは、大クビト手前の1196mピークまで、2か所ほど少し平坦になる所もあるのだが、それ以外は、標高差600mの急登の連続である。最初は眺望もほとんど無いが、850m付近になると、潅木の合間から粟畑から障子ヶ岳が見えてくる。更に登って1000m近くになると、眺望が開ける。時折、ザレのトラバースがあるのだが、滑らないように慎重に。1196mピークから大クビトまで、一旦下って、紫ナデまで標高差300mの登りである。途中、偽ピークもあり、最後も稜線上を行ってから最後の登りである。紫ナデからは、障子ヶ岳とその東面の岩壁の全容が見える。これは凄い山だなあ。以東岳も正面に迫力がある姿が見える。粟畑の向う側には、大朝日岳を中心とする主稜が見える。

紫ナデからの登山道は、左に大岩壁を見ながら、忠実に稜線上を行く。岩場ではなく、普通の登山道である。周囲は、終わりかけているが、紅葉の中を行く。岩壁も紅葉に彩られてきれい。途中1304mピークを越えて、障子ヶ岳への急登が始まる。最後は、稜線上を少し行って山頂に達する。紫ナデと同じ様に、以東岳から寒江山、大朝日岳までの主稜の眺望が良い。月山や葉山も晴れてきたようだ。

障子ヶ岳からは、2つ程小ピークを越えて、その後、障子ヶ池へ下って行く。障子ヶ岳は、こちら側からは、きれいな三角のピークとして見える。行く手の粟畑は案外大きく見える。かなりの登り返しである。粟畑に登り着くと、平坦になり紅葉に囲まれた天狗小屋が近くに見える。少し進むと、石畳が整備されている、今日は乾いていて滑り易くはない。雨量計辺りで休憩。ここからも障子ヶ岳のピラミッドの迫力ある姿が見える。この下山路は全体的には緩やかなのだが、その為、とにかく距離が長い。粟畑から駐車場まで8kmかー。途中若干の登りや短い急降もある。時計回りの周回だと登り易いかもしれないが、紫ナデからの下りが厄介なので、やはり、今回の周回の方がいいのかな。途中、竜ヶ岳水場を通るが、その後の竜ヶ岳のトラバース辺りも紅葉がきれいだった。

南俣沢出合からは、登山口まで20分ほど林道歩きで、駐車場まで戻った。今日は、ほぼ晴れ、気温も適度、風もなく、障子ヶ岳の岩壁と紅葉を楽しむことができた。端正な山容、絶壁を眺めながらの縦走路、これは東北屈指の名峰だよ。この所、長時間は歩いていなかったので、このルート、体力的にどうかと思っていたのだが、それ程苦労せずこなせたので、少し自信になったかな。今日出会った方は、同方向は、5組13人、反対廻りは2組3人だけだった。静かな紅葉の山だった。

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