熊野古道中辺路2(稲葉根王子〜滝尻王子)
- GPS
- 04:41
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 224m
- 下り
- 167m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は滝尻王子からバスで稲葉根王子まで戻り、近くに停めていた車で紀伊田辺まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどがアスファルトだが、のごし橋からしばらくは地道の坂道を歩く。この坂道は急で、石ころがゴロゴロして歩きにくい。 |
その他周辺情報 | 稲葉根王子そばにスーパーあり。 8:00から営業。 少し離れた場所にコンビニもあり。 滝尻王子のそばには土産屋あり。 ビールも売っていた。民宿も営業。荷物を次の宿泊所に送ることもしてくれるそうだ。 6:00から営業 |
写真
感想
富田川のせせらぎを聞きながら、のんびり歩けるコース。
広い河川敷の中を流れる川の水は信じられないほど透明度が高い。
川とその向こうに見える紀伊の山の連なりに自然の美しさを感じる。
同時に自然災害の傷跡も残り、紀伊の奥深い山々に降る雨水が下流に一気に押し寄せた時の怖さも想像できる。
今回の伝承は「清姫の母も蛇だったから、清姫も蛇になった」
▽清姫の墓 中辺路町真砂の富田川沿いにある。伝承ではこの地域で清姫が生まれ育ったとされる。少し長くなるが、説明板によると、清姫の父真砂の庄司藤原清重が散歩中に黒蛇に呑まれている白蛇を助けた。数日後、白蛇が化身した女が訪れ、清重と夫婦となり、清姫が生まれた。清姫13歳の時に奥州白河から熊野三山へ参拝の途中の安珍が立ち寄り宿としていた。この時、16歳の安珍はみめうるわしい清姫を見て「行末は我妻に」と語り、清姫も安珍を慕った。
ある夜、安珍は障子に映った蛇身の清姫を見て恐れ慄く。それとは知らぬ清姫は思い詰めて「早く奥州に連れて行って」と告白。
逃げたいと思う安珍は「熊野参拝が終われば必ず迎えに来る」とその場逃れを言って逃げ出した。
安珍が戻ってくるのを待ち続けた清姫だが、あまりに戻りが遅いので旅人に尋ねるとすでに立ち去ったあとで、捨てられたことがわかった。
怒った清姫は「生きてこの世で添えぬなら、死んで思いを遂げん」と富田川に身を投げた。その一念が怨霊となって道成寺まで蛇身となって追いかけ、安珍を追いかけて焼き殺したという。
時は延長6年(968)8月23日だった。
以上、解説板には、悲恋の物語として書かれていた
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する