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Yamareco

記録ID: 275118
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬

長峰山(日柳谷〜天狗塚〜関電巡視路)

2013年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:25
距離
7.5km
登り
806m
下り
797m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

篠原本町三丁目09:26-伯母野八景石碑09:48-長峰山取り付き09:54-ハイキング道合流10:02-伯母野山第二堰堤10:06
F1 10:17
F2 10:20
F3 10:23
F4 10:27
F5 10:29
F6 10:35
F7 10:39
F8 10:41
F9 10:43
F11 10:48
F12 10:52
牛乳タンク尾根合流 11:28
天狗塚 11:46-関電巡視路分岐11:58- 篠原本町三丁目12:51
天候 晴れ 10〜14℃
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
神戸市バス:篠原本町三丁目
コース状況/
危険箇所等
日柳谷の入り口にある伯母野山第二堰堤は高さ20mの巨大な堰堤でスリットを通過することも可能だが、中の段差が大きいのと水量が多いと濡れてしまうので左岸のコンクリートステップを高巻いた。ただこのコンクリートステップも上部は一段ずつの段差が背丈ほどもあり越えるのに苦労する。
その後は堰堤はなく大小12の次々と現れる滝群を越え、ガレた沢を行く。沢のガレは上流から運ばれたというより両岸からの落石が多く、今日遡行している途中にも常に落石の音が響いていた。どうも霜柱で浮いた石が気温の上昇とともに斜面から谷底へ転がっていたようだ。ヘルメットは必須アイテム。
神戸八景「伯母野山住宅街」の石碑。篠原本町3丁目バス停からここまで標高差約200mのアスファルト道を登る。今日は5月中旬の陽気。このあたりですでに汗だくになってしまった。それにしてもここのアプローチはつらい。
2013年03月09日 09:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/9 9:48
神戸八景「伯母野山住宅街」の石碑。篠原本町3丁目バス停からここまで標高差約200mのアスファルト道を登る。今日は5月中旬の陽気。このあたりですでに汗だくになってしまった。それにしてもここのアプローチはつらい。
公設の道標の左手の崖を登りショートカットする。ほんの数メートルだが掴むものがあまり無いのと土の崖なのでスタンスがとりづらく難儀する。
2013年03月09日 09:54撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/9 9:54
公設の道標の左手の崖を登りショートカットする。ほんの数メートルだが掴むものがあまり無いのと土の崖なのでスタンスがとりづらく難儀する。
5分ほど薄い踏み跡をつたうと、護国神社方面からのアプローチ道や関電巡視路や堰堤工事用道の三叉路に合流する。右の堰堤工事路を200mほど進む。すぐに左下に日柳谷が視界に入る。
2013年03月09日 10:02撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:02
5分ほど薄い踏み跡をつたうと、護国神社方面からのアプローチ道や関電巡視路や堰堤工事用道の三叉路に合流する。右の堰堤工事路を200mほど進む。すぐに左下に日柳谷が視界に入る。
伯母野山第二堰堤。高さ20mの巨大な堰堤がそびえる。真ん中にスリットがあるので通過できるが、スリット内部に高い段差が2段あって濡れてしまいそうなので巻くことにする(というかコンクリートステップがりっぱなので巻いてみたかったのが正直なところ)。
2013年03月09日 10:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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伯母野山第二堰堤。高さ20mの巨大な堰堤がそびえる。真ん中にスリットがあるので通過できるが、スリット内部に高い段差が2段あって濡れてしまいそうなので巻くことにする(というかコンクリートステップがりっぱなので巻いてみたかったのが正直なところ)。
堰堤左岸のコンクリートステップを高巻く。簡単に登れそうだったが、上に行けば行くほど段差が大きくなってきて、最後は背丈近くになるのでザックを背負って登るのは腕力がいる。一段登っては小休止といった具合。横の崖に踏み跡があったが、イバラなどの薮がひどいのでどっちもどっち。
2013年03月09日 10:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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堰堤左岸のコンクリートステップを高巻く。簡単に登れそうだったが、上に行けば行くほど段差が大きくなってきて、最後は背丈近くになるのでザックを背負って登るのは腕力がいる。一段登っては小休止といった具合。横の崖に踏み跡があったが、イバラなどの薮がひどいのでどっちもどっち。
やっと堰堤天端まで上がって来た。呼吸を整えて今度は下る。下りのコンクリートステップも結構段差があるのと、落石がたまっているので慎重に降りる。ここを越えればあとはもう堰堤はない。
2013年03月09日 10:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:11
やっと堰堤天端まで上がって来た。呼吸を整えて今度は下る。下りのコンクリートステップも結構段差があるのと、落石がたまっているので慎重に降りる。ここを越えればあとはもう堰堤はない。
入渓。ガレた渓流。歩きにくい。上流から流れて来たと言うより、両岸から崩れてきた感じだ。
2013年03月09日 10:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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入渓。ガレた渓流。歩きにくい。上流から流れて来たと言うより、両岸から崩れてきた感じだ。
すぐにF1 滝右を直登
2013年03月09日 10:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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すぐにF1 滝右を直登
F2 滝左を直登
2013年03月09日 10:20撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F2 滝左を直登
F3 滝左を巻く
2013年03月09日 10:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F3 滝左を巻く
F4 滝左を直登
2013年03月09日 10:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F4 滝左を直登
南向きで冬枯れなので明るい谷。荒れた谷もそれなりに絵になる。
2013年03月09日 10:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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南向きで冬枯れなので明るい谷。荒れた谷もそれなりに絵になる。
F5 滝右を直登。階段状になってるので登りやすい。
2013年03月09日 10:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F5 滝右を直登。階段状になってるので登りやすい。
F6 ゴルジュ様の谷のドン突きにある。左岸を高巻く。
2013年03月09日 10:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F6 ゴルジュ様の谷のドン突きにある。左岸を高巻く。
滝上部から振り返る。巻道は随分下流からついている。
2013年03月09日 10:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:36
滝上部から振り返る。巻道は随分下流からついている。
F7 滝左を直登。茶色のヌルヌルをできるだけ避けて登る。
2013年03月09日 10:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F7 滝左を直登。茶色のヌルヌルをできるだけ避けて登る。
F8 チムニー状の滝 ヌルヌルで足が突っ張れないので両手を突っ張って滝芯を登る。
2013年03月09日 10:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:41
F8 チムニー状の滝 ヌルヌルで足が突っ張れないので両手を突っ張って滝芯を登る。
F9 滝右を直登
2013年03月09日 10:43撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F9 滝右を直登
F10 滝右を直登
2013年03月09日 10:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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F10 滝右を直登
F11 水がほとんど無いので滝というより巨大な岩壁。20m近くある。できるだけ茶色の滑るところを避けて登る。
2013年03月09日 10:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:52
F11 水がほとんど無いので滝というより巨大な岩壁。20m近くある。できるだけ茶色の滑るところを避けて登る。
F11の上部。立ち木が無ければ登るをためらわれる。その立ち木も多くは立ち枯れているのでよく確かめながらよじ登る。
2013年03月09日 10:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:53
F11の上部。立ち木が無ければ登るをためらわれる。その立ち木も多くは立ち枯れているのでよく確かめながらよじ登る。
滝右の岩場を立ち木にを利用して高巻く。だんだん腕の筋肉が疲れ始めてきた。
2013年03月09日 10:54撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:54
滝右の岩場を立ち木にを利用して高巻く。だんだん腕の筋肉が疲れ始めてきた。
巻いた後、少し傾斜が緩くなった谷床を登る。四つ足で登るので腰が痛い。
2013年03月09日 10:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 10:58
巻いた後、少し傾斜が緩くなった谷床を登る。四つ足で登るので腰が痛い。
岩の谷が続く。谷の向こうから落石の音は頻繁に聞こえる。最初はイノシシかなあと思っていたがどうも不連続な位置関係なので落石と思われ。
2013年03月09日 11:00撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:00
岩の谷が続く。谷の向こうから落石の音は頻繁に聞こえる。最初はイノシシかなあと思っていたがどうも不連続な位置関係なので落石と思われ。
苔むしているので滑る。この辺りまで来るともう水は無い。
2013年03月09日 11:03撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:03
苔むしているので滑る。この辺りまで来るともう水は無い。
両岸は今にも崩れて来そうな脆い岩壁に囲まれている。どこかで常に落石や岩壁の崩壊がおきていいて、ザザーとかゴロゴロドスンとか音がしているので緊張する。ここを通過した後にドドーという比較的大きな崩落音がした。
2013年03月09日 11:03撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:03
両岸は今にも崩れて来そうな脆い岩壁に囲まれている。どこかで常に落石や岩壁の崩壊がおきていいて、ザザーとかゴロゴロドスンとか音がしているので緊張する。ここを通過した後にドドーという比較的大きな崩落音がした。
急な斜面を巻いて行く。立ち木につかまって体を引き上げて行く。腕がだんだんしびれてくる。
2013年03月09日 11:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:11
急な斜面を巻いて行く。立ち木につかまって体を引き上げて行く。腕がだんだんしびれてくる。
一旦谷に降りる。
2013年03月09日 11:13撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:13
一旦谷に降りる。
左方向に登りやすそうな枯れ沢があったので本谷を離れ尾根を目指す。標高差50mほどの落ち葉でフカフカの支沢を登る。登りやすそうといっても尾根への最後の突上げなのでかなりの急斜面。
2013年03月09日 11:20撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:20
左方向に登りやすそうな枯れ沢があったので本谷を離れ尾根を目指す。標高差50mほどの落ち葉でフカフカの支沢を登る。登りやすそうといっても尾根への最後の突上げなのでかなりの急斜面。
牛乳タンク尾根に出会う。想定よりかなり下に出た。もう少し本沢を詰めてもよかったかも。
2013年03月09日 11:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:28
牛乳タンク尾根に出会う。想定よりかなり下に出た。もう少し本沢を詰めてもよかったかも。
見るたびにボロッちくなっている。がこれを見るとなんだか安心する。
2013年03月09日 11:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:36
見るたびにボロッちくなっている。がこれを見るとなんだか安心する。
とりあえず天狗塚まで行って休憩。黄砂に霞む三ノ宮市街。
2013年03月09日 11:46撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:46
とりあえず天狗塚まで行って休憩。黄砂に霞む三ノ宮市街。
長峰のミヤコザサはなかなかキレイ。
2013年03月09日 11:54撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:54
長峰のミヤコザサはなかなかキレイ。
帰りは関電巡視路を下る。
2013年03月09日 11:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 11:58
帰りは関電巡視路を下る。
尾根途中の岩場の展望ポイント。霞んでいて大阪湾方面は何も見えない。
2013年03月09日 12:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 12:05
尾根途中の岩場の展望ポイント。霞んでいて大阪湾方面は何も見えない。
展望ポイントの岩場を振り返る。
2013年03月09日 12:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 12:06
展望ポイントの岩場を振り返る。
高圧線が通るところが伐採されているので数カ所展望できるとこがある。三ノ宮市街地がかろうじて見える。
2013年03月09日 12:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 12:23
高圧線が通るところが伐採されているので数カ所展望できるとこがある。三ノ宮市街地がかろうじて見える。
一周してきた。右が降りて来た関電巡視路。左が日柳谷。この後、篠原本町三丁目バス停まで下り帰途につく。
2013年03月09日 12:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/9 12:27
一周してきた。右が降りて来た関電巡視路。左が日柳谷。この後、篠原本町三丁目バス停まで下り帰途につく。
撮影機器:

感想

最初の伯母野山第二堰堤を超すと後は堰堤が無いのですっきりしているが、かなりのガレた沢なので歩きにくい。滝は水量が少なく迫力に欠けるが、2〜3分おきに次々と現れる。大半は直登できるが、剥離する岩や浮き石、そしてヌルヌル滑る岩肌が怖い。剥離する岩や浮き石を自分の足に落とさないよう注意が必要。

上流部は枯れ沢となり、両岸は脆い岩肌に囲まれる。適当に技量に応じて左右に逃げる。

今日は3月上旬だというのに初夏の様相で、半袖でもいいくらいの気温だったので汗だくでの遡行となった。

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