菰釣山〜高指山
- GPS
- 09:21
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 9:17
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは山中湖の1台で道の駅どうしまで戻りました。 |
その他周辺情報 | 紅椿の湯クーポン使用で950円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
食器
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
|
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感想
仲間がたててくれたプラン、でも甲相国境尾根を歩けるとのことで、参加しました。
まずは結果はかなり疲れました(^o^;)。。
登りでバテて、ノロノロ運転になりながらもお付き合いしてくれた仲間に感謝です。
朝の待ち合わせは5時半に山中湖、集合したらもう一人の待つ道の駅どうしへわたしの車で向かいました。
道の駅でトイレを済ませ、いざロングコースのはじまり。
はじめは舗装された道を登っていきます。
薄明るい山の向こうに富士山の白い頭が見えていたり、反対のお山が少しだけモルゲンになったり。
夜明け前の空気はひんやり冷たく、気持ちを引き締めてくれました。
小さな橋を渡ると、道はキャンプ場へ向かっていきます。
やがて未舗装になり、キャンプ場の先もゆるゆると同じ景色が続きました。
再び橋が見えてきて、これを渡ったところにはじめて「菰釣山」と書かれた標識を発見しました。
みんなで安堵したのは間違いありません。
その先から道がだんだん荒れていき、ピンクテープを目印に進んでいきました。
時々わからなくて、行きすぎる場面もありました。
ガレ場を越えると、今度は急登が待っています。
ジグザグに続く道に、すでに疲労がではじめてノロノロペース。
稜線が近づき、空の青が見えてくるとブナ沢乗越に到着しました。
ひんやりと冷たい空気をまとう稜線を進み、避難小屋で休憩しました。
小屋の中はきれいで、お泊まりできるくらいでした。
お菓子を食べて栄養補給。まだまだ続く道のりに気合いを入れます。
でも、わたしはかなり疲れていたので頭をよぎるのは菰釣山でのピストン下山。
みんなに迷惑をかけたくないな、との思いも強かったです。
小休止をすませたら、目の前に見える山のピークを目指し歩き出します。
はじめはゆるやかな稜線歩きから、ピークの手前で一気に登りました。
先を歩く仲間の歓声が響き、「富士山が見えるよー」とわたしへ声をかけてくれました。
登りきると、たしかに目の前に富士山\(^_^)/
雪の白もまぶしい神々しい姿に、ホレボレ。
寒波で空気が澄んでいることも、景色がよい理由なのかもしれません。
確実に寒いわけは、 ベンチにはった霜からもわかりました。
山頂標識は単独ではなく、方向指示標識と合わさっていました。
みんなで記念撮影。もちろん富士山をバックにも大量に写真を撮りました。
体力に自信のないわたしは、この先の縦走をあきらめようかな、とつぶやきました。
それを仲間たちは、「もう3分の一きてるから」「ここまで登ったらあとは下りてくだけだから」と、励ましてくれます。
そうこうしていると寒くて体が冷えてきたので、みんなの励ましに応えて進むことに決めました。
菰釣山から下る道は、霜で凍りつき滑りやすく危険ゾーンでした。慎重にくだります。
たしかに稜線歩きは急坂もなく、体は少し楽。
でも時々現れる登り返しが恐怖でした。
息を切らしながら登り返しをゆっくり進み、とりあえずお昼ごはんは油沢ノ頭で。
素敵なベンチがあったので、そこで昼食にしました。
バーナーでお湯を沸かしてもらい、クリームスープをいただきました。
それにしてもじっとしていると寒くて、ゆっくり落ち着くことはできませんでした。
次へ歩き出しながら、やっぱり登りが苦しくてノロノロ運転になりました。
そして石保土山に着く頃、今日はじめて他の登山者とすれ違いました。
なんと北海道からきていて、高尾から歩いてきているとのこと(*_*)。
もちろん先へ進んでも、すぐに追い抜かれてしまいました。
大棚の頭へは、わたしはお留守番にしました。
すでにノロノロ迷惑をかけているので、これ以上は体力を温存したかったのもあります。
山頂に登った仲間からは、景色はさほどと教えられて安堵しました。
この先は、山と高原の地図に「急坂」「鎖」とあり、緊張しました。
でも、そんなにキツい箇所もなく下り立ったのはススキがきれいな富士山ビュースポット(*´∀`)♪
いつの間にか近付いた山中湖も、キラキラと出迎えてくれました。
ここでは少し休憩をとります。
わたしは、疲れ具合からこの先へ進むかどうかを悩みました。
きれいな富士山を前に、少しは癒されている自分を感じました。
写真を撮りながら少し体を休められた気がします。
コマネチやらすすきの真似やら、ふざけたポーズでとりあったりもしました。
ベンチに座り、キャラメルも頬張ります。
仲間から「高指山まで20分、最後までいくぞー」と声をかけてもらいました。
気は重いですが、ザックを背負い歩き出します。
道は一度下り、鞍部からゆっくり登り返していきます。
ゆるやかなのでペースを落としてなんとか歩くことができました。
先をいく仲間から、「山頂だよー♪」との呼び掛けに、こちらも小走りで向かうと開けたススキの山に標識がたっていました。
もちろん、目の前には富士山どーんっ\(^_^)/
山中湖を正面に、夕日で少し逆光に輝く富士山の姿。ここまで歩いてきて、ほんとによかったです。
またまたしばらく写真を撮影。今日はずっと富士山と一緒でした。
自分でも久々によく歩いた一日だと、感動。
フィニッシュにこの景色は、自分へのご褒美になりました。
下山は素敵なススキの森を進み山中湖へ。
舗装道路に出たときには、ほっとしました。
山中湖へ車を取りに行くチームと、平野バス停に進むチームに別れ、そろそろトイレに行きたかったわたしは迷わずバス停方面へ。
だらだらと歩いた先にはきれいなトイレがあり、観光案内所で車を待たせてもらいました。
ほどなくお迎えの車と合流して、向かうは道の駅どうし。
感覚的には、15分くらい車に乗っていたと思います。
この距離を一日かけて歩いた自分がすごいなと思ってしまいました。
そのあとは道志道を東上し、温泉へ。
しっかりあたたまり、早めの夕食にそばとかき揚げをいただきました。
朝の暗いうちから歩き出したロングコース、すっかり夜闇の道志道を今度は運転して帰りました。
一緒に歩いてくれた仲間にも感謝の、疲れたけど達成感ある山行でした。
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