【動画】クライミング中のヘルメット動画確認&ATCシステム確認-熊本市岩野山

- GPS
- 04:16
- 距離
- 1.1km
- 登り
- 90m
- 下り
- 86m
天候 | 晴れ 現場は9時には陽が射してます |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り40分程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチ:落ち葉の堆積 課題 正面フェースの「残置Fixロープ、カラビナ」有効性確認:OK 正面フェースを上記残置Fixを使ってトップロープ時のロープエッジ岩擦れ対策の検証:OK ハンズフリー動画撮影アイディア確認:OK |
写真
調べました
http://www.aisan.co.jp/products/spiral-tube.html#haneswrap
パンラップスプリットハーネスラップ
PW50Fシリーズ
感想
前回Fixロープがあったので拝借してトップロープをセット。
トップロープ時のロープエッジの岩擦れ対策の検証。
その後、下から確保しながら登っては懸垂下降の繰返し。
ハンズフリー動画撮影の昨今のハンディーカメラのアイディアを具現化(まねしただけ!?、ま、そう言わないの!)したので懸垂下降をヘルメット動画で撮影した。
最初からギアを装備して現場へ向かう。
現場への道中、動画を撮影したが撮影している角度を確認しないまま撮影を続けたのであんまり使えないモノとなった、最後尾にYouTube添付。
現場は既に日が射していた、夏だったかは昼前に日が射していたと記憶するが。
で、正面フェースのトップロープするために左から巻いて登る。
現場でトップロープをセット中、下の現場にお年寄りお一人がザックを背負ってハイキングに見えた。
びっくりした、まさか一般ハイキングの人が来るとは!
下を見下ろすとおじいさんが「ひとり?」ってな具合に声を掛けてくださったので挨拶。
トップロープ用のFixロープを使わせてもらいザイルダウン。
ロープ保護のチューブを今回新しくテストしたが、結果良好!!
しかし、トップロープの場所から「スリリング!な」懸垂下降するには、最初にATCセットし、ある程度降りなければならず、岩角に保護チューブをしたいので難儀する。
難儀とは降りようとする順序を想像すると分かりやすいのだが、なんとかなるで挑んみましたが動画を見ると「あたふた」具合がわかる。
「クライミング」なのでもっとスマートにしなければ。
ザックを背負ったままATCを着けて降りる。
1.ATCガイドのHFM(ハイフリクションモード)、バックアップ有り
撮影の都度、カメラの角度を確認しなければならない、しかもトップ付近で確保中に。
カメラを落とさないようにヘルメットにもバックアップが必要か!?
2.ATCガイドのRFM(レギュラーフリクションモード)、バックアップ有り
3.ATC、バックアップ有り
4.ATCガイドのRFM、バックアップ無し
これらを数回撮影しては登り返し、靴を替え楽しんだ。
もっと確認が必要だが、結局は懸垂下降の降り始めでフリクションヒッチの「解除の度合い」(確保でがっちり決まってるのを少し解除するの『少し』がどの程度少しなのか!?!)が降りる工程中の容易さにつながるように思える。
次回の確認時には同じシステムで一度決まったフリクションヒッチの解除度合いも念頭にして1〜4を確認したいと思う。
〜〜文章追記20130415〜〜
フリクションヒッチの名称特記「クレイムハイスト」
上記記述は解除度の合いというよりも、フリクションヒッチの種類別の効き具合の効果が大きいのかもしれない。
クレイムハイスト>マッシャー
なので今度はマッシャーでテストしたい
これらは特定の条件(使うロープとロープスリングなどの直径・素材などの個々条件)によって異なるので、同様なシステムでも皆さんの状況で結果が異なるので、事前の確認が必要でしょう
〜〜〜〜
■懸垂下降でのATC効き具合比較
いろんなシステムの効果のほどを確認中
通しNo 撮影時刻 ABS時間 備考
01 08時56分 00分29秒 ザイルダウン!
02 09時24分 01分57秒 ATCガイド(HFM)でバックアップ有り
03 10時16分 03分25秒 ATCガイド(RFM)でバックアップ有り
04 10時57分 04分51秒 ATCでバックアップ有り
05 11時11分 06分20秒 ATCガイド(RFM)でバックアップ無し
今回ATCガイドを中心に確認したが、使いやすさはシステム云々よりフリクションヒッチのバックアップの効きが一番大事なのかもしれない。
「フリクションヒッチのバックアップの効き」とは最初にがっちり効かせたままで緩くしないままでは意味がないという意味。
04ATCをブタバナと呼んでますが間違いです。クライミングでは通称「ブアタバナ」は「ビレープレート(製品名?)」のことです
■壁を登り返しの動画
■20130413岩野山トップロープセット
ここから直接降りるのは確かに初回、びびるですね、この豪快さは!!
正確には左から降りたこともあるので2度目となります。
■岩野山のアプローチですが「こちらは見なくていいです」
新しいカメラセッティングで撮影最初はカメラの向きが下過ぎました。
ヘルメット固定の動画撮影システムの試作はまずまずだった、今後もうちょっとかっこよくしたいが、撮影は「結果」であるのでプロセス(固定治具)はそれほど重要(格好では)ではないよね。
追記:ロープ保護
http://www.aisan.co.jp/products/spiral-tube.html#haneswrap
パンラップスプリットハーネスラップ
PW50Fシリーズ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ついに頭にもカメラを付けましたか〜
イモトばりになって来ましたね〜
結構自分のためになるんですよ
後から思い出すときもそうだし、皆さんに説明するのもそうだし。
例えば現場でみんなに説明する時に動画を見てたら
「あ〜あの動画の意味はこれだったのか!」
的にもわかりやすい、事前に動画見て自分でやってみて納得、するとみんなの吸収も早いかなと
今度雨のときやって見たいんですけどね、、、
剱岳の八ツ峰の時は小雨だったけど、あれが本降りだったらと思うと事前に本降り経験しておかない、難易度/雰囲気がMaxのときに条件最悪って初めてづくしだったら。。。
私もATCガイド持ってるんで凄い参考になりました!
やっぱりレギラーぐらいでいいんですね!
そう思いつつ、本番の根子岳では試せなかったです( ・´ω・`)
ありがとうございます!
あのロープ保護良いですねー(^_^;)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する