鼻水も吹き飛ぶ強風の岩木山・弥生ソロBC(スノーボード)
コースタイム
天候 | 見事なまでに晴れ 山頂は南西の強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
雪が多く、固い盤面に新雪が積もっているので、雪崩跡が多めです。特に狭い沢に入るとすごいです。大斜面は目に見えて危険箇所は無かったです。今後の気温と積雪の状況に注意が必要。 2013.4.18現在 大沢上部1400m近辺で約30mの亀裂が目視で確認できているとのこと。入山自粛要請がでました。 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130418083557.asp?rss=20130418 |
写真
感想
週間予報をみて、日曜のロングが厳しそうだったので、土曜にロングを決行することに。思いつきで岩木山へ。
いままで、弥生のルートは4〜5回くらい滑って来ましたが
スカイラインも開通してない今時期、下の林檎畑のほうからハイクすんのは初でございます。
事前にルートを下調べすると、山頂まで直線距離で5km・・・。
とてもじゃないけど山頂はさすがに・・・(;・∀・)
岳からのハイクは何度か経験はありましたが、それでもけっこう時間かかるし、正直弥生のルートは余裕もって5時間は登る時間見てました。
でもピークハントが目的ではなく、大黒沢の大斜面が頂ければ自分はそれで満足だったので、巌鬼岩までが目標。
尾根歩きは順調に進む。途中の木々に春を見つけて、写真に収めた。
疎林にでたところで、面ツルゾーン。新雪だし。テンション上がる。
しかし森林限界。急斜面に吹き荒ぶ強風。板を背中に背負ってるので煽られまくる。アイゼンの歯を必死に氷に食い込ませる。
で、どうにかこうにか岩陰にて、風をしのぐスペースを発見☆
強風の中でランチ。でも、景色最高すぎる!!!
その後、ちょっとは上まで行けるか試みたけど、強風すぐるしクラスト気味のアイスで足をとられるし、諦めてここで滑走開始することに。
大黒沢のスーパーすぎるパイプを、サイドからドロップインしました〜。
至福です!!足をとられることなく、スピード感半端無く滑ります。
この青と白のコントラストのなかに、ちっぽけな自分がひとり。
ここにいる自分は自分だけど、自分じゃないような、フワフワした間隔。
何度も何度も振り返る。夏には見れなくなるこの景色を。
沢が狭くなるあたりで、若干モナカ。エッジを掴まれて2回くらいすっ転ぶ・・・。
そのあと、沢の南は雪崩跡満載。なるべく左岸に寄るように滑降。
徐々にザラメ。スピード落ちない。ポール不要。いいぞいいぞ♪
(きっと春用のHEIWAXのおかげだ!)
途中の沢渡渉の小上がりで板外した以外は、ゴールの車置き場まで、板を履いたままで到着。
雪崩にも怪我にも気をつけたので無事に終了☆
毎年何度かはソロ山行いくようになってきて、経験値ちょっとずつあげるようにしてます。
単独のいいところ、マイペースでいける。
こわいところ、すべての決断が良くも悪くも自分にはね返ってくる。
登りのログ。(下りルートはスマホ不具合でログとれてませんが、ほぼ登りの真北の沢沿い)
登り4時間〜下り30分だった。
反省点は、いろいろ。ルートどりは問題はなかったけれど、ペース配分が!
飲む水が、足りなくなりました。500mlペット2本が見事空っぽに。
あと、アイゼンなら、シューより足取り軽くいけると思ったけれど、途中で足が痛くなった。アイゼンのストラップ締めすぎ。
すべてひっくるめて、勉強。自分はまだまだ、修行が足りません。
でも最高の経験が、またひとつ増えたのは大きな収穫!!
ソロBC気持ちいいですね!
単独だと、良くも悪くも自分に全て跳ね返ってきますよね!
私もまだまだへなちょこですが、yochinさんの様に向上心持って、山に行きたいです(^.^)
こんにちは!
ソロBCのときは常に、山への畏れを抱きつつ登ってます。
ヘタレゆえに、これまで山頂まで行けたのは高田大岳くらい・・・実はソロのときの登頂成効率はかなり低いんです(-_-;)
地図読みの練習(自己流)とか地形の見極め方とか装備の使い方・歩き方…毎回お勉強です。
ソロのときは登りの時にはゆったりと風景を見る余裕もあったり、無事に終えたあとの爽快感は半端ないですね!!
でも確かに安全面を考慮したら、複数のほうがメリットは大きいとは思います。
こんど機会があれば、この楽しさを共有しましょう
沢ライン楽しそう!!
冬山は、下山に時間がかからないのもいいよね。
まぁ、時間たっぷりかけて滑りたいとこだけど(;´Д`)
お岩木山の大黒沢は、年にいちどくらいは行ったほうがええで!
イメージとしては高田大岳をもっと壮大にしたような感じだけど、なんといいますか、パンドラの箱のような、ちょっとしたスリルを感じる斜面だよー
時間かけて滑りたいけど、斜度がそうはさせてくれないのだよ・・・
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