秘境「赤西山」から県境を歩き「波佐利山」＜周回コース＞

2013年04月23日(火) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 7.6km
• 登り: 769m
• 下り: 762m

コースタイム

9:00赤西林道駐車地点→10:21赤西山(1,202m)→11:33大ボウシ分岐→11:51
波佐利山(1,192m)→12:10林道分岐→12:33赤西渓谷→12:37源流標識→12:48
出合橋跡→13:02駐車地点　所要時間　約4時間　歩行距離　約7.6Km

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道29号線山崎IC→北上→原不動の滝左折→橋を渡ってすぐ右折→赤西林道を経て
赤西渓谷最奥へ　先代杉の先に橋有り渡ってすぐの所に駐車

コース状況／危険箇所等

先日、体調不良で行けなかった　宍粟の秘境鳥取県境にある通称「赤西山(1,202
m)」へ一人繰り出した。
長い、赤西林道を最奥まで詰めると、知る人ぞ知る赤西の巨樹巨木「先代杉」が
左手に見える。まず、挨拶がてら寄って行こう。先代杉から少し行くと橋があり
、渡ってすぐのスペースに駐車。左手の斜面を登り、森林鉄道跡へ出る。
どこから登ってもたどり着ける筈。赤西山までは、尾根を外さないように進む。
途中から、黄色のテープが目印になる。赤西山の手前で、三室山、波佐利山が左
右に見える。枯れた笹薮を進むと頂上へ出る。三角点や山名標識はないが、素敵
な場所だ。あとは、稜線沿いに分水嶺を北上すると「大ボウシ分岐」へ出るので
、右折する感じで鞍部へ下る。
登り返すと「波佐利山(1,192m)」、主登山路から赤西渓谷へ下る分岐点(P1122の
先)に注意しながら谷への急坂を下る。赤西林道を経て、起点へ戻る。
危険箇所はないが、明確な登山路ではないのでGPSなど持参の方が安心だろう。

写真

4/23 8:39

まず山へ向かう前にご挨拶

4/23 15:50

赤西の名物先代杉いつまで
も保存されれば良いが

4/23 8:56

駐車地点からすぐ左手の
斜面に取り付く

4/23 9:17

山行中唯一の花「タムシバ」

4/23 9:50

コナラ林の尾根を詰める

4/23 10:09

頂上直下景観がガラリと
変わってきた

4/23 10:10

三室山(1,358m)の北面

4/23 10:13

波佐利山方面（北側)

4/23 10:21

杉やブナの巨木がある頂上

4/23 10:22

明るい頂上

4/23 10:24

頂上の南の端へ三室山への
鞍部が見渡せる

4/23 10:49

赤西山(1,202m)を振り返る
姿の良い山である

4/23 11:09

県境の分水嶺を歩く

4/23 11:16

先日の残雪が

4/23 11:20

鳥取県側若桜の集落が見え
る

4/23 11:33

大ボウシの分岐点で
軽い食事休憩

4/23 11:51

しそう50名山「波佐利山」
ここまでくればもう安心

4/23 12:07

P1122標識

4/23 12:10

主登山路からの分岐点
ここを右折し急坂を下る

4/23 12:19

下山途中にある「人面杉」

4/23 12:33

せせらぎの音が大きく
赤西渓谷に下りる

4/23 12:37

源流碑

4/23 12:48

落ちた橋の跡　渡渉します

4/23 13:01

角を曲がると駐車地点

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

finecloud

県内の山にも、まだ秘境と呼べる所が何箇所かある。本日は、そんな場所
「赤西山」から県境を「波佐利山」へとつないでみた。夏場は、なかなか薮が
すごくて行けない所でもある。そんな心配な笹薮は、今は枯れて手でもポキポキ
折れ、簡単に通れる。雪もなく、一番歩きやすい時期かもしれない。
波佐利山の南面コースは、以前にガイドクラブで登っていたので、赤西山までの
取り付きが少し不安だったが、尾根に乗ると迷わず進めたが、手元にGPSがない
と不安だっただろう。県境歩きは、多少のアップダウンはあるが、目標が明快で
そんなに戸惑うことはない。ポイントの「大ボウシ分岐」を、外さなければ、
自然と「波佐利山」へたどり着ける。
長年、行きたかった山域で、周回できて、大満足。帰りは、楓香荘の温泉で汗を
流して帰った。天気はイマイチだったが、充実の一日であった。