有明山 松川ルートに跳ね返される

2013年05月09日(木) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,019m
• 下り: 1,019m

コースタイム

駐車地6:55-8:30不動滝8:45-10:40稜線合流点10:50-11:30撤退地点12:30-15:40駐車地

天候

快晴　
松本で30℃に達した夏日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦間川沿いの林道最終地点の登山口に登山者用駐車場が有りますが、途中荒れてる区間があったので、途中の広場の様な場所から少し上がった路側帯に駐車しました

トイレは馬羅尾キャンプ場のを利用させてもらいました

コース状況／危険箇所等

登山口〜不動滝　馬羅尾沢沿いの道、渡渉が5〜6回ありますが平水時ならそれほど難しくないと思います　赤テープ、マーキングが過保護なほど有ります

不動滝〜稜線合流点　登り始めてしばらくすると残雪が有り、道不明瞭な部分多数(雪が融ければ問題無いと思われます)、また設置ロープ、ハシゴも埋もれているので急登を自力で登る必要があります　馬羅尾沢から一転赤テープ少ない

合流点〜撤退地点　急登と残雪が続き、危険箇所もあります

登山ポストは見当たりませんでした

下山後は「温泉健康館穂高ヘルスハウス」で汗を流しました　地味目な施設ですがいいお湯でした￥400

写真

5/9 6:05

車中泊した場所から有明山の頭が見えてました

5/9 7:09

林道終点の登山口からしばらく行った所の看板

5/9 7:57

橋はこれだけで、あとは飛び石で渡渉

5/9 8:17

何の木だろ？

5/9 8:31

不動滝　大きくはないけど形がイイ
右の草が生えてるあたりを登ります

5/9 8:53

滝を越えて少し行くと沢を離れ山に取り付きます

5/9 9:05

ショウジョウバカマとバイカオウレン

5/9 9:59

残雪が出てきました　急登が続きます

5/9 10:28

ハシゴやロープが埋まっているので道が分かりにくく、しばし彷徨い心が折れかけます

5/9 10:42

汗だくでなんとかかんとか稜線合流点
この時点でかなりの疲労度

5/9 11:00

「カニの横ばい」だそうです

5/9 11:18

稜線は雪無いんじゃないか、と希望的観測を持っていたのに急登残雪また急登
危なっかしいトラバースもあり何度か引き返そうかと

5/9 11:20

餓鬼岳？
天気がいいのは嬉しいけど今日はやたらと暑い、水の消費が早く最後までもつかな

5/9 11:31

雪の壁　途中まで登ったら更に上が雪でブロックされてて万事休し撤退決定！
悔しくもちょっとホッとし気分

5/9 12:13

爺ヶ岳？
昼飯喰って下山開始

5/9 13:27

下りも急なんでなかなかペースが上がらない

5/9 14:02

緩んだ雪で靴の外も中もグチョグチョ

5/9 14:02

名前は馬羅尾沢とちょっとHっぽいですが明るい沢です　

5/9 14:21

瑞々しいコケと花

5/9 14:52

あがりこサワラ？

5/9 15:24

広葉樹も多く、気分が浮き立ってくるような沢沿いの道

5/9 15:28

朝は咲いていなかった

5/9 16:27

下山後、穂高温泉へ向かう途中
リンゴ畑の白い花と有明山

5/9 18:12

畑の花と常念〜蝶の稜線

撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

感想

lowrider

世間とズレたGW2日目は有明山へ行きました　燕さんからの下山時や、麓の安曇野から、ミニ富士山のような山容で目立つ山です

1日目の常念は随分前から決めていたのですが、2日目の山がなかなか決まらず、唐松岳と有明山を候補にして、常念から降りてからもどっちにするか迷っていたんですが、調べたら唐松のロープウェイがGW後はしばらく動かさないようなので、雑誌『岳人』で紹介されてなかなか面白そうだった有明山に決定

9〜10時間の行程だけど、常念よりキツいって事は無いだろ、とタカを括っていたら、ものの見事に「ナメんじゃねえ」と跳ね返されてしまいました　GW中に人が入っていれば、違う結果だったかもしれませんが、踏み跡のない残雪に難儀しました

山頂を踏めなかったのは心残りですが、明るく気分のイイ馬羅尾沢、ルートファインディングの山腹、登り甲斐のある稜線、可愛いリスとの遭遇など、キツいながらも充実した山歩きになりました

もし近々このルートで登ろうと思っている方が居たら、雪が融けるまでもうちょっと待つことをお勧めします